【就活生必見】学歴フィルターの突破方法!

CONTENTS

学歴フィルターとは?

そもそも学歴フィルターって存在するの?

学歴フィルターがある理由とは?

採用担当者の負担を減らす

偏差値の高い学生=優秀と捉えられているから

会社説明会に参加できない

書類選考が通らない

一次面接が通過できない

学歴フィルターはどこからかかる?

学歴フィルターを突破する方法

①インターンシップに参加する

②OBOG訪問をする

③大手だけではなくベンチャーも受けてみる

④エージェントに相談する

まとめ


就活では思い通りに選考通過できず、落ち込むこともあるのではないでしょうか。通過できなかった理由を分析していくうちに、「もしかして学歴フィルターにかけられてる?」と感じることも少なくありません。


この記事では疑問の多い学歴フィルターについて、その存在理由と突破方法をまとめました。


学歴フィルターとは?



学歴フィルターとはその名の通り、「学歴でフィルターにかけること」を意味します。


就活における学歴フィルターとは、応募者のスキル・能力にかかわらず、いわゆる「難関大」に通っている人が優遇されることを表しています。


そもそも学歴フィルターって存在するの?



就活にも学歴フィルターは存在すると言われています。説明会の予約やインターン選考・本選考時には、企業側は学歴で通過基準を設けることがあります。


学歴フィルターがあるかどうかを判断するためには、内定者の出身校を確認する他、自分の学校から過去にその企業への内定者が出ているかを確認してみましょう。


ベンチャー企業や、大手の中でも実力主義的な企業には、学歴フィルターはほとんど存在しない印象です。


学歴フィルターがある理由とは?



学歴フィルターは、できるだけ効率よく優秀な人材を採用するために存在すると言えます。


採用活動には大きなコストがかかっており、それをできるだけ抑えたいというのが企業の本音でしょう。


学歴フィルターを設けることによって、採用にかかるコストを最小限に抑え、企業をよりスムーズに運営することが狙いです。


採用担当者の負担を減らす

企業にはたくさんの応募が集まります。応募者全員に対して、採用担当者が一人ひとりをじっくりと見る時間は取れません。人気の高い企業では、ESを読むだけでもかなりの時間がかかってしまいます。


学歴フィルターを設けて予め選考対象者を絞ることで、採用担当者の負担を減らし、その後の採用活動を丁寧に進めていくことができます。


人事にかかる負担が大きいと、優秀な人材を見逃してしまうかもしれません。採用可能性のある応募者に時間をかけて話を聞くことで、企業とのミスマッチを防ぐ効果もあります。


偏差値の高い学生=優秀と捉えられているから

難関大出身の学生(=偏差値の高い学生)は、優秀と捉えられています。難関大への入学自体が、「これまで努力をしてきたこと」「能力が高いこと」を示すと考えられるためです。


実際、その応募者が大学受験にあたってどれだけの努力をしたかはわかりません。


しかし、「難関大に合格した」ということは「それだけの努力ができる」または「それだけの能力がある」と見なされ、企業にも貢献できる人物であると評価されます。


一般的に、「出身校の偏差値が高ければ高いほど、努力量が多い・能力が高い傾向にあり、優秀な人材と出会える可能性も高くなる」と考えられています。


会社説明会に参加できない

上記ツイートのような出来事は、就活中たびたび耳にします。大学や学部によって、企業説明会に予約できないことがあるようです。

しかし、これだけで「学歴フィルターのせいで説明会に行けない」と判断するのはまだ早いです。その後の行動によっては、説明会に参加できる+高い評価につながることもあります。



ただ、こちらの方は説明会が満席表示の際も諦めることなく、企業に「説明会に出席したい」という気持ちを見せることで選考ルートに乗れたようです。

ここでの満席表示が学歴フィルターによるものかはわかりませんが、満席だからと言って諦めるのではなく、自らアクションを起こしてみることが大切です。


また、大学によって登録できる/できないサービスもあります。このようなサービスを通して採用活動を行っている企業には、「学歴フィルターがある」と考えてよいでしょう。


しかし、その企業の選考対象でない人(サービスに登録できない人)はサービス内を覗けないため、結果的にどの企業に学歴フィルターが存在するのかわからないことが難点です。


書類選考が通らない

ESが通らなかった場合、学歴フィルターにかけられているかもしれません。書類選考の時点では通過者の学歴はなかなか知ることができませんが、過去の内定実績に難関大のみしか書かれていない企業であれば、学歴フィルターが設けられている可能性があります。


しかし、ESが通過できない原因は、書いている内容や自己分析の不足であることも多いです。ES提出の前に繰り返し添削してもらいながら完成度を高めましょう。


ESの書き方や自己分析のやり方については、以下の記事を参考にしてみてください。実は学歴は原因でなかったのにもかかわらず学歴のせいにしていると、本当の原因にたどり着けません。落ちた原因をきちんと分析することが大切です。


