就活がつらいときは無理をするな!|つらい原因ごとに効く不安解消法
メンタルヘルス
CONTENTS

前提:就活で不安を感じるのは当たり前
就活の不安が強くなりすぎたら要注意!
不安を感じるからこそスタートに立ち返る!
就活がつらいと感じる瞬間は?
①将来やりたいことが不明瞭なとき
②選考で自分より優秀そうな人を見たとき
③不採用通知が続き内定がもらえないとき
④内定後に迷う、承諾後に後悔したとき
つらい原因別で試したい解消法
普段自分が見ない企業を見てみる
就活エージェントに相談してみる
一定期間就活から離れる
周りの人と話す
企業に足を運ぶ
もう一度会社の情報を調べる
就活がつらいと感じるのを和らげる思考法
「失敗」を「部分的成功」と言い換えるようにする
週の目標を設定すること
【必ずチェック】「就活鬱」になる前に実践してほしいこと
①思い切って休みましょう
②もう一度将来について考えてみる
③気楽に考える
どうしてもつらいとき、就活以外の選択肢とは?
就職留年・就職浪人
大学院・専門学校への進学
フリーランスとして働く
職人を目指す…?
まとめ
皆さんの周りの友達の中にも続々と内定が出てきている人がいる時期でしょう。
でもまだ決まっておらず不安にかられ、精神的に厳しい状況に追い詰められている人であったり、内定をもらい受諾したが、本当にこのままで良いのか不安になってしまう内定ブルーの状態に陥っている学生も多いと思います。
本記事ではそんな就活がつらいと思える状況の分析から対処法まで詳しく解説していきます。就活鬱、内定ブルーなど就活ならではの悩みをこの記事を通して理解を深めていただきたいです!
【こんな人におすすめ】
・就職活動がストレスでつらい
・就職活動を続けるのがつらく、就職活動のことを考えると鬱状態になってしまう
・内定決まらずつらい
前提:就活で不安を感じるのは当たり前

面接で上手く答えられなかったり、エントリーシートや面接で選考に落ち続けて自分に自信がもてなくなったり、内定が思うように獲得できなかったり。
自分が試されているように感じる就職活動では、自信を喪失してしまったり、強くストレスを感じることがたくさんあるでしょう。
就職活動は、今まで経験のない初めてのことですし、企業に勤めた経験があるわけではなく経験則ではかれないので、不安を感じるのは当たり前です。
誰でも不安になるからこそ、いかに不安と上手に付き合うかが鍵となります。
どのようなときに注意すべきか、どのように対処すべきか見ていきましょう。
就活の不安が強くなりすぎたら要注意!
就職活動が辛くなりすぎたり、就職活動がストレスになっていて、「不安が強くて、企業に応募できない」であったり、「自信がなくなって、面接で話せない」という状態になっていませんか?
このような状態は要注意です!
後ほど紹介する解消方法によって、不安とうまく付き合っていきましょう。
不安を感じるからこそスタートに立ち返る!
うまく選考が進まなかったり、内定を獲得できない原因は、面接対策・企業研究・自己分析の3点が十分でないことです。
これら3点を再度見直して、対策を練りなおすことがお勧めです!
面接対策に不安があれば、こちらをチェック!
面接練習で自信をつけて内定を勝ち取ろう!緊張で全力を出せない人へ
企業研究に不安があれば、こちらをチェック!
自己分析に不安があれば、こちらをチェック!
就活がつらいと感じる瞬間は?

就活がうまくいかない理由は人それぞれでしょう。
『ESがなかなか通らない』『面接で上手く喋れない』などが挙げられます。そのストレスがたまると精神的に落ち込み、やがて就活鬱になってしまいます。
NPO法人のPOSSEによると7人に1人が就活鬱になっていると言われています。
参照:https://www.npoposse.jp/2/activity/ank.html
就活マン®/藤井智也さんがTwitterで21卒向けに2020年4月13日に行ったアンケートでは、回答数1113票のうち、「就活をつらいと感じていますか?」という質問に対して、「非常につらいと感じる」、「つらいと感じる」、「少しだけつらいと感じる」、「つらいと感じない」の4つの選択肢のうち、少しでもつらいと感じている学生が85%です。
多くの学生が就活をつらいと感じていることがわかります。
ではどのようなときに、就職活動をつらいと感じてしまうのでしょうか?
