最終面接で落ちる原因はなに?落ちたときに見直したい4つのポイント
面接
CONTENTS
最終面接でも落ちる人は落ちる
最終面接を通過する確率は50% ?
最終面接で落ちるフラグはあるのか
最終面接に落ちる人の共通点
①一貫性に欠ける
②熱意が伝わってこない
③内定を出す理由がない
④企業との相性が合わない
⑤将来のビジョンが曖昧
⑥エージェントを利用していない
⑦企業理解が足りていない
⑧「なぜ他社ではなく当社なのか」を説明できない
面接に落ち続けたら相談を
「最終面接は落ちないって聞いたけど、落ちることってあるの?」
「入社の意思確認意外にどんなことが聞かれるの?」
最終面接まで進めば内定は目の前、、、とはいえその肝心な最終面接の内容は謎に包まれています。
世の中的には「最終面接ではよほどのことがない限り落ちない」などと言われていますが、それは本当なのでしょうか?
実際に最終面接へ進んだ人にインタビューするわけにもいかず、どう準備すれば良いのか困ってしまいますよね。
今回の記事ではそんな最終面接について、落ちてしまう人の共通点と、それに対する解決ポイントを8つ紹介していきます。
最終面接を受ける前の詳しい対策については以下の記事を参考にしてみてくださいね!
新卒就活の最終面接は何を準備しておく?最終・役員面接頻出の質問と突破対策
最終面接でも落ちる人は落ちる
順調に選考を進んで行ったからといって、最後まで気を抜いてはいけません。複数回の面接を終えてたどり着いた最終面接でも油断は禁物です。
最終面接は新卒採用の最後のステップとして非常に重要視される場合もあります。
まずは相手をじっくりと見定めるために、最終面接の特徴を押さえておきましょう。
最終面接を通過する確率は50% ?
最終面接の通過率はなんと50%。2人に1人は落ちてしまうの選考なのです。
企業によって最終面接が評価に占める割合は異なるためこの値はあくまで平均です。
しかし就活生との相性を特に重要視する企業では、1次面接や2次面接と同程度の通過率まで引き下げてくることも。
「落ちる人も半分以上いる」といった心づもりで臨み、最後まで入社意欲を伝え続けることが重要です。
最終面接で落ちるフラグはあるのか
最終面接では、合格か不合格かにより質問形式や特徴が異なる場合があります
内定の可能性が高い場合のフラグとしては、
- 終始明るい雰囲気で、和やかな雑談のみで終わる。
- 一緒に働くことに対して積極的なコメントをくれる。
- 入社後の具体的な説明がなされる。
- 内定連絡が早い。
などの特徴があるようです。これらの特徴が見られる面接であれば、合格は目の前かもしれません。
逆に内定の可能性が低い場合のフラグとしては、
- こちらの話をあまり聞いてもらえず、雰囲気が悪い。
- 「本当にうちで働きたいの?」など否定的なコメントをされる。
- 細かく深掘りされ、内定連絡までも時間がかかる。
などといった特徴が見られます。
最終面接で意識されるのは、その人が企業に対してどれだけフィットするかという点です。
志望動機やバックグラウンドについてはここまでの面接で把握されているため、最終面接ではあまり問われないのです。
明確な判断指標はありませんが、企業によっては名刺を渡されその場で握手を求められたり、通知書のようなものを渡されることがあります。その場合は受かっていると判断して良いでしょう。
対して、想定よりもかなり早く最終面接が終わってしまったり、その場で今後も就職活動を頑張ってくださいと言われた場合は落ちている恐れもあると考えましょう。
最終面接に落ちる人の共通点
最終面接に落ちてしまう人には、共通する特徴がみられます。
ここからはそんな落ちてしまう人の共通点と、その解決法を8つご紹介していきましょう。
①一貫性に欠ける
初回の面接から最終面接にかけて、皆さんの話に一貫性がないと落ちてしまう恐れがあります。
最終面接では主に会社の重役が面接を担当してくれますが、1次2次の面接官からそれぞれの就活生に対する所感を伝えられていることがほとんどです。
