一次面接で落ちる理由と対策|不合格フラグと落ちる人に共通する特徴

CONTENTS

一次面接の通過率は企業による

大企業や人気企業ではどんどん落とされる

一次面接の特徴と意識すべきポイント

一次面接で落ちる5つの理由と対策

①第一印象が悪い

②基本のビジネスマナーが身についていない

③質問への回答が長い

④企業研究が足りていない

⑤ESと面接で内容に違いがある

一次面接で落ちる人に共通する特徴

志望動機や自己PRに熱意を感じない

ビジネスマナー違反が目立つ

必要以上に話が長い

面接官と話がかみ合わない

逆質問に回答できない

一次面接での不合格フラグ・落ちるサイン

採用担当者の反応が薄い

仕事に関係ない話ばかりする

面接時間が短い

今後のスケジュールの共有がない

面接対策にはエージェントも有用

まとめ

  • 「一次面接で落ちてしまった…」
  • 「どうすれば一次面接で落ちずに通過できるんだろう…」

就職活動の最初の関門である一次面接。張り切って臨んだは良いものの、残念ながら通過できずに落ちてしまう方も一定数います。


今回の記事ではそんな一次面接で落ちてしまう理由について紹介していきます。


・なぜ一次面接で落ちてしまうのだろう?と原因がわからないまま
・そもそも一次面接の通過率はどれくらいか知りたい
・どうすれば次は一次面接を突破できるか知りたい


なお一次面接の特徴や質問例については以下の記事でわかりやすく紹介しています。こちらも是非ご覧くださいね!


これを意識するだけで良い!一次面接の受かるための重要なステップ


一次面接の通過率は企業による



企業の採用担当者と初めての顔合わせとも言える一次面接。通過する人がいればもちろん、落ちてしまう人もいます。そんな一次面接の通過率はどれほどのものなのでしょうか?


一次面接の通過率は企業によってばらつきがあるのが事実です。とはいえ、大体の企業ではおよそ50%の通過率に近い値となっています。エントリーした人数の半分が通過できると考えておきましょう。


ただ年度によってエントリー数が異なり、場合によっては採用枠も変動することが考えられます。通過率が50%というのは、あくまで目安として捉えておくのが良いでしょう。


■例年と比較しエントリーが多いor採用枠が少ない場合:採用業務を圧迫させないために通過率を低くする

■例年と比較しエントリーが少ないor採用枠が多い場合:余裕があるため、通過率を高める


大企業や人気企業ではどんどん落とされる

大企業や人気の企業では、採用枠に対してエントリー数が莫大な数となります。そのため一次面接から落とす人数も増えてしまい、通過率が下がることは避けられません。


特に人気の企業ではエントリーシートの提出段階で既にふるいをかけており、一次面接にすら辿り着けないことも。大企業や人気企業ではエントリーシートの提出に関しても綿密な準備が必要となるでしょう。通過率の上がるエントリーシートの書き方については、以下の記事で紹介しています。参考にしてみてくださいね。


【通過率UP】エントリーシートの書き方と好印象を与えるコツを紹介!


一次面接の特徴と意識すべきポイント


ここからは一次面接のポイントについて紹介していきます。そのためにはまず、一次面接の特徴をある程度押さえておくことが大切です。


一次面接で面接官を務めるのは多くの場合、人事部の社員や現場の若手社員です。すなわち、彼らは「この就活生と将来一緒に働きたいか?」「部下にしても良いか?」という視点で面接を行っています。


一次面接は一般的に「落とすための面接」といわれています。そのため「この人と一緒に働きたい!」と思わせることよりも、最低限「この人とは働きたくない」といったネガティブな印象を与えないことが重要だと言えるでしょう。


一次面接で落ちる5つの理由と対策



では、上記のようにネガティブな印象を与えてしまう原因は、どのようなものが挙げられるのでしょうか?ここでは5つのポイントに分けて紹介していきましょう。


①第一印象が悪い

一次面接で落ちてしまう就活生の最も多い特徴として、第一印象の悪さが挙げられます。例えば、相手の目を見て話をしなかったり、姿勢が悪かったり、話し声がモゴモゴとしてしまい聞き取りづらかったりすると印象の悪さにつながってしまいます。