①将来やりたいことが不明瞭なとき
将来やりたいことが不明瞭だとなかなか就活のゴールを定めることができないため、漠然とした不安に襲われることになります。
今まで具体的に考えたことがなかったり、そのようなことを話す友人などがいなければなかなか想像しにくいかもしれません。
どういう業界で働いてみたいのか、毎日したい仕事とは何かを普段から考えることは大局的な視点から将来を見据える基礎となります。また、筆者が友人から聞いた話では以下のような話がありました。
「大学入学時は受験勉強に必死でなかなか将来のことを考えて学部を選んだわけではない。そのため、自分の専門性をもって将来像を描くことができないため就活をしていてもなかなか自分に合う企業を見つけられない。」
このように自分の学際領域と企業の事業の差異も悩みの種になるようです。
②選考で自分より優秀そうな人を見たとき
企業の選考には多くの学校から応募者が訪れます。その中には素晴らしい経歴をもった人たちが多くいるでしょう。
その時に自分とどうしても比較し相対的な能力不足を感じてしまうと、就活が辛くなってしまう人がいるようです。
③不採用通知が続き内定がもらえないとき
就活のまず第一のゴールは内定をもらうことですが、何度も企業面接を受けるなかで残念ながら落とされることもあることでしょう。
そのような不採用通知が続くと、自分自身を否定されているような気持ちになってしまう場合があります。
筆者の友人にも本命企業だけでなく、同業界の企業からも落とされ精神的にかなり落ち込んだ人がいました。
④内定後に迷う、承諾後に後悔したとき
内定を複数社からもらい悩んだ末に一社に決めた後、友人から話を聞いたりして内定承諾後でもその決断に悩んでしまうことがあります。
また、複数の企業から内定がもらえ喜ぶのも束の間、いざ就職先を決めようとするもどこにしようか悩んで気分が落ち込んでしまう人もいます。
他にも自分が就職しようとする企業が本当に自分にあっているのかであったり、このまま就職して上手くやっていけるのかという状態になってしまう人も多くおり、これらの状態を内定ブルーといいます。
つらい原因別で試したい解消法
解消法 | 解消法が役に立つ状況 |
---|---|
普段自分が見ていない企業をみる | ① |
就活エージェントに相談してみる | ② |
一定期間就活から離れる | ①③ |
周りの人と話す | ①②③④ |
企業に足を運ぶ | ①④ |
もう一度会社の情報を調べる | ①④ |
※前項の番号に対応
普段自分が見ない企業を見てみる
普段自分が興味のない企業をも研究することで新たな自分の将来を想像できるかもしれません。
自分が理想とする業界だけでなく幅広い目線で多くの業界を知ることで、ぼんやりとした将来像をより具体的にする一助となるでしょう。
自分では、今まで見ていた業界・業種・企業が合っていると思っていても、実際に就職したら、適していると思い込んでいただけだった…!と気づく就活経験者が、実に多く見受けられます。
説明会やイベントに参加してみて、やっぱり興味が出ないな…と思うのも一つの発見で、企業選びの軸を強くしていくことにもつながるので、決して無駄ではありません。
限られた時間の中で優先順位を決めながら、積極的に見ていきましょう。
合同説明会って結局行くべき?メリット・デメリットをわかりやすく解説
就活エージェントに相談してみる
自分に合う企業を第三者の目線を通して考える際に役立つのが就活エージェントです。
就職活動のプロである就活エージェントを活用すれば、選考に進むためのノウハウや自分の強みを見つけることができます。
しかしながら、「就活がつらい」、「もうやりたくない」といった気持ちだけを吐露するために就活エージェントを利用するのはお門違いです。
しっかりと、自分の就活上のゴールを見極めるために利用することが理想的です。
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22卒
23卒
一定期間就活から離れる
何週間も続けて就活をしているとどんな人でも疲れてしまいます。
そんな時は少し就職活動から離れて息抜きをすることも大切です。
友人や家族との時間を過ごす中で自分が本当に人生で大切にしたいことも見えてくるかもしれませんし、より俯瞰的な視点を持つきっかけにもなるでしょう。
周りの人と話す
これは就活鬱になってしまった人にも言えることですが、家族や友達に相談してみましょう。
自分だけの考えのみではどうしても主観的になってしまいがちです。
周りの人の意見も聞く事で客観的な考えを取り入れ、あらゆる角度から考えを巡らせていきましょう。