そのため最終面接だからと張り切って、これまでに伝えてこなかった内容や今までの流れに沿わない発言をすると、不信感を抱かれてしまいます。
【悪い例】
面接官:「なぜ当社を受けようと思ったのですか?」
就活生:「(1次面接や2次面接では福利厚生や働きやすさに触れたけど…) 御社の企業理念に強く共感したからです!」
【良い例】
面接官:「なぜ当社を受けようと思ったのですか?」
就活生:「社風が私の理想と非常にマッチしており、働きやすい環境だと感じたからです。」
このように1次2次の面接での発言と相違がないように、伝え方を工夫しながら受け答えしていきましょう。
最終面接ではこれまでの質問を深掘りし、社風にフィットする就活生を探します。
発言の一貫性を意識しつつ理念や企業の価値観に合うような答えを伝えられるよう、しっかりと面接練習や企業研究をしておきましょう。
②熱意が伝わってこない
もし皆さんの面接に、
・だらしない話し方をしている
・姿勢や座り方がきちっとしていない
・ダラダラと話を続けてしまう
などの特徴がみられる場合、面接官には準備不足と感じられてしまうかもしれません。
最終面接では予想以上に、皆さんの会社に対する熱意が確かめられるのです。
しっかりと熱意を伝えるために、入社意欲を前面に押し出した受け答えを練習しておきましょう。
面接を成功に導くための話し方のコツを以下の記事にまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
③内定を出す理由がない
最終面接で企業に落とされてしまう最も致命的な原因です。
面接官が就活生に対し「採用したいと思える点が一つも上がってこない…」と感じることにより生じてしまいます。
例えば、その時々で発言の内容がコロコロと変わるような就活生や、会社に対する愛情や良い意味での執着心が全くない人、初めから数年のうちに転職することを視野に入れている人などに対しては、「自社で育てたい」と感じてもらえません。
ここでも重要になってくるのが話の一貫性と熱意です。
なぜこの企業に就職したいのか、他ではどうしてだめなのか、これらのことを論理的に伝えることで、「この学生を採用したい」と感じてもらえるようになりますよ。
④企業との相性が合わない
就職活動では能力も重要ですが、それと同様に企業とのマッチングもとても大切です。
どんなに優秀な人材でも、その企業の社風に合わない場合は落ちることもあります。
最終面接まで到達して落ちてしまう場合、適性については以下のような原因が考えられます。
A:適性があるのにも関わらず、アピールが適切にできていない
B:適性がそもそもなかった
それぞれ詳しくみていきましょう。
パターンA:適性があるのにも関わらず、アピールが適切にできていない
最終面接まで到達している場合、おおよその適正はマッチしていると考えられます。
それでも最終面接で落とされてしまうのには、アピール不足が原因となっているのかもしれません。
最終面接だからといって緊張しすぎたり逆に気を抜いて臨むと、あなた自身の人間性をうまく伝えきれないことがあります。
適性があるにもかかわらず適切でないアピールをしてしまうことは最も避けたいパターンの一つです。
以下のように対処していきましょう。
パターンB:志望度の低さが態度や受け答えからみて取れる
あなたにとってその会社が第一志望でない場合、志望度の低さが態度や受け答えにあらわれてしまうことがあります。
例えば、
- 将来設計について尋ねられた際、具体的な返答ができず曖昧に濁してしまう。
- 志望動機を使いまわしており、その企業でなければならない理由が含まれていない。
- 質問に対する答えを明らかにその場で1から組み立てており、準備不足が伝わってしまう。
などの形で熱意のなさがバレてしまいます。
熱意のないことが一度でも伝わってしまうと、その後の受け答えも全て懐疑的に捉えられてしまい不利に働くでしょう。
「自分は大丈夫」と思っている人こそ、気付かぬ落とし穴にハマっているかもしれませんよ。
⑤将来のビジョンが曖昧
最終面接で落ちる最後の理由として、将来のビジョンが曖昧であることが挙げられます。
