【完全版】就活で知っておきたいWEB面接の対策ポイント
WEB面接
CONTENTS
対面での面接と違いはあるの?
【準備編】WEB面接の注意点
チェックポイント(デバイス編)
チェックポイント(環境編)
WEB面接はスマホで対応してもOK?
イヤホン使ってもOK
カメラを搭載していない場合は要注意
【実践編】WEB面接での注意点
10分前には準備しておく
カメラ目線で!
面接中の不要な画面操作は避けよう!
WEB面接でもハキハキ話すのが大事
とはいえ、リラックス
WEB面接ではカンペもあり
まとめ
新型コロナウイルスの影響によって、就活もオンラインになりつつある現在。オンラインでの面接や選考となると、不安もある方が多いと思います。
中でも特に不安なのがWEB面接の実施。通常の面接をWEB面接に切り替えて行う企業も増えており、慣れない手法に心配を募らせる就活生も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんなWEB面接の対策として、知っておきたいマナーやポイントを紹介していきます!
対面での面接と違いはあるの?
実際に対面で行う面接とWEB面接では環境や条件も異なります。となると選考の仕方や面接の本質も変わってくるのでしょうか。
実のところ、そんなことはありません。選考のなかで就活生に対して企業が知りたいことは、あなた自身の「人柄」や「熱意」など、おおよそ一致しています。
WEB面接というだけで特別視されてしまいがちですが、対面の面接と同じようにマナーに気を配り正しく振舞うことが大切です。
強いて違いをあげるなら、Web面接の場合映像と音声に若干のタイムラグがある点です。
タイムラグや音声の聞きづらさによって面接官に不信感を与えないように、対面と同じように表情やボディランゲージに気をつけて臨みましょう。
WEB面接でも対面の面接でも使える面接準備のTipsを以下の記事で紹介しています。万全の準備の元、面接に臨みましょう!
【準備編】WEB面接の注意点
WEB面接も実際の面接と大差ないとはいえ、特に注意しなければならない事はいくつかあります。
「どんな機器を使うのがベスト?」「スーツは着用した方が良い?」など不安なことも多いでしょう。
Web面接では色んなツールを使いますが、その中でもZoomとGoogle Hougoutの使用頻度が高いです。
これらのツールの使い方について事前に学んでおきたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
【WEB面接対策】ZoomでのWEB面接を解説!~事前準備から面接当日の動き、トラブルの対処法まで~
【WEB面接対策】Google HangoutsでのWEB面接を解説!セットアップのやり方は?トラブルへの対処法は?徹底解説!
ここではWEB面接での注意点について、デバイス編と環境編の2つに分けてチェックしていきましょう。
チェックポイント(デバイス編)
まずはデバイス編です。特に以下の4点について、利用する機器の状態を事前にしっかりチェックしておきましょう。
①ネットの回線の強さは確認しておく
これはWEB面接を行う上で大前提となるチェックポイントです。
通信状況の悪さゆえに通信が途切れてしまったり面接官の話が聞き取れないことは、面接会場に行けないことに匹敵します。必ず自分の用いる回線の強さは確認しておきましょう。
どうしても自宅で安定した回線が準備できない場合は、ネットカフェの個室や大学の静かな場所での実施をオススメします。
②マイクの作動と音量を確認しておく
これも当たり前のように思えて大切なことです。
普段は使えていても、大きな通信量のもとではマイクやスピーカーが正常に働かない恐れもあります。念には念を入れて、マイクの作動と音量はしっかりチェックしておきましょう。
用いる予定のアプリケーションを実際に使って、あらかじめ友人とテスト通信をしておくのも良いかもしれませんね。
③通知をOFFに設定
実際の面接中にケータイの通知が大きな音で鳴る、なんてことはあまり起こりませんが、WEB面接になるとどうやらこのミスをしてしまう人がいるようです。
特にLINEやFacebook、Gmailなどは、設定によってウィンドウを開いていなくても通知されることがあります。面接中に通知が来てしまうのは良い印象には繋がりません。
WEB面接を開始する前に、全ての通知がOFFになっているかもう一度確認しましょう。
そして、電源も完全にオフしてしまえば、通知の心配は無くなるので、オフにしてしまいましょう。
④アカウント名やプロフィール写真などに注意
最近ではオンラインでの飲み会などが流行っており、プライベートでZoomやSkypeを利用する人も増えています。
その際作成したアカウントをそのまま用いてWEB面接を行う場合、アカウント名とプロフィール写真に十分な注意を払いましょう。
アカウント名は本名、プロフィール写真は就活用の証明写真を利用するのが無難です。
もし就活用のメールアドレスなどを別で作っている場合は、これを機にZoomやSkypeでも就活専用のアカウントを作成すると良いかもしれません。
チェックポイント(環境編)
次に環境編です。WEB面接を行う環境はいわば面接会場。特に以下の3点に注意して、最適な環境を準備しておきましょう。
①静かな場所で