自己分析した結果を周りの人に聞いてもらうことで、人からフィードバックをもらいながら磨き上げるのもおすすめです。
自分の目線だけではなくて、周りの人の視点を取り入れましょう。
こちらの記事で他己分析のコツをつかんだうえで、効率よく進めていきましょう。
【必読】気づきを得る他己分析のやり方は?自己分析の欠点を補う活用方法
就活の悩みを相談する場合はどれがいい?それぞれの利点について解説
企業に足を運ぶ
内定をもらった企業に実際に足を運んでみましょう。内定者フォローのために面談や施設見学、懇親会を開いている企業も多くあります。
それらに参加する事で自分と就職先の企業がマッチするかを判断するのも1つの手段です。また、実際に就職した後の人間関係の構築にも役立ちます。
もう一度会社の情報を調べる
その企業の企業理念であったり、福利厚生を調べてみましょう。
新たな気づきや発見が見つかるかもしれません。
また、この企業に就職した後のキャリアプランを考え将来自分がどうなっているのかを想像する事で、前向きな気持ちになる事もあります。
就活がつらいときにおすすめの行動を見てきましたが、次に思考法を見ていきましょう。
ネガティブな思考に陥ってしまっているとき、思考をプラスに変えることは簡単ではないですが、少しの心がけ、少しの気持ちの持ち様で、いくらでも変えていけます。
就活がつらいと感じるのを和らげる思考法
就活がつらいときにおすすめの行動を見てきましたが、次に思考法を見ていきましょう。
ネガティブな思考に陥ってしまっているとき、思考をプラスに変えることは簡単ではないですが、少しの心がけ、少しの気持ちの持ち様で、いくらでも変えていけます。
2つの思考法で、つらさに沈みすぎないようにしていきましょう。
「失敗」を「部分的成功」と言い換えるようにする
「失敗」という言葉は、強烈な印象があり、失敗は絶対してはいけないもの、と思ってしまいがちですよね。
しかし、失敗を避けたいという思いは自分を苦しめるだけです。
そうではなくて、失敗の定義を挑戦しないこと、と置いてみるのはどうでしょうか。
「言葉の定義を変えること」は、非常に効果的なストレス回避法です。
何か行動を起こしてうまくいかなかったことは「失敗」ではありません。
不採用に至ったときは、「君は明るくて素敵だけど、今うちの会社では行動力のある人を求めているから、ちょうど合わなかった!」という1面があっただけなんですよね。
不採用という事実であったとしても、その選考の中でうまくいったと思える経験を次に生かすことができたり、選考に慣れることができたりと、ポジティブな面もあるので部分的不採用と捉えて、不採用が「失敗」ではないと考えてみましょう!
週の目標を設定すること
唐突ですが、就活の目標としていることは何ですか?
ズバリ、「内定の獲得」ではないでしょうか。
内定って、自分の能力だけではなくて、面接官や企業との相性もあるので、自分ひとりの努力だけでうまくいくわけでもないんですよね。
内定獲得だけを目標に置いていると、それは容易なものではないので、自信をなくすことにつながります。
なので、環境に左右されず、自分の努力だけでクリアできるものを目標として、さらにその目標を細かくして週の目標を設定することをおすすめします。
たとえば
【今週の目標】
・SPIの漢字を毎朝20分勉強する
・ガクチカを徹底的に深堀りして、熱を持って話せるようにする
・新たに〇〇社と△△社にエントリーする
などと、具体的に名称や数字を用いながら、設定してみましょう。
週の目標は、毎週達成しながら続けていくことが大事なので、達成できなそうな高すぎる目標を置くのではなくて、自分が続けられそうな目標を設定していきましょう。
【必ずチェック】「就活鬱」になる前に実践してほしいこと

以下のチェックリストを使ってあなたの「就活鬱」の度合いをチェックしてみましょう。多くの項目に当てはまるのであれば、あなたはもうすでに就活鬱の可能性がありますので注意しましょう。
【チェックリスト】
- 就活のことを考えると気分が落ち込む
- 先輩のキャリアの話に興味が持てない、OB訪問を全くしたいと思わない
- 友人の就活状況の話を聞くのが辛い
- 自分は能力不足だと感じることがある
- 仕事に興味が湧かない、仕事をしたくないと思う
上記のチェックリストで3つ以上チェックがついた方は以下の対策を行ってみてください。
①思い切って休みましょう
就活のことを考えるのを一旦やめてたまには思い切って休むのもありです。たまには自分の趣味に没頭したり、友達と遊んで気分をリフレッシュさせましょう。
②もう一度将来について考えてみる
ただやみくもに企業を受けていませんか?一度立ち止まって自分が将来本当に何をしたいか考えてみましょう。
