就職浪人するとどうなる?就職浪人のメリットやデメリット、浪人ならではの就活の進め方を解説

CONTENTS

内定企業への入社を基本にして「就職留年」も選択肢に

就職留年であれば就活関連サービスが使いやすい

就職浪人はどれくらいいるの?その割合は?

就職浪人のメリット

①前年度の経験を生かせる

②自分のやりたいことや将来のイメージが明確になる

就職浪人のデメリット

①既卒扱いになってしまう

②面接官に就職浪人について突っ込まれてしまう

就職浪人ならではの就活のやり方

①早めに行動を取る

②就職ナビサイト以外もチェックする

③既卒者向けのサイトやサービスを利用する

まとめ

今年は新型コロナウイルスの影響もあり、採用活動自体に大きな動きがありました。例年と異なる環境や選考方法に戸惑った人も多いのではないでしょうか。就職活動に苦戦して、「浪人してしまうかもしれない…」と不安になる方は毎年一定数います。


この記事では、卒業後に就活をする(卒業後も就活を続ける)「就職浪人」について解説します。自分が納得できる選択をするために、就職浪人について知ってみましょう。


内定が得られず悩んでいる人は、以下の記事も参考にしてみてください。今までの就活の改善点を探し、進め方を変えてみるのはいかがでしょうか。


NNTとは?就活NNTになりがちな人の特徴や逆転内定への道筋を紹介


内定企業への入社を基本にして「就職留年」も選択肢に



周りが就活を終えたからといって、焦る必要はありません。多くの企業では秋採用(後期採用)を行っており、まだまだチャンスはあります。今年度のような特殊な状況では、就活だけではなく将来への不安も大きいですよね。


内定を得られた企業へ入社するのがスタンダードですが、納得できずに悩んでいる場合は就職留年も選択肢の一つです。就職留年とは、大学を卒業せずに、もう一年大学に在籍して就活をすることを指します。学費が一年分かかってしまうため金銭的な負担は大きいですが、学生として就活を続られる点がメリットです。


就職留年であれば就活関連サービスが使いやすい

就職留年をした場合、学生として学割や就活関連サービスを使い続けることができます。大学のキャリアセンターや就職エージェントなどのサービスが利用できると心強いものです。


就職浪人をすると、新卒向けの就職支援を受けられないことがあります。企業のサービスは対象が学生(新卒)のものも多く、サービスの利用登録自体が難しくなっています。ただ最近では新卒エージェントだけでなく、既卒を対象としたエージェントや第二新卒を対象としたエージェントサービスも展開されているので、いろいろと探してみることをおすすめします。


就職浪人はどれくらいいるの?その割合は?



図1 大学(学部)卒業後の状況 〈文部科学省「令和元年度学校基本調査」より作成〉


文部科学省が行った「令和元年度学校基本調査」によると、平成31年度の学部卒業生は572,639人でした。図1をご覧ください。19卒大学生の進学率は11.4%、就職率は78.0%となっています。進学・就職等の以外の進路選択をした人は、6.7%でした。


この「左記以外の者」に当てはまる6.7%の詳細は、「進学準備中の者」が0.4%(2,113人)、「就職準備中の者」が3.3%(18,717人)、「その他」が3.0%(17,402人)です。この「就職準備中の者」が就職浪人に当てはまると考えられます。


この結果は就職浪人するという選択肢があることを示していると言えますが、100人に3人の割合であり、実際のところそれほど多くはないようです。


就職浪人のメリット



基本的に選考を受けるチャンスは一度きりですが、就職浪人すると必然的にチャンスが増えます。それを生かして目標に近づけるよう、十分に対策を行いましょう!


①前年度の経験を生かせる

就職浪人をした場合、前年度の経験が生かせます。選考には慣れも重要です。ESや適性検査、面接に慣れていると通過率も上がります


自己分析や適性検査の対策など、時間のかかるものをある程度終えているのは強みです。前年度に上手くいかなかった点を見直し、改善して選考に臨みましょう。


②自分のやりたいことや将来のイメージが明確になる

自己分析や企業分析を進めていくうちに、将来のイメージが見えてきているのではないでしょうか。自分のやりたいことが明確であるからこそ、就職浪人する場合もありますよね。


自分のビジョンを持っていることは、他の就活生と差別化をはかれるポイントです。そのビジョンの解像度をさらに高め、強い意志を持って就活ができるよう準備を進めましょう。


