これを意識するだけで良い!一次面接の受かるための重要なステップ

CONTENTS

就活における一次面接の特徴とは?

通過率はどのくらいか?

面接官はどんな層の人?

見ているのはどんなポイント?

一次面接で聞かれやすい質問例

「自己紹介(自己PR)をしてください」

「志望理由(志望動機)はなんですか?」

「学生時代頑張ったことは何ですか?」

「あなたの長所と短所は何ですか?」

「あなたから弊社に聞きたいことはありますか?」

一次面接に受かるには?~質問対策以外にできること~

はじめての面接でよくある質問

Q1.逆質問はするべき?

Q2.結果はいつ分かる?

Q3.お礼のメールは必要?

Q4.予定より早く終わったのは不合格?

まとめ

面接官と初めて顔合わせをしての一次面接、面接慣れしていないと緊張がつきものです。二次・三次面接に向けて一次面接に受かるためのステップをまとめました。


ずばり今回のポイントは〈誰に〉〈何を〉〈どんな風に〉つたえるかということです。


これらのポイントを意識することで、面接に対する対応力や順応力を着実に身につけることができます。本記事では一次面接に受かるためのノウハウをポイントベースで解説していきます。


就活における一次面接の特徴とは?


通過率はどのくらいか?

おおよそ50%、約半分の人間が一次試験を通過するようです。ネガティブチェック的にバッサリと志望者を絞るという企業もありますし、人気企業になればなるほど一次試験は足きりの要素が強くなるため通過率は低くなります。そのため、志望度の高い企業であれば一次面接でも気を抜かずに準備をすることが大切です。


面接官はどんな層の人?

採用担当もしくは配属予定部署の担当者が一次面接を担うことが多いです。最終面接での経営者層・役員との面接につなぐために人材の適性を見極めることを目的に面接を行っています。ここでいう人材の適性とは何か秀でているものを見極めるというよりは一般的な受け答えができるか、極度の緊張していないかなどがみられますので落ち着いて面接に臨みましょう。


見ているのはどんなポイント?

この人(就活生)が自分の会社に入って働いたときのイメージがつくかどうか、この一点が合否の基準になります。


一次面接ではまず第一印象として、企業の人材として通用するかどうかを簡単にみています。例えば服装や言葉遣いなど、それぞれの場面で適した振る舞いができるかどうかなどは非常に重要な観点と言えるでしょう。


加えて志望度についても一次面接の段階からも評価されています。志望動機がしっかりと考えられ伝えることができるかということや志望者自身の将来の方向性と企業の方向性がマッチするかどうかなどが主な評価ポイントです。


一次面接で聞かれやすい質問例



次に一時面接で良く聞かれる質問例とそれから見られているポイントについてご紹介していきます。まずは以下の表を確認して全体的に自分の想定していた質問かどうか比較してみましょう。


  
質問 見ているポイント
自己紹介をしてください 服装や言葉遣い、話の構成能力があるか
志望動機はなんですか? ビジョンの共有、企業研究の度合いのチェック
学生時代頑張ったことは何ですか? 志望者の興味分野、普段の姿勢
あなたの長所と短所は何ですか? 志望者の性格や入社後の役割想定
あなたから弊社に聞きたいことはありますか? 志望度の確認、予備知識の有無


1次面接では主に以上のような質問がなされますが、「他にも聞かれる可能性のある質問を知っておきたい」という方は以下の関連ページも参考にしてみてください!

これだけは押さえる!就活面接でよく聞かれる質問とコツ【厳選20問】


「自己紹介(自己PR)をしてください」

意図:話の構成能力があるか

→導入はとても大雑把に聞いてくる面接官がほとんどです。面接官は経歴を知りたいという大義名分で聞いてくる質問ですが、その真意は文章構成力を見ることにあります。大きな枠のなかでどのように話を展開し、面接官の興味を引くことができるのかが重要なポイントです。以下の記事を参考にしながらスムーズに受け答えができるように準備しましょう。


【新卒面接対策】面接をスムーズにする自己紹介のコツ

【新卒向け】具体例から分析する相手を頷かせる自己PRのポイント


「志望理由(志望動機)はなんですか?」

意図①:ビジョンの共有

→会社側の強みとするポイントと志望者側の理由が合致しているかが重要です。志望理由を答える際にはアウトプットの仕方に気をつけましょう。


【新卒就活向け】採用担当者に伝わるES・履歴書の志望動機の書き方

志望動機が思いつかない…?就活生が見落としがちなポイント解説


意図②:企業研究の度合いを測るため

→自社に入るためにどの程度準備をしたのか。人気企業であればあるほど下調べの有無の差は面接官に映りやすいものです。志望者の熱心さを見る目的があります。


「学生時代頑張ったことは何ですか?」

意図①:学生をより深く知る

学生自身がなにに情熱を持って取り組んできたのかを問うことでその人の性格や集中力など様々なことが分かります。例えば企業に入った後に円滑に社内外でコミュニケーションが取れるかどうかということも重要な素質の一つですし、この質問に対してしっかり応えることがアピールにつながります。


以下の記事ではES等も含めてどのように「学生時代に力を入れたこと」についてストーリーを組み立てるべきかということについて紹介していますのでぜひご覧ください。


【例文・解説あり】ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の書き方とポイント!