見つめ直してみると、もししたら自分にあった企業が見つかるかもしれません。
③気楽に考える
企業が学生を採用する基準はその企業の求める人物にあっているかです。
どんなに優秀で出来が良くてもその企業の求める人物像にマッチしない場合もあります。
そんな時は『ああ、この会社とは合わなかったんだな』と気楽に考えましょう。
また、『こんな優秀なのに取らないなんて後で後悔するぞ』とあえて自分を下げずにポジティブに捉えましょう。
自分と同じレベルの人との比較は、最も簡単に不幸せを感じてしまうことなので、なるべく比較をしないようにすることが必須です。
とは言っても、周りと自分の比較は、ついついしてしまうことで、仕方ないことではありますよね。
そこでおすすめなのが、「就活の結果が人生を決めるわけではないこと」を、理屈だけではなくて心から理解することです。
就職活動は、どうしても視野が狭くなってしまいますよね。
就職活動で大企業や有名企業に入社できたら、人生がうまくいくって思っちゃうかもしれません。
第一志望の企業を落ちたら、おしまいだと思っちゃうかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。
本当に就職活動の結果だけが、人生を決めるのでしょうか。
大企業や有名企業、第一志望の企業に入ったからといって、必ずしも自分に合っているとは限りません。
第一志望以外の企業が、自分に完全にあっていて、最高の就職だったと思うこともあるでしょう。
また自分に合わない企業に入社してしまったら、まずは実績を出して転職することができるし、もしくは1度フリーターとしてゆっくり暮らしてリスタートすることもできる。
「就活だけで人生は決まる」と思わずに、視野を広げてみてください。
焦らずゆっくりと、自分の生き方を考えていきましょう。
どうしてもつらいとき、就活以外の選択肢とは?

これまでつらい原因別での解消法と、就活鬱になったときの対処法についてそれぞれ述べてきました。
就職活動することを選んだ以上、できるだけ就職の道を考えたほうが時間的にもリソース的にも効率が良いです。
ただし、どうしてもつらいときに就活以外の選択肢もあるということを知っておくとストレスを和らげることができます。
ここではいくつかのオプションを紹介していきます。
就職留年・就職浪人
就職に満足いかない場合はその年に就職するのではなく、次の年の選考を見据えて一年就職を遅らせることも考えられます。
自分の足りない能力をその一年を使って養うことができるのであれば、より満足のいく企業へ就職するための一つの方法と言えるでしょう。
就職浪人するとどうなる?就職浪人のメリットやデメリット、浪人ならではの就活の進め方を解説
大学院・専門学校への進学
より高い専門性をつけるために大学院や専門学校へ進学することもできます。法律家を目指す方などはロースクールなどにも通学できるでしょうし、ビジネスに興味があるのであればビジネススクールなども考えられます。
お金や時間的な余裕があるのであれば、進学するのも一つの手でしょう。
フリーランスとして働く
企業の仕事に囚われずに働きたい方はフリーランスとして働くことも考えられます。
エンジニアやクリエイターなど様々な業種がありますがある程度高度なスキルを持って個人で契約を取れることが前提となります。
フリーランスであれば働く場所や時間に制約がないので、サラリーマンよりもより自由度の高い生活も望めるかもしれません。
職人を目指す…?
鳶職など特殊な仕事を行うという手もあるかもしれません。
職人になるためには長い年月がかかりますが、5年から10年も必死で修行を積めば熟練した職人に近づくことができるでしょう。
サラリーマンを目指していた人が急に職人を目指すのは難しい選択ですが選択肢としてないわけではありません。
まとめ
今回、就活鬱や内定ブルーになってしまった人の対処法をご紹介しました。心をリフレッシュする方法は人それぞれだと思いますが、やはり一番重要視することは自分が幸せになることです。よりよい就活にするため色々試行錯誤してみましょう。
以下に今回の記事の内容をまとめましたので確認してみてください。
①就活に不安やつらさ、憂鬱さを感じるのは、当たり前!ひとりで悩みすぎないで!
②就職に不安を感じる場面は、選考中、面接、内定後も多様!原因にあわせた解決法をとってみましょう
③「就活鬱」をセルフチェックして、無理をせずに心を休めましょう
④どうしてもつらいときは、就職活動以外の選択肢もあります
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