就職浪人のデメリット



就職浪人をする場合は、その一年が水の泡になってしまわないよう、計画を着実にこなすことが大切です。同級生が社会人としてスキルを高めるなかで、自分がどう成長できるか考えなければなりません。


①既卒扱いになってしまう

就職浪人をすると、企業によっては新卒枠で選考に応募することができません。「就職浪人したのに行きたい企業にエントリーできなかった…」ということが起こらないよう、就職浪人をする前に必ず応募条件を確認しましょう。


行きたい企業には、転職で入社するという選択肢もあります。しかし「新卒採用はポテンシャル」とも言われるように、スキルが未熟であっても、新卒だからこそ入社できる可能性も否めません。


志望する企業に内定を得られなかった場合は、就職浪人だけではなく、前述した就職留年を考えることもできます。周りの人に相談し、慎重に判断しましょう。


②面接官に就職浪人について突っ込まれてしまう

二年目の就活では、「なぜ就職浪人したのか」を説明できなければなりません。どの業界・企業を受けても、確実に聞かれる質問です。


この質問に答えるには、自分のやりたいことやキャリアプランを明確にしておく必要があります。なぜその企業に入りたいのか、なぜ転職ではだめなのか等、繰り返し自分に問いましょう。相手が納得する回答ができれば、就職浪人自体が不利になることはありません。


「このままだと留年か浪人を選ばずにはいられない…」と考えている人は以下の記事も参考にしてみてください。


就活が危ういとき、大学留年と就職浪人どちらが良いのか?


就職浪人ならではの就活のやり方


就職浪人の場合、周りの就活生との情報共有が難しくなります。社会人になった友人とは状況が異なり、就活関連の相談がしづらい環境になってしまうかもしれません。そのような状況においても悔いのない就活が行えるよう、計画的に準備を進めましょう!


①早めに行動を取る

前年度のスケジュールを参考に就活の計画を立て、他の就活生よりも早い行動を心がけましょう。前年度に参加できなかったインターンやイベントに参加してみるのもいいですね。


以前にもらったパンフレットやその他の就活情報を見直すと、新たな気づきがあるかもしれません。それまでに吸収したことを生かし、他の就活生と差を付けられれば、早期選考のチャンスもあります。


②就職ナビサイト以外もチェックする

ナビサイトに求人を出していない企業もあります。気になる企業の説明会や採用情報が見つからない場合は、直接問い合わせを試みましょう。新卒時にできなかった方法で、企業へのアプローチをしてみるのもよいですね。


問い合わせは企業のHPに記載された電話番号・メールアドレスなどから、なるべく迷惑のかからない時間に行いましょう。まずは友人や知人から知り合いの社員を探し、OB・OG訪問を行ってみるのも一つの方法です。


③既卒者向けのサイトやサービスを利用する

大学生(新卒)向けのサービスは利用できないものも多いですが、既卒者向けのサービスを行う企業もあります。学生時代とは異なり、身近な就活生との情報交換は厳しくなります。新しい情報を得る場所が必要不可欠です。できるかぎりのサービスを活用し、新しい情報を仕入れましょう。


転職者向けのサービスもありますが、職に就いた経験がないとなかなか活用できません。自分に合ったものを利用するのがおすすめです。


まとめ



就職浪人について解説しました。卒業後すぐに空白期間を設けるのは、現状の日本においては多少のリスクを伴うのも事実です。今ある内定先に納得できていないとしても、入社してみるとよい点もたくさんあるかもしれません。就職浪人をすると決めても、卒業まで自分ができることに着実に取り組みましょう。


実際に就活を行うなかで、準備が不足していたと感じた人も多いのではないでしょうか。特に自己分析は時間がかかり、ゴールが見えなくなりがちです。自己分析をもう一度整理してみたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。


「後悔しない就活」を実現するためのオススメ自己分析のやり方


自己分析が進んでいても、仕事についての知識が十分でなく、就活が上手く進まないこともあります。以下の記事にも目を通し、自分の業界研究の方法も見直してみましょう。


【テンプレートつき】就活のあらゆる場面で役立つ業界研究のやり方・まとめ方


その他、自分の現状が把握しきれていない、次に何をすべきかわからない等のお悩みがある場合は、是非JobSpringを活用してください。一緒に未来を考えましょう!


編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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