就活の終わりが見えない…悩んでいる人に読んでほしい1ページ
メンタルヘルス
CONTENTS

就活の終わりが見えなくなる原因
①就職活動の期間が長すぎる
②エントリーと不採用を繰り返す
③面接で正直に答え過ぎる
④思い込みが激しい
前提:就活を早く終わらせることがゴールではない
「もっと頑張る」は悪循環!一息入れて対策を取ろう
秋以降も採用を行う企業はある
スーツのクリーニングをしよう
就職活動を早く終わらせる方法
①志望する企業を見直す
②就職エージェントに相談する
③就職浪人・就職留年を考える
④事前準備を再思考
⑤内定をもらうことに執着しすぎない
⑥面接の練習をする
⑦就職活動をやめてしまう
就活を後悔なく終わらすために必要なこと
①一人で悩まない
②周りに流されない
③就活鬱になる前に休む勇気を
孤独な長期戦にならないために味方をつけよう
就職活動が終わらない」
このフレーズだけで胃がぎゅっと痛くなり、動悸がしてしまうことでしょう。
周りの友達はどんどん内定をもらっているのに自分だけ就活が終わらない…と焦るのも無理はありません。
どうすれば就活を終わらせられるのか、不安ばかりで先の見えない思いに心を痛めている方も少なくないかと思います。
今回の記事ではそんな皆さんに読んでいただきたい内容を集めました。
就活の終わりが見えなくなる原因を分析し、それを解決するために必要なことをまとめています。
まずは1人で悩まないために、この記事をゆっくりと読んで一息ついてみてください。
落ち着いてからまた戦略を立て直すのでも、決して遅いことはありませんよ。
就活の終わりが見えなくなる原因

就活は長く険しい戦いです。時にその険しさに圧倒され、いつまでも終わらないもののように感じてしまうことでしょう。
ですが安心してください。就活の終わりが見えなくなってしまうのには、ちゃんとした原因があるんです。つまりその原因を深く理解すれば、解決策も自ずと見えてくるということ。その原因を一緒に確認していきましょう。
①就職活動の期間が長すぎる
就職活動の終わりが見えなくなってしまう原因の一つ目です。
「就職活動が長すぎるということ」
早くから活動を始めた熱心な方は1年以上、本格化してから一気にまくし立てる方でも3か月以上は就職活動を行わなければなりません。大学4年間のうちこれだけの時間を同じことに費やすわけですから、ストレスやプレッシャーが大きくなってしまうのも無理はありません。
「いつまで続けなければいけないんだろう…」と終着点の検討もつかなければ、終わりが見えなくなってしまい余計不安に陥ってしまいます。これでは辛さが押し寄せてくるばかり…
そんな時は、無理矢理にでも計画を立ててみましょう。「この日までには終わらせてやる」「ここまでは頑張ってみよう」「そのためには何からすれば良いのだろう」と気持ちを前向きにシフトチェンジすることが大切です。
以下のページでは就職活動を短くするためのコツを紹介しています。計画を立てる際の参考にしてみてくださいね。
就活は何月に始めて、いつ終わる?開始時期ごとの解説と短期で終わらせるコツ3選
②エントリーと不採用を繰り返す
就職活動の終わりが見えなくなってしまう原因の二つ目は、
「エントリーと不採用のループから抜け出せない」
と感じてしまうことにあります。就職活動では「エントリー→不採用→エントリー→不採用→エントリー…」と同じ作業を繰り返す傾向があります。何度も同じようなイベントをループしていては、先が見えなくなっても仕方はありません。不採用が連続している時はなおさら辛いですよね。
辛い気持ちがある程度落ち着いたら、不採用の原因を見つめ直してみましょう。面接がうまくいっていないのか、そもそも志望業界との相性が悪いのか、相性が悪いとしたら自己分析をもう一度した方が良いのか、など原因を深く因数分解していくことで新しい解決策が見えてくるかもしれません。
この時一番大切なのは自分を責めないことです。会社との相性がよくないことは、あなたのせいではありません。人と人のコミュニケーションに相性があるように、会社と社員の間にも相性があるんです。あなた中心の就職活動を行なってくださいね。
以下のページはもう一度自己分析をしたい方、志望動機を見直したい方のためにご用意いたしました。ぜひ活用してみてください。
【新卒就活向け】採用担当者に伝わるES・履歴書の志望動機の書き方
③面接で正直に答え過ぎる
不採用が続いてしまう原因の一つに、
「面接で正直に答え過ぎてしまう」ことが挙げられます。
真面目な方や真っ直ぐな方では特にみられますが、面接で全てに対して正直に答えてはいませんか?
