就活は何月に始めて、いつ終わる?開始時期ごとの解説と短期で終わらせるコツ3選

CONTENTS

採用のスタート時期:いつから就活をはじめるか?

第1陣:インターンからの採用

第2陣:3月前にベンチャー企業や中小企業が先行スタート

第3陣:3月からの本エントリー

第4陣:夏以降の後期採用

就活が終わるのはいつ?:内定率でみる終了時期

3月段階での内定率は12.7%

6月末には4人に3人が内定

夏以降も後期採用は活発にやっている

22卒対象の採用活動終了時期は二極化のおそれあり

就活が終わるのはいつ?:開始時期で見る終了時期

平均的な就活期間は「1年」

焦り始めたほうがいい時期は?

就活期間を短くするコツ3選

①目標を立てて、中だるみを防止

②選考ステップの短い企業を優先的に受ける

③業界・職種を絞ってみる

まとめ

「就活ってどれくらいで終わるのだろう?」と考えたことはありませんか?


ひとことでいうと「人それぞれ」ですが、一般的に多い終了時期はいつなのか、 それによってどれくらいからスタートすべきなのかなど、参考になる情報をお届けします。 


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※新型コロナウイルスで、2022年卒業予定の就職活動は例年と比べて後ろ倒しになる可能性があります。新卒事業を行う企業視点の予測も載せていますので、確認ください。


就活っていつから?学生なら知っておきたいベストな開始時期


採用のスタート時期:いつから就活をはじめるか?



近年はインターンからの採用が増えており、就活開始時期は早まっています。


夏・冬のインターン応募から就活を始める人が多く、 20卒の場合1月から始めたという人は多少出遅れたのかなという印象です。 


また、21卒以降は通年採用の流れが強まり、スタート時期は大学3年次の夏からなどさらに早まってゆくでしょう。

 

第1陣:インターンからの採用

まずはインターン(夏・冬)に参加した学生からの採用が始まります。


外資系企業やベンチャー企業を含めば、早いところで3年生の9月、10月からになります。


冬インターンであれば参加後すぐに選考に案内される可能性が高く、1月、2月から始まるところが多いです。


第2陣:3月前にベンチャー企業や中小企業が先行スタート

一足先にベンチャーを含む中小企業の募集が始まります。


インターンの有無に関係なく本選考に応募することができます。早めの選考なので内定まで2,3か月の場合が多いです。


第3陣:3月からの本エントリー

現時点では3月に解禁となり、すべての企業が募集を始めます。就職活動が本格化する時期がここといえるでしょう。


第4陣:夏以降の後期採用

多くの学生が6月で就活を終えますが、留学組を含めて夏以降も採用活動は続きます。


大手企業も追加募集をしている場合があり、確認が必要です。


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就活が終わるのはいつ?:内定率でみる終了時期



(出典:2020年卒マイナビ大学生内定率調査)


『2020年卒マイナビ大学生内定率調査』によると、全体における6月の内々定率は74.4%です。


また「内々定先に満足したので就活を終了する(終了している)」と答えた人は6月の時点で62.8%というデータがあります。


これらを踏まえると半数以上が6月までに就職先を決定し、就職活動を終了しているということがわかります。


また複数内定後、6月の大手企業の結果で1つに絞る傾向があるともみれます。


参照:「2020年卒マイナビ大学生内定率調査」
https://saponet.mynavi.jp/wp/wp-content/uploads/2019/07/naiteiritu20190704.pdf

3月段階での内定率は12.7%

この段階では内定をもらった学生が10人に1人いるぐらいです。この後もしばらく他企業の選考を受ける人が多く、3月で終わる人は稀だと考えてよいでしょう。


6月末には4人に3人が内定

20卒は6月末時点で74.4%が内定を得ており、面接解禁となる6月1日から1か月以内で就活を終える人が大多数と言えます。


夏以降も後期採用は活発にやっている

8月、9月になっても就活をする人は一定数います


満足していない場合や内定を得ていない人などが就活を続ける傾向にあります。


さらにいくと、数は大幅に減るものの3月近くまで就活をする人は存在し、内定率がじわじわと伸びていきます。


22卒対象の採用活動終了時期は二極化のおそれあり

結論からいうと、22卒の就活終了時期は早まる人と遅くなる人の二極化になる可能性が高いです。


最新の情報を掲載している就職みらい研究所「就職プロセス調査 (2021年卒)『2020年4月1日時点 内定状況』」によると、去年の内定率から9.8ポイント上昇しています。


この数字は明らかに昨今の就活の早期化の影響も出ていることがうかがえます。


その一方で、株式会社ディスコによる調査「新型コロナウイルス感染拡大による採用活動への影響」では、約半数が採用活動を一部見合わせているという回答結果があるようです。


これらいえることは、採用活動のWEB化に上手く取り組めた企業は例年通りのスケジュールで採用を終了する可能性が高いということです。


とはいえ逆に企業規模や知名度にかかわらず採用プロセスが上手くいっていない企業は夏以降の採用も活発になるため、焦る必要はありません。


22卒の就活生は夏以降も優良企業が存在するということを念頭に置いて、例年通りのスケジュールで動くことが望ましいでしょう。


参照:「就職プロセス調査 (2021年卒)『2020年4月1日時点 内定状況』」
https://data.recruitcareer.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/naitei_21s-20200414.pdf
参照:「新型コロナウイルス感染拡大による採用活動への影響」
https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/kigyou.sokuhou_202003.pdf

就活が終わるのはいつ?:開始時期で見る終了時期



就活期間・焦り始めた方がいい時期を解説していきます!