WEB面接は必ず静かな環境で行います。当然のことではありますが、準備せずにはなかなは用意が難しいものです。
特に自宅で行う場合は、隣の家・部屋から環境音や、ペットや家族の声だけでなく、自宅周囲の公園や線路からの騒音にも気を配りましょう。
「自宅での環境確保が難しい…」という方にはネットカフェの個室がオススメです。高速の回線も整っており周囲の音もせず、自分ははっきりと声を出せるため、就活生の中でも人気のスポットとなっています。
(2021年5月現在、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響で、一部店舗・地域によりネットカフェの利用が困難になっています。利用の際はあらかじめ公式サイト等で確認するように心がけましょう。)
②部屋をきれいに・明るくしておく
自室でのWEB面接を行う場合は、環境音だけでなくカメラに映る範囲にも気を配りましょう。
上述したように、WEB面接で用いる部屋は面接会場です。
生活感が出ないよう、大きな家具がなるべく入らないような画角で、綺麗に片付けておく必要があります。
なるべく壁紙の前に位置し、顔がはっきり見えるよう部屋を明るくしておくことも大切です。
③服装はスーツが無難?
就活での服装の悩みは後を絶ちません。ましてや慣れないWEB面接での服装など、想像がつかない方も多いのではないでしょうか。
WEB面接では服装に関して、基本的に企業側から指定があります。
特に服装自由と書いてある場合については、その文言通りオフィスカジュアルライクな私服を用意すると良いでしょう。
「自由とは書いてあるけどなんだか気になる…」「そもそも服装の指定がないんだけど…」という方はスーツを選ぶのがベストです。
就活での服装の悩みに対するあれこれは以下の記事でも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
就活でよく目にする服装自由や私服可への対応は?その意図と対策!
④履歴書・エントリーシートは近くに置いておく
実際の面接では履歴書やESを持参するのが一般的です。WEB面接でも同様に提出済みの履歴書やESを手元に用意しておきましょう。
なるべく実際の面接に近付けるために、封筒に入れて近くに置いておくのがベストです。
なお、履歴書やエントリーシートの書き方について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【新卒就活向け】採用担当者に伝わるES・履歴書の志望動機の書き方
WEB面接はスマホで対応してもOK?
WEB面接で用いるデバイスといえばノートPCやデスクトップPCが想像されやすいもの。
ですがPCを持っていない方も一定数おられるでしょう。WEB面接をスマホで行うのはOKなのでしょうか。
実は、WEB面接でのスマホ使用はタブーではありません。しかしスマホを使用する場合、以下3つの注意点を意識しなければなりません。
①面接官を見下ろさない
まずスマホの位置についてです。普段使う位置でテレビ通話をすると目線を落としてスマホを操作することになりますが、この位置からだと相手方には見下げているような映像が写ってしまいます。
これは威圧的な態度と取られてしまい、面接には適していません。
椅子に座ってまっすぐ向いた位置にスマホのカメラが来るように、しっかり固定してセッティングをする必要があります。
②インカメラの画質をチェックしておく
スマホのインカメラ機能はとても便利ですが、機種によって画質が様々です。
場合によっては低画質のカメラが備え付けられていることもあり、これは面接に適していません。
スマホでのWEB面接も可能ではありますが、以上のようなスマホ特有の注意点もあるため、なるべくPCでの面接がベターです。PCを用意できない場合はネットカフェや大学貸出のPCを利用しましょう。
③通知をオフにする
スマホを使用する場合、PCよりも通知が鳴ると考えられますので、通知や着信には細心の注意を払いましょう。
イヤホン使ってもOK
一般的にWEB面接でのイヤホン使用は良いとされています。
ですがイヤホンも、マイク機能のついていないものやマイクが洋服とこすれて雑音化しやすいものなど様々です。
PCのスピーカーと内蔵マイクで十分対応できるため、あえてイヤホンを使用する必要はないでしょう。
なお、もしイヤホンを使う場合は、Bluetoothイヤホンは接続が不安定なことがあるので、有線のイヤホンの方がお勧めです。
カメラを搭載していない場合は要注意
カメラを搭載していないパソコンを使用する方や、より良い画質を求めたい方は、外付けWebカメラを用意する必要があります。
amazonで3000円程度で買うことができるので、面接の日時までに揃えておきましょう。
【実践編】WEB面接での注意点
ここまでWEB面接を行うための準備について確認してきました。いよいよここからは実践編です。WEB面接を行う上での注意点を一緒に確認していきましょう。
10分前には準備しておく
WEB面接予定時間の10分前には準備が完了するように整えておきましょう。
WEB面接では実際の面接会場と異なり、緊張感が違った形で押し寄せてきます。
中には全く実感が湧かずに気持ちが引き締まらない、なんて方もいるようです。早めの行動を心掛け、上記の準備編で確認したことは全てチェックできているのか、もう一度確かめてみましょう。
カメラ目線で!