例えば、第一志望ではない会社で「第一志望ではありませんが…」と伝えるのは、あまり得策ではありません。
時に就活では、本音と建前を準備しうまく使い分ける巧妙さが求められているのです。
④思い込みが激しい
自分にあった企業が見つけられず相性の良い企業に出会えない方では、
「誤った思い込みをしてしまっている」
可能性もあります。
自己分析をきちんとしたつもりであっても、周りからの評価と自分自身の分析にギャップが生まれてしまうことは仕方がありません。
ですがそのギャップがあまりに大きくなってしまうと、自身を過小評価したり、逆に過大評価してしまい、面接官に思いを伝える際にそのギャップが邪魔をしてしまうことがあります。
誤った思い込みを防ぐためにも自分で自分を顧みるだけでなく、他社から評価してもらう機会を持ちましょう。
他己分析のやり方がいまいちよくわからない、という方は以下の記事で確認してみてくださいね。
関連ページ:https://jobspring.jp/article/detail/389
前提:就活を早く終わらせることがゴールではない

就職活動はストレスがかかります。大きな重圧に押しつぶされそうになるため、就活の目的が少しづつ「早く終わらせること」に変わってしまう人も多くいて当然です。
「もっと頑張る」は悪循環!一息入れて対策を取ろう
そんな時こそ、落ち着いて、もう一度就活のゴールを見直してみてください。
きっと「早く終わらせること」だけが就活のゴールではないと気がつくでしょう。
是非とも「後悔しない就活」を目標にしてください。
頭ではわかっていても心が持たないこともあるでしょう。
ですが早く終わらせたいばかりに納得のいかない企業に就職しては、就職後にも辛い思いをすることになってしまいます。
連日続いている面接に一息入れ、採用されない要因を分析する「安息日」を設けてみてはいかがでしょうか?
秋以降も採用を行う企業はある
秋以降に採用が予定されている企業もたくさんあります。
最近では選考活動が通年化しているため、秋以降であっても多くの優良企業が採用を行っているのです。
確かに求人の数はピーク時よりも減ってしまいますが、その分ライバルとなる就活生も少なくなります。
ここまで経験を積んできた皆さんであれば、きっと秋以降の選考で実力を発揮できますよ!
スーツのクリーニングをしよう
また、安息日のタイミングを見計らってスーツのクリーニングも忘れてはいけません。
リクルートスーツの清潔さには就活生の気配り・態度・勤勉さなどが表れると言われています。
採用担当者の中には「スーツを着こなせているかどうか」を重要視している方がまだまだ多く、第一印象が身なり一つで大きく左右されてしまうのです。
少し手間をかければ回避できるため、必ずクリーニングに出しましょう。
就職活動を早く終わらせる方法
ではここからは、実践的な内容に移っていきましょう。就職活動を少しでも早く終わらせるために出来るコトをやりやすい順に並べました。一つずつ、ゆっくりと検討してみてください。
①志望する企業を見直す
志望する企業を見直すことは就職活動の終わりを近づけるために最もやりやすいことの一つです。企業を見直すといっても、同じ業界で探し直すだけではありません。いっそのこと業界自体を変えてしまっても良いんです。
見ていない業界にまで視野を広げると、色々な可能性に気づかされることと思います。自分が本当にやりたいことは、今志望している業界でしかできないことなのか、もう一度考えてみても良いかもしれません。
【テンプレートつき】就活のあらゆる場面で役立つ業界研究のやり方・まとめ方
②就職エージェントに相談する
悩みを抱えている時、人の脳は短絡的な結論を導き出す思考にギアチェンジします(情動系の神経回路といいます)。これは脳が元から備えている防衛本能のようなものです。
ですが就職活動のような今後の人生に大きく関わる決断をする際、情動系の神経回路では本当に満足のいく結論を導くのは難しいんです。
そんな時は、誰かに相談してみましょう。それも家族や友人など多少の気遣いをしてしまう相手ではなく、不安や悩みを思いっきりぶつけられる就職エージェントがおすすめです。誰かに相談することの有用性は医学的にも証明されています。見えなかった課題や気がつかなかった本心などを改めて確認することができます。
③就職浪人・就職留年を考える
今があまりに辛いのであれば、就職浪人・就職留年を考えてみるのも一つの手です。就職活動自体は長引いてしまいますが、今おかれているとても辛い現状からは距離を置くことができます。
就職浪人・就職留年をすると自分の志望企業からは遠のいてしまうのではないか、と不安に感じることでしょう。確かにそれは企業によりけりです。ですが、この文章を書いている私の友人は思い切って就職浪人をしたところ、次の年に第一志望であった楽天株式会社に入社できたと報告してくれました。どんな道にも希望は残されていますよ。
もちろん、浪人や留年は並大抵のことではないので、決断は慎重に行いましょう。以下の記事では、注意点について解説しています。
④事前準備を再思考
これを機に、業界研究や企業研究などの事前準備が十分であったかどうか、もう一度確認してみましょう。
もし研究が不十分で業界に対する知識が少ないと、面接官に「この就活生は本当にこの業界・企業で働きたいのか?」と疑問に思われてしまいます。
就活は知識で乗り切るものではないとはいえ、知識量は必ず味方してくれるもの。
たくさんの業界に手を出し過ぎず、絞り選んだ業界の研究を深めてみましょう。
⑤内定をもらうことに執着しすぎない
内定をもらうことに執着し過ぎ、皆さん自身の個性を伝え損ねていませんか?