平均的な就活期間は「1年」

66.7%が2月以前にインターンシップを経験しています(マイナビ調査)。つまりインターンが集中的に募集される夏から冬にかけて就活を始める人が多いということです。


そこから6月に就活を終えることを目標としたら大体1年の活動期間になります。


焦り始めたほうがいい時期は?

それまで就活をしていなかった人が焦り出すのは「年末年始」です。このあたりから外資や中小企業の面接が開始し、友人が内定を持ち始めます。


実は筆者も焦りまくった一人でした。3年冬に部活を引退してふと周りを見れば就活一色、絶望的な気持ちになったのを覚えています。


皆さんも、「やばい!すぐ始めなければ」となった場合は以下の手順をおすすめします!


  • ①合同説明会で効率よく企業情報を得る(30社から50社くらい大まかに知る)
  • ②面接を1回受けて対策を始める(就活エージェントで企業を紹介してもらった)
  • ③自己分析(もう時間がないので友人やキャリアセンターの手を借りて最速で)

出遅れたと気が付いた瞬間はかなり焦りますが、そこから効率的にやるべきことをこなせば1か月程度でインターン組に追いつき、その場合は平均より短く半年の活動期間です。


しかし準備が進まず後期採用まで延びた場合はやはり「1年」というのが一つの目安になりそうです。

 

というのも面接や自己分析に慣れるまでに時間がかかり、失敗を繰り返してコツを掴んでいく学生が多いため、開始時期に関わらずある程度の期間が必要なのです。


就活期間を短くするコツ3選



納得できる内定を得るためにはおよそ半年から1年間ほどの活動期間を要するということを前述しました。


ただそうはいっても「できるだけ効率的に就職活動を行いたい」、「早めに内定をもらって解放されたい」と考える人は多いはず。今回はそんな人に覚えておいてほしい3つのコツを解説します。


①目標を立てて、中だるみを防止

インターンも含めて早めに活動している真面目な人ほど陥りやすいのが「終わりどころを見失う」、「やる気が続かない」といった問題です。


「内定は3社もらった時点で終わる」「3月から始め8月には終わる」「インターンに参加して5月までには決定する」など、おおまかな目標を立てておくことが就活をだらだらと長期化させないコツです。


ただ、長引くことが悪いわけではありません。自分の気持ちと向き合い満足のいく就活ができた時点で終了する決意をもつべきでしょう。


目標に合わせて逆算し、スケジュールを立てればある程度想定した流れで就活を終えることができます。


②選考ステップの短い企業を優先的に受ける

とりあえず1つ内定が欲しい人、選考の場数を踏みたい人にはおすすめなのが選考回数の少ない企業を受けることです。


合同説明会では例えば「体育会系1次面接免除」などの企業が参加したり、就活エージェントの面談に参加すると企業紹介を受けられる場合があります。


しかしこの場合は、ただ就活を終えることをゴールにするのではなく本当に行きたい企業なのかをしっかり見極めることが大切になります。


③業界・職種を絞ってみる

7月以降の後期就活をする人におすすめの方法です。この時期になると合同説明会も少なくなり、幅広い情報収集というよりは、行きたい業界・企業に集中的にアプローチすることになります。


今まで「とりあえず何でも受ける」精神で上手くいかなかった場合でも、一度自分の適性とやりたいことを整理して再スタートすることで上手くいくこともあります


その際は以下のポイントをおさえましょう。

  • ①自己分析を誰かに見てもらう(他人から見た自分とのギャップを知る)
  • ②大学のキャリアセンターや就活エージェントから情報を得る
  • (やみくもに就活を進めるのではなく、募集中の業界などの情報収集が重要です)

業界をいくつに絞るべきかなどは下記の関連ページに具体的に説明していますので、こちらもチェックしてみてください!


就活では業界をいくつに絞るべきか?失敗しない方法解説!


まとめ



冒頭でも伝えた通り、就活がいつ終わるかはひとそれぞれです。ここまでのポイントをいかに整理しました。


・採用が完全に「終わる」時期はない=就活をいつ終えるかは自分次第
・就職活動の終了時期は、採用/就職活動の開始時期に関連がある
・大半の就活生の活動期間約1年。夏ごろ(6~8月)に終わるケースが多い
・新型コロナの影響下でも例年と同じように活動することが望ましい
・早く終わらせるコツは「①目標立てる、②短い選考を選ぶ、③業界・職種を絞る」


就活中は内定獲得がゴールに思えがちですが、本質は自分に合った企業を見つけることにあります。


周りに惑わされすぎず、自分だけを見つめる度胸も大切な能力です。


ですから皆さんが気にするべきは、友人と比べてどうかより、自分自身の狙い通りの就活が出来るか否かです。そのために重要なのは、目標を立ててモチベーションを保つことです。


自分で計画が立てられれば良いのですが、慣れるまではスケジューリングすらも難しく感じられるでしょう。その際は助けを借りても良いのです。


私たちJobSpringではあなたの目標に合わせて就活の開始時期や終了時期などを提案し、スケジュールの相談に乗ることができます。いつごろまでに終えることができるのか不安な方は是非ご相談ください。


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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