実際のWEB面接中はカメラ目線を意識します。
特に画面ばかり見ていると、面接官側の画面には常にうつむいている皆さんが投影されてしまいます。
画面の位置とカメラの位置は大きく違うということを常に意識しておきましょう。
ポイントはカメラ自体を面接官の目のように捉え、カメラの1〜2mm下の部分を眺めることです。
これにより見る側も見られる側もリラックスした目線となります。
面接中の不要な画面操作は避けよう!
PCの内蔵マイクは高性能なため、タイピング音やタッチパッドのクリック音すらも拾われてしまいます。
そのため面接中に画面操作を行うと、せっかく用意した静かな環境が台無しになってしまう恐れがあります。
面接中の画面操作は極力避け、WEB面接の妨げを排除するような操作時以外はデバイスに触れないようにしましょう。
WEB面接でもハキハキ話すのが大事
WEB面接でも実際の面接と注意すべきことは同じです。ハキハキと大きな声で話伝えることが重要になります。
特にWEB面接では、タイムラグが生じたり声が届きにくくなってしまうこともしばしば…気持ちゆっくりめにハキハキと伝える心掛けが大切です。
また、離れて話すことになるので、ボディランゲージの使用もかなり効果的です。
面接時のボディランゲージについて、詳細を学びたい方はぜひ以下の記事をご覧ください。
とはいえ、リラックス
とはいえ、面接は緊張がつきものです。
緊張してしまうと話そうと思っていたことが話せなかったり、おかしなことを話してしまうことも多々あります。
なので、リラックスするという意識は忘れないようにしましょう。
WEB面接ではカンペもあり
実際の面接ではメモやカンペを確認できませんが、WEB面接では見ることができます。
ですが面接中あからさまに目線を逸らして確認してしまうと、面接官に悪い印象を与えかねません。
せっかくの面接で、自分をアピールできるというのに、カンペを読むのに必死だと熱意が伝わりません。それでは、万全な準備してきた時間がもったいないです。
もしカンペを使うのなら、カンペはカメラの周辺にセッティングしましょう。もしくは、パソコンのテキストに落とし込めば、不自然さが少し軽減されます。
また、棒読みを防ぐならキーワードのみをカンペに書いておくこともおすすめです。
なお、カンペを使用する際はどんな場合でも、カンペの内容をそのまま読むのではなく、一言添えてコミュニケーションをスムーズに行いましょう。
まとめ
今回の記事では、WEB面接をおこなう上でのポイントを紹介しました。最後に記事全体をおさらいしてみましょう。
・WEB面接を行う前に、デバイスと環境を準備しそれぞれチェックしておく必要がある
・面接の前にスマホやPCの通知オフ・電源オフにしておく
・カンペは見ることができるが、あくまで自然なコミュニケーションを心がける
・開始の10分前には準備を完了し、面接中は対面の面接と変わらず行うことが大切
WEB面接とはいえ、実際の面接と同様に扱われる選考方法です。
この記事で学んだマナーを活かし、時に友人や家族の協力のもとアウトプットにつなげることで、需要の高まるWEB面接に少しずつ慣れていきましょう!
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