NNTとは?就活NNTになりがちな人の特徴や逆転内定への道筋を紹介

CONTENTS

NNTとは?

NNTになる人の特徴や原因を5つ紹介

①そもそも働く意欲がない

②「大手病」になっている可能性

③エントリー数が少ない

④志望動機が薄っぺらい

⑤大学時代に取り組んだことがない・話せない

NNTから逆転するためにしたいこと3つ

①考え方を変えてみる

②何がダメだったのか今までの落選理由を考えてみる

③自分に合った企業を受ける

まとめ

「就活を手早く終わらせて楽しい夏を迎えるぞ!」


と思っていたらNNT...という方もこの時期になると増えてくるのではないでしょうか。売り手市場の引く手数多な就活だと聞かされていたのに、コロナのせいで上手くいかない…と嘆きたくもなりますよね。


今回の記事ではそんな内定が得られない就活生向けに、NNTから逆転する方法をご紹介します!


  • そもそもNNTって何だろう?
  • 何が原因なの?
  • どうすれば逆転できるの?

という疑問にお答えできる記事ですので、是非最後までご覧ください!


NNTとは?



皆さんはNNTという言葉をご存知ですか?


就活におけるNNTとは「無い内定(Nai NaiTei)」の大文字部分を組み合わせた言葉で、その名の通り「就職活動中にどこの企業からも内定、もしくは内々定がもらえない状況」を表しています。


就活応援サイトのマイナビが行ったアンケートによれば、6割程度の学生は「聞いたことがない」と答えており、あまり耳にしたことがない方も多いようです。


参照:マイナビ学生の窓口「『NNT』ってなに? 『ANT』は? いまさら聞けない就活用語」
 https://gakumado.mynavi.jp/style/articles/47522

NNTになる人の特徴や原因を5つ紹介



なぜ就活NNTになってしまうのでしょうか。


ここではNNTになってしまう就活生の特徴と原因をご紹介していきます。


①そもそも働く意欲がない

NNTになってしまう就活生の特徴は主に2パターンに分けられます。そのうちの1つが、そもそもあまり働きたいと思っていないこと。「働くこと=面倒なこと」「お金を稼ぐためだけに職を探している」といったスタンスで就活をしている学生に多くみられる特徴です。


働く意欲のない就活生は当然企業側も求めておりません。選考活動に対して積極性を表せないため、NNTになってしまうリスクが大きいようです。


②「大手病」になっている可能性

NNTになってしまう就活生のもう1つの特徴に「大手病」が挙げられます。


大手病」とは「就活で業界最大手や有名な企業しか受けない、認めないような状態」を意味します。特に向上心や自尊心の強い就活生に多くみられる特徴です。


業界最大手や有名企業はそれだけで人気が高く、募集枠も狭き門。大手だけで就職活動をしているとNNTになってしまう可能性も大きくなります。


「大手病」の特徴と対策方法については以下の記事でまとめています。心当たりのある方はチェックしてみてください。


就活最大の危険「大手病」とは?悲劇を回避する対策を徹底解明!


③エントリー数が少ない

NNTに繋がる原因として、企業へのエントリー数の少なさが考えられます。


キャリタス就活2021の実施した2021年卒4月1日時点の就職活動調査によると、一人当たりの平均エントリー社数は24.6社。参考値ではありますが、これよりも極端に少ないエントリー数ではありませんか?


また就活ナビサイトなどに掲載される企業は皆の目に触れる分応募も多く、採用倍率も上がってしまいがちです。企業へのエントリーの仕方にも注意が必要です。


④志望動機が薄っぺらい

もう一度志望動機を見直してみましょう。


  • 「貴社の製品が好きだから」
  • 「社風が自分に合うと感じたから」
  • 「待遇や福利厚生が魅力的だから」

など、薄っぺらい志望動機にはなっていないでしょうか。


志望動機とは、その企業へ送るラブレターのようなもの。リクナビNEXTの調べによると、企業の採用担当者のうち70%が履歴書の中で「志望動機」を特に重視しています。


内容の無い志望動機ではないか、使い回しはしていないかなど、もう一度細かく確認してみましょう。以下の記事では「魅力的で」「正しく伝わる」志望動機の書き方を例文とともに紹介しています。合わせてご覧ください。


