自己分析で自分の長所がないと思ったときの簡単な見つけ方を例文付きで解説
長所・短所
CONTENTS
そもそも自分の長所とは?
自分に長所がないと思ってしまう原因
①自信を喪失しており「強み」と認識できない
②謙遜しすぎて長所だと思っていない
③長所は形として提示できるものでないといけないと勘違いしている
長所を見つける4つの方法
①短所から書き出し、逆の捉え方をする
②家族・友人に分析してもらう
③日常的なエピソードから取り出す
④自分が当たり前に出来ている物事から洗い出す
長所を考える際の注意点
①職場で役立つかどうか不明なものは避ける
②一般的な長所は具体性をつけること
面接やESで長所を伝えるときの例文
まとめ
面接の鉄板質問のひとつに「あなたの長所はなんですか?」というものがあります。しかし、「自分には誇れるような長所はないし…」「どんな長所があるのかわからない…」と思って答えに困ってしまう学生も少なくありません。
そんな学生に向けて自分の長所の見つけ方を紹介していきます。
まず大前提として長所がない人間はいません。就職活動をするのは若くても21才。どんな生活をしていたとしても自分なりの特性があります。そのため長所がないのではなく長所に気付けていないという場合がほとんどです。
そもそも自分の長所とは?
そもそも自分の長所とは一体何なのか、就職活動をしている中で多くの学生が悩んでいるでしょう。
長所とは自分自身の中にある優れた資質や技能を指します。たとえば行動力や協調性があることは資質に該当し、ライティングの技術があることやプログラミングの知識が豊富などは技能に該当します。
さらに就職活動をしている学生の中には、自分に優れた資質や技能はないと思う方も多いでしょう。しかし誰しも優れた資質や技能は持っており、単に上手く自身の長所は何なのか見つけられない方が大半です。
よって長所を見つけるにはまず自己理解からスタートすることが重要です。
自分に長所がないと思ってしまう原因
①自信を喪失しており「強み」と認識できない
長所がないと思う原因の一つに自分の自信を失ってしまっているというものがあります。 自信を失ってしまっている状態だと、自分のことをフラットに見ることができません。周りが見るよりも低く見積もってしまうことが多くなります。そのため自分に長所がないのではないかと思い込んでしまいその結果に気づくことができないといったケースです。
②謙遜しすぎて長所だと思っていない
また自信を失っていなくても謙遜しすぎてしまっていて、長所だと気づけていないといったひともいます。 また長所は、自分にとっては当たり前すぎることだったりします。
例えば初対面の人と気兼ねなく話すことができる、すぐ打ち解けられるといった長所を持っている人にとってはそれが当たり前だからこそ、 長所だと気づけていないと言ったことが起こります。そのため自分の友達であったり周りの人たちに自分の長所は何かを聞くこともオススメです。
③長所は形として提示できるものでないといけないと勘違いしている
長所は形として提示できなければいけないものではありません。人間の能力にはソフトスキルとハードスキルというものがあります。ハードスキルは例えば、プログラミングや英会話などアウトプットが誰にとってもわかりやすいものです。一方、ソフトスキルは人への対応の仕方などあまりわかりやすいものではありませんが社会へ出ていく上では重要なスキルです。
そのため自分にハードスキルが無いと、形として提示できるスキルがないため長所がないと考えてしまう人も多いです。
自分がどのようなソフトスキルを持っているのかを探してアピールすることも決して悪い事ではありません。
長所を見つける4つの方法
①短所から書き出し、逆の捉え方をする
おすすめの方法の一つが短所から逆算するといった方法です。「長所は短所の裏返し」と言った言葉があるように、短所が分かれば逆に長所が分かります。
例えば、 我が強いというタイプの人はリーダーシップがあると言い換えることもできますし、 流されやすいという特徴を持った人は協調性が高いという強みがあると考えられます。
人間は自分の短所にはきづきやすいもの。だからこそ短所から逆算して探してみるのはオススメの方法です。
②家族・友人に分析してもらう
家族や友人に分析してもらうのもおすすめの方法のひとつです。周りから見た自分というのは、周りの人に聞くのが一番です。また長所は自分にとっては無意識にできてしまっていることも多いのです。周りの人に聞くことで、自身の長所が浮き彫りになります。
③日常的なエピソードから取り出す
過去のエピソードを振り返ってみるのもおすすめの方法のひとつです。自分が力を入れたり、熱量をそそいだり、 時間的コミットしたエピソードに関しては自分の特性がよく出ていることが多いです。そのエピソードの中で自分がどのような立場でどう思ったのか、どのような振る舞いをしたのかを振り返ってみると自分の強みが分かってくるかもしれません。
④自分が当たり前に出来ている物事から洗い出す
自分が当たり前に出来ていることでも、実は他人から見ると当たり前ではなくむしろ長所に感じることがあります。
例えば「誰とでも分け隔てなく接することができる」という資質を「社交的」という長所に置き換えることができたり、対人関係を円滑にする「コミュニケーション」能力として言い換えることもできます。
他にも、「状況をしっかり把握し行動できる」ことは「臨機応変」という長所に置き換えたり、「行動力」と言い換えることも可能です。
自身の日常に潜む当たり前は、とっておきの長所につながる可能性は十分あるため実践してみましょう。
長所を考える際の注意点
①職場で役立つかどうか不明なものは避ける
長所を探すときの注意点として、 あくまでこれは就職活動でアピールをするための長所を探しているということです。極端な例ですがお酒に強いといった強みは、職場では役に立ちませんよね。そのため職場でどのように自分が活躍できるのかといったイメージを持てる強みを見つけましょう。
②一般的な長所は具体性をつけること
また長所には、それが発揮された具体的なエピソードも、付随してアピールできるとなおいいです。
例えば自分の強みがコミュニケーション能力であったとします。その時自分が受ける会社の面接で同じ強みをアピールする人は何人いるでしょうか。おそらく一人ではないはずです。
こういった同じ強みや同じ系統の強みを持った人たちと差別化するためにも、 どうして自分がその能力が強みだと思うのか、その強みが発揮されたエピソードは何か、をしっかり話せると、他の学生との差別化になります。
面接やESで長所を伝えるときの例文
以下では面接やESで長所を伝える際の例文を3つほど紹介します。早速見ていきましょう。
例文1 心配性
私の長所は状況を注意深く見守り、周囲の安全や円滑な進行を保つことです。私はレストランのアルバイトで、お客様のオーダー状況や顔色を細かくチェックすることでトラブルが起きないような接客を心がけてきました。
例文2 負けず嫌い
私の長所は負けず嫌いなところです。今まで部活の試合や学校のテストでも満足のいく結果が出ない時は結果を出すために努力してきました。
私は当たり前だと思って行っていた努力も周りの人たちは諦めることが多かったので、負けず嫌いは成果を追い求めるために必要な強みだと気づきました。
まとめ
先述した通り、長所がない人間というのはそもそもいません。誰しも気付けていないだけで強みを持っています。見つけるのが難しいと思ったときは、先入観を捨ててご紹介した方法を是非試してみてください。
また長所の見つけ方は理解できても、それを仕事選びに結びつけたり、面接でアピールするのはもう一段階難易度が上がるでしょう。その場合は、就活エージェントに深掘りをしてもらい、プロのアドバイスを参考にするという方法もあります。
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