学生時代頑張ったことがないときはどうする?効果的な見つけ方解説


「あなたの長所と短所は何ですか?」

意図:アウトプットの仕方がみたい

→長所と短所は裏表の関係で、長所が短所になることもあれば、短所が長所になることが往々にしてあります。では何故この質問を行うのか。意図としてあることは志望者のアウトプットの方向性を調べるためです。


あるできごとの解釈は十人十色ですが、企業には企業それぞれの色があります。解釈の方向性が企業の方針と揃わない新人と共に働きたいと思う社員がいるでしょうか?その意図を汲んだうえで回答を考えると一次面接突破のキーになるでしょう。以下の記事を参考にしつつ、自分の強みをアピールしていきましょう。


【就活】自分の長所・短所はどう伝える?言い換えのコツ・具体例つき

自己分析で「長所がない」と思ったときの簡単な見つけ方


「あなたから弊社に聞きたいことはありますか?」

意図:志望度合いを測る

本当にいきたい企業であれば企業研究を重ねる中で聞きたいことが自ずと出てくるでしょう。そのような熱意のある志望者は企業からすれば歓迎ですからこのような質問をする場合があります。


以下の記事で好印象な逆質問を行うコツについて紹介していますので合わせて読んで対策してみてください。


【新卒向け】好印象な面接の逆質問例とありきたりにしないコツ解説


一次面接に受かるには?~質問対策以外にできること~



ここまで一次面接の内容面にフォーカスしてきましたが、身もふたもない話、内容の充実度より印象の良さの方が重視されている傾向にあります(著者経験談)。そのため、一次面接で意識してほしいこと、それは「おどおど話さない、明るく、笑顔で」になります。


というのも一次面接の構造上仕方がないのです。多くの応募者と対面する面接官からすると、「快活さ・明るさ・ぱっと見の印象」は足きりに必要な基準として楽に設定できるからです。特に現場社員は、人事のプロではないため印象に左右されることがあります。


くだらないと思われるかもしれませんが、企業も人である以上完璧な合格基準があるわけではありません。理解を示したうえで就職活動を進めると合否の結果に一喜一憂することもなくなるでしょう。


好印象を与えるには当然準備が欠かせません。質問に対しての対策ももちろん重要ですが、例えば身だしなみを整えることも非常に重要なのです。ネクタイが曲がっていたり、靴が汚れていれば第一印象は悪くなってしまいます。忘れ物をして相手に迷惑をかけたり、緊張感がない様子で他の志望者とだらだらとおしゃべりするなど面接対応以外にも態度自体を改善できると印象をグッとよくすることができます。


はじめての面接でよくある質問


Q1.逆質問はするべき?

質問する理由に志望者の仮説を盛り込めるならするべきです。


例「~~の理由は~~と推測したのですが実際はどうなのでしょうか」


好印象な逆質問はその企業のことをより深く知ろうとする質問です。ありきたりな質問であっても聞き方を工夫してしっかりと情報を集めていきましょう。


【新卒向け】好印象な面接の逆質問例とありきたりにしないコツ解説

Q2.結果はいつ分かる?

 

ほとんどの場合、採用担当もしくは採用マイページなどから面接後に案内がありますが、3~7日以内に届くことが多いです。早くて「その場合格」や当日に連絡があります。


仮に合否連絡が来ない場合やわからないときの対処法については以下のページを参考にしてみてください。


就活の合否連絡はいつくるのか?


Q3.お礼のメールは必要?

個別で送る必要はありません。また、メールがなかったから印象に残らないということもないです。


次回の選考案内があった際に、返信に添えるのが自然です。以下の記事では就活の様々な場面で使えるメールの書き方について紹介していますので活用してみてください!


【例文紹介】就活メールのいろは|基本的な書き方や送信マナーを紹介


Q4.予定より早く終わったのは不合格?

特に気にする必要はありません。面接時間は人によってまちまちです。心配な方は以下の記事も参考にするとよいでしょう。


すぐ終わる面接には理由がある。早く終わる=落ちる説はウソ?本当?


まとめ



一次面接は応募者が多い分、合否がすぐに決まります。だからこそ、伝える内容も大事ではあるものの、話し方や表情といった”印象”に大きな影響力があることは否めません。一次面接突破のコツは〈誰に〉〈何を〉〈どんな風に〉つたえるかということです。


〈誰に〉=大量の志望者をさばかないといけない人事・配属予定部門担当者に
〈何を〉=入社後一緒に働いているようなイメージを
〈どんな風に〉=快活に、明るく、笑顔で!


以上のことを肝に銘じて、一次面接を突破していきましょう。


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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