【ガクチカ対策】大学生活をサークル活動に捧げた人必見!就活で役立つストーリーの組み立て方を紹介!

CONTENTS

ガクチカが聞かれる意図とは?

そもそもガクチカとは?

面接官はどんなことを聞きたがっている?

学生時代に頑張ったことはサークル活動だけでも大丈夫?

サークル活動のメリット・デメリット

サークル活動でアピールするべきポイントは?

【参考例つき】サークル活動で得た経験を就活でアピールしてみよう!

ESに体験をまとめてみよう

面接で経験を効果的に話すには?

サークルの経験をアピールするときの注意点

ガクチカをより深い内容にするためには?

まとめ

就活で必須のガクチカ。学生時代に力を入れたことの一つとして、サークル活動を挙げる人も多いのではないでしょうか。サークル活動で培った力も、学業やアルバイトで培った力と同様、就活でのアピールポイントとなります。


この記事では、ガクチカの題材として「サークル活動」について書くときのメリット・デメリットや、注意点についてまとめました。記事中の例文も参考にしながら、実際にガクチカを作成してみましょう!


【例文・解説あり】ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の書き方とポイント!


ガクチカが聞かれる意図とは?



ガクチカでは、就活生にこれまでの経験を尋ねることで、物事へ取り組む姿勢や経験から培った力を見ようとしています。企業はガクチカから、就活生が社会人になった姿を想像し、採用するにふさわしい人物であるかを判断するのに役立てます。


ガクチカの題材は、学業やアルバイトなど就活生によってさまざまです。この記事で紹介するサークル活動も、ガクチカとして代表的な題材の一つです。


そもそもガクチカとは?

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたことはなんですか」という質問の略です。就活では、ES・面接ともに聞かれる確率の高い定番の項目です。したがって、ほとんどの就活生はガクチカを作成して選考に臨む必要があります。


ガクチカには、学生時代のエピソードに加えて、話をまとめる力や普段の生活での問題意識があらわれます。企業側はこの一つの項目で、就活生を総合的に判断しています。


面接官はどんなことを聞きたがっている?

学生時代の経験を通して、社会人としてどのように活躍できそうかを見ています。ガクチカで求められているのは就活生のパーソナリティ能力です。社会の一員としての潜在的な素質に加え、その企業に合っているか、会社の利益に貢献できる人材かがポイントになります。


ガクチカで重要なのは、その経験を通して自分が身に付けたことです。ストーリーのインパクトではなく、経験から感じたこと・学んだことをしっかりとアピールすることが大切です。


学生時代に頑張ったことはサークル活動だけでも大丈夫?



ガクチカの題材に条件はありません。もちろん、サークル活動だけでガクチカを作成しても問題ないでしょう。しかし、サークル活動を通じて何を学んだか、どのようなことに気付けたかなど、自分が成長した点について書く必要があります


前述したように、ガクチカはエピソードのすごさが重要なのではありません。経験から身に付けたことが重要です。サークル活動について書く際にも、他の題材で書く際と同様、まずは取り組んだ理由や定めた目標を振り返るところから始めてみましょう。


サークルで得た経験は珍しいものも多く、ストーリー次第で興味を持ってもらえる確率も高まります。エピソードは具体的に書き、自分らしさをアピールしましょう。


サークル活動のメリット・デメリット

サークル活動では、学内外の多様なバックグラウンドを持つ人との出会いがあるのではないでしょうか。それに伴い、サークル活動を通して、就職後も役に立つ対人スキルが身に付けられた人も多いと思います。所属するサークルの取り組みによっては、特定の分野に特化した知識や、ビジネススキルが身に付くことも想定できます。


しかし、サークル活動だけに注力した場合、学業に割く時間が短くなってしまう人や、サークル以外の経験に割ける時間が相対的に少なくなってしまうこともあります。


ガクチカでサークル活動について書く場合、学業やアルバイトなど、他の経験から身に付けたことも振り返ってまとめておきましょう。本選考、特に面接では、「学業面で頑張ったこと」など場面を制限したガクチカが聞かれることもあります。そのようなときに備えて、自己分析は十分に行いましょう。


【ガクチカ徹底解説】学生時代頑張ったことは学業!という人に向けてガクチカの作り方を紹介


サークル活動でアピールするべきポイントは?

どのような題材でガクチカを書くにしても、意識すべき点は変わりません。サークル活動であっても同様です。ガクチカを書く際には、それに取り組んだ理由、定めた目標とその結果、経験から身に付いた力をしっかりと書き入れましょう。


エピソードのインパクトが大きければ、それ自体で印象に残りますが、やはり目標や結果、それまでの取り組みは確実に押さえる必要があります。


上記のポイントがうまく思いつかない場合は、題材を変えてガクチカを書いてみたほうがいいかもしれません。ただ経験しただけでなく、自分自身が自信を持って話せるエピソードを使ってみましょう。


以下の記事では、ガクチカのエピソードが見つからない人に向けて、ガクチカの題材を見つける方法についてまとめました。自分のエピソードに自信がない人、どこか物足りなさを感じている人は、こちらも参考にしてみてください。


学生時代頑張ったことがないときはどうする?効果的な見つけ方解説


【参考例つき】サークル活動で得た経験を就活でアピールしてみよう!