【新卒就活向け】採用担当者に伝わるES・履歴書の志望動機の書き方


⑤大学時代に取り組んだことがない・話せない

選考活動において一度は必ず問われる「ガクチカ」。この質問にうまく答えられないと内定に近づくことは難しいかもしれません。


とはいえ大学時代に何か輝かしい経験をしていなければならないというわけではありません。本当に大切なのは経験の希少性ではなく、その経験をどう捉え、その後の行動にどう繋げたのか。採用担当者はこの質問を通して就活生の個性や、物事に対する意欲をみているのです。


実はガクチカにもうまく伝えるコツが存在するのです。以下の記事では高く評価されやすいガクチカの書き方を紹介しています。大学時代に取り組んだ経験についてうまくまとめられない方はぜひ参考にしてみてください。


【例文・解説あり】ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の書き方とポイント!


NNTから逆転するためにしたいこと3つ



ここまで、就活NNTになってしまう特徴と原因について紹介してきました。それでは具体的に、どんなことをすればNNTから逆転することができるのでしょうか?すぐに実践できて効果の大きい3つの方法についてご紹介いたします!


①考え方を変えてみる

NNTから逆転するために必要な手法の1つ目は、内定が得られないことに対する自分の意識・考え方を大きく変えるということです。


第一志望の大学に合格したり、特段不自由のない生活をしたりしてきた方のような、これまで歩んできた人生が上手く進んだ学生は、NNTになってしまった自分を強く責めてしまう傾向があります。ですがこれは逆効果。難しい状況下にいる自分を責めることは、傷口に塩を塗るも同然です。


内定が得られないことを、自分の価値観や考え方を見直すきっかけ、もしくは試練として捉えてみてください。「どこか働くということに疑問を感じていないか?」、「自分の理想的な将来を実現するには何が足りないか?」など内面を探ることできっと生産的な解決策が浮かぶことと思います。


またエントリー数が少なかったという事実に気づく学生さんも少なくありません。例えばJobSpringに相談に来られる学生さんでも「5社受けてすべて落ちたのでそこから就活してません」という人もいました。実際に仕事について調べ、自分に適した企業を見つけ、その中で選考に残るにはより多くの企業にエントリーしなければならないでしょう。


②何がダメだったのか今までの落選理由を考えてみる

逆転に必要な手法の2つ目は、これまで受けてきた選考を無駄にしないということです。


特に志望順位の高い企業から不採用通知が来ると、もう振り返りたくない気持ちになってしまうかもしれません。ですが、不採用結果は財産です。失敗して初めて試行錯誤できるようになるのですから、無駄にしていては勿体ないです。


まずは一度落ち着いて、これまで受けてきた選考を振り返ってみましょう。何が原因で落選してしまったのか、共通点はないか。その理由を考えてみることで次のチャンスに結びつけていきましょう


③自分に合った企業を受ける

脱NNTに必要な3つ目の手法は、自分に合った企業を受けるということ。そのためにはまず、どの企業が自分に合っているのかを見極める必要があります。


自分に合った企業を見つけるためには、十分な自己分析の他に企業の分析も必要です。自分と企業の相性を客観的に見定めることでその企業が自分に合っているかどうかを判断できます。


自分一人では客観的に判断するのが難しいという方は、友人や家族に相談するのも良いでしょう。また就活エージェントのJobSpringでは自己分析や企業分析から一緒に行い、皆さんそれぞれに合った企業を丁寧に見つけていくこともできます。困ったときは就活エージェントを利用することも視野に入れてみてくださいね。


就活の悩みを相談する場合はどれがいい?それぞれの利点について解説


まとめ



今回の記事ではNNTの意味とNNTになってしまう原因、そしてその対処法について紹介しました。NNTになってしまう人には、


  • 働く意欲のない人や、自尊心が強く「大手病」になってしまっている
  • エントリー数が少ないだけでなく、志望動機の内容が薄くガクチカも上手く伝えられていない

ような傾向がみられます。このような就活生がNNTから逆転するためには、


  •  価値観や考え方を大きく変えてみる
  •  これまでの選考活動を見直し、落選の原因を吟味してみる
  •  自己分析と企業分析を徹底し、自分に合った企業を見つけ出す

ことが何より大切です。


JobSpringでは面談を通して皆さん個人個人に合わせた分析と企業との相性を見極めるだけでなく、選考のフィードバックを通して落選の原因分析や具体的な対処法をご提示し脱NNTをお手伝いしています。是非一度、お気軽にお越しください。お待ちしています!


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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