書類選考で落ちる人が見落としがちなポイント



「後悔しない就活」を実現するためのオススメ自己分析のやり方


一次面接が通過できない

無事に書類選考を通過し一次面接に進んだとしても、油断することはできません。企業側が学歴フィルターを設けていなくても、面接官によっては学歴でバイアスがかかってしまい、十分な受け答えができていても選考通過できない場合があります。


ただ、上手くいったはずの面接に落ちたからといって、学歴だけが原因と考えるのはおすすめしません。ESと面接の内容に一貫性がなかったり、面接での受け答えが不十分であれば、学歴関係なく落とされます。


自分の中では十分な出来の面接であっても、他の応募者と比較すると不十分であったかもしれません。


なかなか面接通過できず悩んでいる人は、面接での質問や自分の受け答えを振り返り、しっかりと改善しましょう。


以下の記事では一次面接のポイントや落ちてしまう理由をまとめています。自分を客観的に見つめ直し、改善点を探してみましょう。


なぜ一次面接で落ちる?一次面接で落ちる理由や、通過率を知って効率的に対策しよう


学歴フィルターはどこからかかる?



どのような企業であっても、基本的に東京一工・早慶は高学歴とされます。また、多くの企業では中堅国公立・GMARCH・関関同立以上の大学が高学歴と言われる場合が多いでしょう。


企業によって、日東駒専も高学歴に含まれます。地方大の場合、その地方と都市部で評価に違いがみられることもあります。


地元で就職する場合、高校が重視される場合もあるでしょう。その地域で進学校とされている高校出身であれば、大学の偏差値に関係なく、「優秀な人材である」と評価されることもあります。


学歴フィルターを突破する方法



ここまでで述べたように、学歴フィルターが存在する企業もあります。しかし、選考対策を十分に行うことによって、学歴フィルターに屈せず就活を進めることも可能です。


自分の学歴に自信がない場合、それを逆手によって選考対策をしてみましょう。高学歴の人にはそれだけの期待がかかっていますが、そうでなければ「学歴によらない優秀さ」を見せつけることもできるはずです。


これまでどのような経験をしてきたか、自分は何を得てきたかを魅力的に伝えられるように練習することが大切です。


学歴フィルターを突破するために、最低限以下のことに取り組んでみましょう。


①インターンシップに参加する

インターンシップに参加すると、特別選考への案内や、本選考のES免除等の優遇を受けられることがあります。インターン募集開始時は、就活を始めているライバルも少ないため、学歴にかかわらず選考に時間をかけてもらえる可能性が高いです。


本選考直前の秋冬インターンのみではなく、志望する企業のインターンには早い時期から応募してみましょう。インターンについて、詳しくは下記の記事で説明しています。


【完全版】就活に役立つOB訪問のやり方|メール、準備、当日の流れなど


②OBOG訪問をする

他の就活生と差別化をはかるため、積極的にOB・OG訪問もしてみましょう。近年では「リファラル採用」と呼ばれる社員とのつながりを活用した採用方法を取り入れる企業も増えています。

社員と話して「優秀な人材である」と判断されれば、学歴にかかわらず選考を有利に進めていくことができるでしょう。


近年はさまざまなOB・OG訪問サービスが展開されています。それらのサービスを活用することで、大学の壁を超えて接点を持つことにもつながるでしょう。


③大手だけではなくベンチャーも受けてみる

ベンチャー企業は比較的能力重視な場合が多く、学歴にコンプレックスがある場合でも、それを気にせず働ける可能性が高いでしょう。発想力や行動力、これまでの経験で得たスキルを活かして働きたいと考えている人は、ベンチャー企業で実力を発揮することができると思います。


ここで注意すべきは、ベンチャー=入りやすいというわけではないということです。「今」成長することを大切にしている企業が多いため、その成長に即貢献できる能力がなければ採用にはつながりません。


自分には何ができるのかをしっかりと考えた上で、魅力的にアピールしましょう。


④エージェントに相談する

選考通過できない原因は学歴フィルターではなく、対策不足である場合も多いです。その場合は、誰かのサポートを得てきちんと対策を行うことが重要です。


こちらのJobSpringでは、選考突破すべく対策のお手伝いをしています。ES添削や面接練習をしながら、自分に足りない点を埋めていきましょう。自己分析を丁寧に見つめ直しながら、強みを活かせる企業の紹介も行っています。就活に関して悩みのある方は一度面談にいらしてくださいね。


まとめ



学歴フィルターについて解説しました。この記事のポイントをおさらいします。


・就活では、出身校によって足切りを行う「学歴フィルター」が存在する
・採用効率化のため、「努力ができる」「能力が高い」ことを示す学歴で選考対象者を絞る
・選考通過できなかった原因を分析することが大切-しっかりと対策することで、学歴フィルターを突破することも可能


学歴フィルターは自分の力だけではどうしようもできない点が悩ましくもありますが、近年は実力を正当に評価しようとする企業も多く、今後はさらにスキルが重視されるようになるでしょう。


実際に、「ジョブ型雇用」と呼ばれる能力重視の採用方法を取り入れる企業も増えています。


学歴にとらわれすぎることなく、自分のスキルを磨くために行動していくことが最も重要です。就活に関するお悩みに関しては、JobSpringの面談も活用してみてください!


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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