では、実際の例文とともに、ガクチカを作成してみましょう!例文では、①取り組みの概要②取り組みに至った経緯や問題点(目的)、③取り組みのなかでの困難④自分自身の役割⑤結果⑥学んだことを400字にまとめました。


所属するカフェ巡りサークルでは、カフェについてまとめた冊子を作成しました。

大学周辺には美味しいカフェが数多くありますが、お客さんが少なく困っているようでした。サークル外の友人からおすすめのカフェを聞かれることもありました。そこで、周辺カフェを多くの人に知ってもらう必要性を感じ、冊子の作成・文化祭での配布を決めました。

はじめは情報収集が上手くいかず、カフェごとの特徴を把握しきれませんでした。私はチェックリストを作成し、メニュー数・価格帯・客層などの30項目から50店以上のカフェを比較できるようにしました。「漢字1字で表したカフェの特徴」では、そのカフェならではの良さを伝えることができました。冊子を配布し、多くの人にカフェの存在を知ってもらいうことで、お店・学生に貢献しました。

この経験から、データを収集・分析する準備の重要性を改めて実感し、物事を人にわかりやすく伝える力が身に付きました。(395字)


エピソードを分析し、特に自分らしさが表れている点は積極的に書きましょう。サークル活動を題材にする場合は、サークル全体での取り組みに焦点を当てがちですが、自分自身はどのような役割を果たしたか明確にしなければなりません。


ESに体験をまとめてみよう

サークル活動についてガクチカを作成する際は、特に印象的なエピソードを挙げ、ポイントを具体的にまとめていきます。前述した①~⑥を参考に、それぞれの項目を箇条書きしてみましょう。はじめは、小さな出来事も細かく書き出してみるのがおすすめです。


ある程度書き出せたら、重要そうな点・自分自身が活躍できた点をチェックし、文章に直してみましょう。前後のつながりを確認しながら、読みやすいように整えれば完成です。


ガクチカは一度完成させたらおしまい、ではありません。誰かにフィードバックをもらう・選考に応募してみるなどして、徐々に完成度を高めていきましょう。


面接で経験を効果的に話すには?

まずは取り組んだことの概要、その結果と身に付いたことを端的に伝えましょう。200字程度で話せるように、面接前に何度も練習しておくことが大切です。


近年は録画面接も増えています。1, 2分程度でガクチカが話せるようにまとめておくとよいでしょう。


実際に面接官とのやり取りができる場合は、自ら話し過ぎるのではなく、聞かれたことに対してしっかりと答えることが重要です。身近な人に面接官役をお願いして、面接本番を想定して練習してみるのもおすすめです。


サークルの経験をアピールするときの注意点



サークル活動の話をする際、遊んでいるだけのイメージがついてしまわないように注意が必要です。実際にはそうでなかったとしても、サークル活動に対する目的意識や、活動を通して得られたものがなければ、就活でアピールするエピソードとしてはふさわしくありません。


ガクチカを書く際には、サークル全体、または個人で掲げていた目標や課題について振り返り、自分自身の具体的な取り組み・役割とその結果を細かく説明しましょう。


ガクチカをより深い内容にするためには?



ガクチカは、知人・友人など第三者に読んでもらい、直せるところがないか確認しましょう。特に、伝わりにくい点・書きすぎている点については、細かく分析をし直して、選考に向けて仕上げていく必要があります。志望企業のOB・OGや、就活エージェントなど、これまでに就活にかかわりのある人に見てもらうのもおすすめです。


ガクチカのエピソードを深めるためには、自己分析を通して自分の強み・弱みやこれまでに成長した点を把握するのもおすすめです。以下の記事では、マインドマップを用いた自己分析の方法について解説しています。ガクチカを直す前に、一度自分の思考を整理してみてください。


自己分析に使える!就活におけるマインドマップの活用方法


まとめ



ガクチカとして、サークル活動について書く方法をまとめました。大学では、サークル活動に注力した人も多いのではないでしょうか。サークルでの取り組みは多種多様ですが、ガクチカの書き方は変わりません。しっかりと自分の取り組みについて述べることが大切です。エピソードが不十分だと感じるとき・エピソードに自信がないときは、さらに分析を続けるのではなく、一度エピソード自体を見直しましょう。以下、記事のポイントを3つにまとめました。


・学生時代頑張ったことは、サークル活動だけでも問題ない
・重要なのは、取り組みに対する目的と結果、そこから学んだこと
・他の出来事を題材とするときと同様、何度も見直して完成度を高めていく


サークルでの経験を生かして、内定に一歩近づきましょう!


JobSpringでは、就活相談を受け付けています。ガクチカに不安がある人、自己分析から見直してみませんか?いつでも就活のお手伝いをしますので、是非面談をご予約ください。


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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