さらに身だしなみや清潔感に関しても、面接ではチェックされています。たとえば髪がぼさぼさであったり、シャツにしわがあったりすると清潔感は感じられません。見た目の面で面接官に与える心象がネガティブになる可能性もあります。そのため、面接当日は身だしなみや清潔感にも気を配ることが大切です。身だしなみを整えるだけで面接官の心象が良くなります。


面接において第一印象は大切な要素ではありますが、自分の第一印象がどのような感じなのか分からない人も多いと思います。そんな時は、面接練習の際に動画を撮り、確認することをおすすめします。動画を通して自分自身を確認することで、癖などの修正ポイントを見つけられるため、有効な手段と言えます。


面接はとても緊張するものなので、普段のコミュニケーションと同じようには進められないかもしれません。友人と模擬面接を行うほか、就活エージェントに相談して十分な練習をしておくと良いでしょう。


②基本のビジネスマナーが身についていない

基本的なビジネスマナーについても注意が必要です。面接が始まる前では、メール連絡や電話などのレスポンスをすぐに行えているかどうか、などが見られています。


また面接中では相手の話を遮るように話し出したり、頭をしっかりと下げて挨拶ができないと、悪い印象を与えてしまうかもしれません。最も基本的なマナーばかりですが、注意を向けるようにしましょう。


③質問への回答が長い

質問への回答の長さにも気をつけなければいけません。聞かれたことに対して、的確かつ簡潔に答えて意見を述べる力は社会人にとって欠かせないスキルの一つです。あまりにだらだらとした答え方をしていると、「この人と仕事をすると余計な時間がかかりそうだ」と思われてしまいます。


質問への回答は1分程度で簡潔にまとめられるように、ある程度の質問の答えを用意しておくのがおすすめです。


就活の面接で痛恨のミス!?しゃべりすぎてしまう人の挽回方法


④企業研究が足りていない

いくら一次面接だからといって、その企業のことを何も知らないようではお話になりません。自分の受ける企業がどんな事業を行っていて、同じ業界の中でどんな差別化を図っているのか、程度の企業研究は済ませておく必要があります。


二次面接以降で求められる企業研究の質に比べればかなり手軽なレベルですので、忘れずに行っておきましょう。


⑤ESと面接で内容に違いがある

ESで書いた内容と面接で受け答えをする内容が大きく異なる場合も、面接官から好印象を得るのは難しくなってしまいます。というのも、一次面接は基本的にESに沿った流れで進められるからです。


ESで書いたこととあまりに違うことを述べてしまえば当然「どっちが本音?」と思われてしまいます。ESでの記述と面接の内容は整合性の取れたものにするのがベストです。


以下の記事ではESと面接の内容をどれくらい揃えるべきなのか、詳しく紹介しています。併せてご覧ください。


面接とエントリーシート(ES)の内容は一緒でいいのか?違うことを伝えるのはNG?


一次面接で落ちる人に共通する特徴

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一次面接は多すぎる応募者を一定数にまで絞るために行われる性質が高いため、不合格の基準はどの企業でもある程度明確です。つまり一次面接で不合格になる人には共通点があるといえます。


志望動機や自己PRに熱意を感じない

志望動機は単に会社に入社したい理由を述べるものではなく、会社に対する理解度・志望度・仕事に対する熱意を測るものです。そのため、志望動機が表面上の情報で塗り固められたものだと、面接官からは熱意がない人と思われる可能性があります。


また、自己PRは面接において唯一自分をアピールできる場です。自己PRの内容が薄ければ魅力が十分に伝わらず、入社後に活躍するイメージが湧かないため、不合格になりやすいと言えるでしょう。


志望動機や自己PRから熱意を感じることができないと面接官はマイナス評価を与えるため、実際の体験を交えた熱意溢れる志望動機や自己PRの作成をしましょう。


ビジネスマナー違反が目立つ


面接では、ビジネスマナーもチェックされます。入退室時の振る舞い・言葉遣い・身だしなみなど、面接官はありとあらゆるマナーを確認しています。企業はビジネスマナーが欠けている人材を欲しいとは思わないため、マナーがなっていないと一次面接で落ちる可能性が非常に高いです。面接では質問に答えるだけでなく、ビジネスマナーにも配慮しましょう。