志望度の高い人ほど入社後の制度や働き方を加味した将来設計を行っています。
それに対し将来のビジョンが曖昧であると、企業側も不信感を抱きかねません。
さらに自身の将来像を綿密に立てておかないことにより、入社後のミスマッチに繋がってしまう恐れも考えられます。
どんな仕事を任されるのか、勤務地はどこなのか、それらを踏まえて将来的に自分はどう働いていたいのか。
大手の企業に勤める場合はなおさら、将来のビジョンを明確に描いておきましょう。
就活で「5年後10年後の将来像」を聞かれたら|具体例とともに解説
⑥エージェントを利用していない
最終面接で落とされてしまう就活生のほとんどは、就活エージェントを利用していないようです。
エージェントは就活のプロ集団。
長い年月をかけて蓄積した業界研究や企業研究に加え、企業への特別選考ルートも持っています。
それぞれの企業に合った面接対策や指導を行ってくれるため、就活突破に非常に有用です。
JobSpringでは大量の企業の中から一人ひとりに合わせた企業を厳選してご紹介しています。
面接対策もそれぞれの就活生さんごとに行っており、利用しない手はありません。
ぜひ無料登録をして、就活のプロと面談してみてくださいね!
⑦企業理解が足りていない
1次面接、2次面接の際に収集した企業情報のまま最終面接に挑もうとしていませんか?
1次面接や2次面接に比べ、最終面接は実施までに時間がある分より深い企業理解と分析が求められます。
できれば理念や仕事内容など現時点の企業についてだけでなく、中期経営計画やプレスリリースなど会社がこれから向かおうとしている方向性についても知識を仕込んでおきましょう。
しっかりと分析をした上での企業理念に対する共感は、深みのあるものとして評価されます。
企業分析で得られた理解に自身の具体的なエピソードを絡めることで、なぜその企業に共感したのかを説明できるようにしておきましょう。
企業分析の効率的な手法については以下の記事でご紹介していますので、合わせてご覧くださいね。
⑧「なぜ他社ではなく当社なのか」を説明できない
最終面接で最もよく聞かれる質問がこの「なぜ他の会社でなく当社を志望したのか」というものです。
この質問を通して企業は皆さんの志望度合いの程度を推し量ろうとしています。
しっかりとした準備無しに上辺だけの受け答えをしていると、「本当はどこの企業でも良いんじゃないか?」と評価されてしまい、内定が一気に遠のいてしまうのです。
「なぜ他社ではなく当社なのか」をきちんと説明するためには、やはり業界研究・企業分析に立ち返ることが大切。
この時エントリーする企業だけでなく他の企業についても分析をし、当社が他社とどのような点で異なるのか、その異なる点が自分の就活の軸とどうマッチしているのか、についても説明できるようにしておきましょう。
企業への熱意は準備すればするほど伝わりやすくなります。
楽をしようとせず、時間をかけてじっくりと取り組んでみてくださいね。
面接に落ち続けたら相談を
今回の記事では、最終面接で落ちる人の共通点とその解決法についてご紹介してきました。記事全体を振り返ってみましょう。
・最終面接の通過率は50%と気が抜けない
・企業に対する熱意や志望度合いが面接突破に大きく影響する
・最終面接だからこそこれまで以上に企業分析や面接対策が必要
・論理的に一貫した発言を心がけることが大切
「最終面接は落ちない」と言われることもありますが、そんなことはありません。
多くの人が落ちています。
タイミングや相性の問題もありますが、だからといって諦めたり気を抜いていてはいけません。
その企業の志望度が高いのであれば、より一層力を入れて対策をしたいところです。
就活はいくつもの困難を越えなければなりませんが、その最終関門で引っかかるのはとても悔しいですよね。
自分で原因を探ることも大切ですが、「なにが原因かわからない」「対処法がうまくいかない」といった悩みがあるなら、就活エージェントなどを利用して、早いうちに解決してしまいましょう!
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