「良い学生」であることを伝えようとして、一時的に猫を被ったり背伸びをしてもあまり意味はありません。
むしろ皆さん自身の個性を伝え、何を考え何を目標とし、どんな行動をしてきたのか伝える方が、内定には繋がりやすいとさえ言えます。
面接官は皆さんの人間性を見たがっているのです。
⑥面接の練習をする
就職活動を早く終わらせるためにも、もう少しだけ面接の練習を続けましょう。
とはいえ皆さんはこれまでに実地での面接をたくさん受けてこられたことと思います。
人一倍経験を積んでいるのですから、現時点での面接には十分自信を持ってくださいね。
「あの空気感の中でどのように振る舞うのがベストか?」「面接官を想定してどんな練習を積んでみようか?」など、実地での面接経験を活かし面接練習を充実させましょう。
面接練習のポイントは以下の記事で詳しく紹介していますから、合わせてご覧くださいね。
関連ページ:https://jobspring.jp/article/detail/504
⑦就職活動をやめてしまう
就職活動をやめてしまえば、そこでおしまいです。
自由なタイミングで確実に終わらせることができる方法です。
極論のように聞こえますが、無茶なことでもありません。
就職活動をやめても、大学院に進学したり、専門学校に通い技術・知識を身につけたり、NPO法人に所属して難民支援をしたり、いっそ会社や法人を1から立ち上げたり、色々な道があります。
世の中にインパクトを与える人たちには、就職活動のように特殊な活動を不得手としている人も少なくありません。
夢を追う人も例外ではないでしょう。
私の親戚は新卒の就職活動では全く太刀打ちできませんでしたが、専門学校に通い3Dデザインを勉強し、先日ついに大手出版社からキャラクターデザインの仕事を頂くという夢を叶えました。
思わぬ道に希望の光が隠れていることもあるんです。
忘れないでくださいね。
就活を後悔なく終わらすために必要なこと
どんな道を選ぶにせよ、就職活動を後悔なく終わらせることが大切です。ですがその「後悔なく」が本当に難しい…
後悔のない就職活動の終わりを迎えるために必要なことを紹介いたします。
①一人で悩まない
後悔なく就職活動を終わらせるうえで最も大切なことは「一人で悩まない」ということ。前の箇所で述べたように、悩みを抱えている時に1人で悩むことは脳の仕組みから言っても非合理的です。
まずは信頼できる人に少し口をこぼしてみてください。それが難しければ、思い切って就職エージェントや就職カウンセラーを利用することも視野に入れてみると良いですよ。
②周りに流されない
人は一番信頼している情報は周りの友人から得る情報だと言われています。しかし気をつけなければならないのは、人によって良い会社は異なるということです。
そのため就職活動おいては「周りに流されない」こともとても大切。別の言い方をすれば人と比較をし過ぎないということです。
あなたなりの、あなただけの就職活動をデザインしてみましょう。あなたの人生を決めるのは周りとの相対的な差ではありません。自分の納得のいく道をとことん突き詰めてみてくださいね。
③就活鬱になる前に休む勇気を
就職活動がなかなかうまくいかず鬱になってしまうという学生も毎年少なからずいます。
当たり前です。たくさんの企業から「あなたはいらない」と言われ続けるのですから、自己肯定感や自尊心が傷つけられネガティブな気持ちになり、鬱につながってしまうのも無理はありません。決して弱いわけでも、恥ずかしいことでもありません。
そういった時には焦らず、しっかりと休息を取ってみてください。一日就活のことを考えずに趣味に没頭するも良し、カメラを片手に森林浴をしに行くも良し、気のおけない仲間と飲みに行くのも良いでしょう。少し肩の荷を降ろすことで、就活に対する向き合い方も少しずつ前向きになれますよ。
孤独な長期戦にならないために味方をつけよう
今回の記事では、辛く終わりの見えない就職活動を解決するために必要な情報をお届けしました。就職活動で悩みを抱えている時は、
・まずは休息し、1人だけで悩もうとしないこと・「面接で正直すぎないか?」「客観的に自分を分析できているか?」など、原因を分析すること・内定に執着しすぎず、自然体で自分のしたいことや個性に向き合うこと・相談を厭わずに、友人や家族、就活エージェントの力を借りること
を意識しましょう。
人生において大切なエッセンスがたくさん含まれています。皆さんの就職活動が、そして皆さんの選択が、皆さん自身の糧になり有意義なものになることを心から願っております。
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