必要以上に話が長い


面接官に伝えたい内容が多いために、つい話が長くなってしまう人は多いと思います。しかし、面接はあくまでも円滑なコミュニケーションを図る場です。長々と話すと聞き手は飽きてしまったり、結局何が言いたいのか分からなかったりするでしょう。そのため、面接では結論ファーストで必要以上に話を長引かせない工夫も必要です。


面接官と話がかみ合わない


面接官が質問した内容と回答がずれている場合、話がかみ合っていない印象を与えてしまいます。話がかみ合わないと面接官は「この学生は相手の意図を汲み取ることができない」と感じ、マイナスな評価をつける可能性が高いです。そのため、回答する際は「今は何を聞かれていて、何を答えるべきなのか」を考えてから話し始めることが重要と言えます。面接の練習をする際に「質問をされたら最初に意図を考える」ということを繰り返し、質問の意図と回答内容がずれないように訓練しましょう。


逆質問に回答できない


面接官から「質問はありますか?」と聞かれた際に「特にないです」「大丈夫です」と答えてしまうと、会社に対して興味がないような印象を与えてしまいます。逆質問では入社意欲やコミュニケーション能力を見られているため、積極的に質問をしましょう。


一次面接での不合格フラグ・落ちるサイン

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次回から受ける一次面接で落ちないために、あらかじめ不合格フラグを知ってそのタイミングで挽回したいと考える人もいるでしょう。以下不合格の可能性がある状況について説明します。


採用担当者の反応が薄い

一生懸命質問に回答しても、面接官の反応が「はい」や「わかりました」などのようにそっけない場合は不合格フラグの可能性があります。会社側も、興味がある学生であればどんどん質問をして話を広げてくれます。反応がそっけない場合は、あなたに関心が薄い証拠と言えるでしょう。よって、採用担当者の反応が薄い場合は不合格フラグである可能性が否めません。


仕事に関係ない話ばかりする


面接の話題が仕事に関係ない話ばかりだと、落ちるサインの可能性が高いです。学生に興味がなく、聞きたいことがない場合に、とりあえず場の雰囲気を悪くしないために話を繋いでいる可能性があります。人となりを把握するために、あえて仕事と関係ない話をするケースもありますが、そればかりになっている場合は要注意です。


面接時間が短い


予定時間よりもかなり早く面接が終わってしまった場合は、不合格の可能性が非常に高いです。面接官は学生を見極めるために、さまざまな質問をして深掘りを行うので、通常は時間がかかります。しかし、第一印象や回答がきっかけで面接官が学生に対して興味を失い、そのまま終了してしまうケースがあります。


今後のスケジュールの共有がない

企業は採用をしたい学生に対しては、他社より少しでも早く内定を出そうと動きます。そのため、今後のスケジュール共有は早めに行うのが一般的です。しかし、面接時にスケジュール共有がない場合、採用の想定を考えていない可能性が高いと言えます。


以上に挙げた要素はあくまで可能性です。もし面接が終わった後でこの記事をご覧の場合は必要以上に心配せず、次の選考について考えることをおすすめします。


面接対策にはエージェントも有用



一次面接で落ちてしまった場合、落ちてしまったその理由を教えてもらうことはできません。そのためどこで何が悪かったのか、どう次に活かせば良いのかを自分で考察する必要があります。


そんな時、周囲の友人に話を聞いたりアドバイスをもらったりすることが重要になります。特に就活のプロフェッショナルである就活エージェントの力を借りる効果は大きいでしょう。エージェントであれば、面接を想定した答え方、話の内容などあらゆる角度から改善点を指摘することができます。


JobSpringでは皆さん個人個人にあわせた就活相談から、面接の対策やESの作成お手伝いまで包括的にサポートしています。一人での就活に行き詰まってしまった人や、新しい視点が必要になった方は是非、利用してみてください。お待ちしています!


まとめ



今回の記事では、一次面接の通過率と、一次面接で落ちてしまうその原因について紹介しました。


・通過率はおよそ50%であるが、企業により異なる
・「落とすための面接」であるから、基本的なマナーを気をつけることが大切
・面接対策にエージェントを利用することも有効


一次面接で落ちるという経験は誰にでも起こり得ますが、いざ自分が経験すると落ち込んでしまうものです。そんな時、自己分析をやり直し落ちた原因を考察するのは気力がいるもの。就活のプロのアドバイスを聞きに来てみませんか?是非お待ちしています!


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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