【就活対策】全落ちしたらどうする?今からできる対処法とは

CONTENTS

就活では受けた企業で全落ちすることもありうる

未経験=落ちる確率は高いという前提

どの選考段階で落ちてしまうのかは様々

早期からはじめれば良いというわけでもない

「何を全落ちと捉えるのか」を考えよう

就活初期で持ち駒がなくなってしまった

就活シーズン後半で候補の会社に全て落ちてしまった

一番大切なこと

いつ内定をもらったのかは関係ない

内定までに何社落ちたかも関係ない

まずは、マインドチェンジ!

今までのやり方にこだわることをやめる

自分らしさを大切にする

全落ちしてしまう理由と対策法

①倍率の高い企業しか受けていない

②コミュニケーション不足

③業界や職種を絞りすぎ

④業界や職種がバラバラすぎ

⑤選考段階ごとの対策ができていない

今やるべきこと

自己分析と企業研究を練り直す

話し方や表情を見直す

志望先の視野を広げる

もし全落ちしてしまったらどうするべきか

①諦めず新しくエントリー

②進路変更を行う

③就職浪人をする

④エージェントを利用

まとめ

自分なりにやりたいことを考え、 対策して受けた企業から次々とお祈りが届いたら...大ショックですよね。


今まで大きな挫折を味わったことのない人は、自分の人間性を否定されているような気持ちになってしまうかもしれません。


しかし就活生は平均して13.46社にエントリーするのに対して内定企業は2.36社、 また8月末時点での内定保持者は8割で、残りの人はまだ内定がない状態です。 (就活みらい研究所『就活白書2019』参照)つまり落ちて落ちまくるのが就活の面接では当たり前と言えます。


とはいえ、全落ちは避けられるならば避けたほうが気持ちの面でも楽ですし、もし現時点で内定がないのであれば今後どう行動するかが大切でしょう。


心配する必要はありません。秋以降も例年50~60%の企業が採用活動を継続するため、「全落ちだ!どうしよう」と悲観しないでください。


今回は、

  • 全落ちしないために気を付けたいこと
  • 今から内定を得るためにできること

に注目してご紹介したいと思います。


就活では受けた企業で全落ちすることもありうる



新卒の就活において企業に落とされるのは心理的にきついものがありますが、実際では全落ちを経験する方が新卒の学生にはよくおられます。


ここでは初めての就活で全落ちに直面してしまう理由や、全落ちの特徴についてご紹介していきましょう。

未経験=落ちる確率は高いという前提

ESや面接など、就活にはコツが必要なポイントが多くあります。 インターンで練習済みの就活生は問題ないのですが、就活本番でいきなり第一志望群の選考が続くとコツをつかむ前に終わってしまうことがあります。 


インターンや志望度の低い企業で慣れることが賢い方法です。


どの選考段階で落ちてしまうのかは様々

ES、ウェブテスト、グループディスカッション、面接など選考のどのタイミングで落ちてしまうのかによって対策が変わります。


例えばESで毎回毎回引っかかってしまうとなると文章やアピール方法に基本的な問題があると考えられ、それを改善しないままだと全落ちにつながってしまいます。


早期からはじめれば良いというわけでもない

近年では就活生の売り手市場で、選考も早期化しています。さらに今後は就活が通年化するでしょう。


だからこそ低学年のうちから多くのインターンや選考に参加する人も多いです。しかし早く就活をはじめれば上手くいくというのは誤解です。


もちろん就活で必要なコツをつかむには早めの対策と慣れが必要ですが、大学生活を就活中心に過ごすと「あなたは大学で何を学んだの?」と思われてしまいます。


企業が求めているのは就活のプロではなく「未来ある若手」なのです。


「何を全落ちと捉えるのか」を考えよう



この記事を読んで下さっているみなさんは、就活全落ちに悩んでおられる方かと思われます。


とはいえ、全落ちの状況も皆さんそれぞれで異なるのではないでしょうか?


就活全落ちとは、「何を全落ちと捉えるのか」によってその解釈が大きく変わってくるのです。


ここでは何を全落ちと捉えるのか、その違いによって今後の方針を捉え直していきましょう。


就活初期で持ち駒がなくなってしまった

皆さんの中には、就活の初めの時期にエントリーした企業の持ち駒がなくなってしまい、全落ちに直面している方がおられるかもしれません。


初めのうちからお祈りメールばかりで、メンタルも相当削られてしまっていることでしょう。


ですが心配はいりません。


選考が進んでいる企業の数がゼロになることは、必ずしも全落ちとイコールではないのです。


というのも就活初期であれば、これからエントリーできる企業はかなりの量ありますし、業界を変えればもっと視野は広がります。


ここまでの経験を「就活の練習」としてとらえ、ここからもう一度スタートしてみてはいかがでしょうか?


就活シーズン後半で候補の会社に全て落ちてしまった

別のケースでは、就活シーズンの後半で内定がゼロになってしまった方もおられるかもしれません。


ですが、諦めるのはまだまだ早いですよ。


企業によっては年間を通して学生を募集していることもあり、その枠を用いて内定を勝ち取って行った先輩方は大勢いらっしゃいます。


「この時点までに内定が得られなかったら全落ちだ…」という考えを持っていると、メンタルが疲弊するだけでなく、これから出会うかもしれない企業に対する視野も狭めてしまいかねません。


自己分析を通してもう一度自分の本心と向き合い、時には思い切って企業選びの方向性を変えながら、視野広く多くの企業を覗いてみてください。


一番大切なこと



就活において一番大切なことは、「入社式に笑顔で参加できるか」ということです。


終わりよければすべてよし。


そこに至るまでが以下に険しい道であったとしても、入社式に笑顔で参加できれば就活は成功です。


いつ内定をもらったのかは関係ない

内定をもらう時期や、就活を終える時期を競い合うのはもうやめましょう。


就活を早く終えた人が優秀とは限りません。


内定をもらった時期も皆さんの能力や素質とは相関せず、入社後の評価にも特に影響はないのです。


内定までに何社落ちたかも関係ない

加えて、これまでに何社落ちたかを数えるのもやめてしまいましょう。


皆さんがどれだけの企業にエントリーし、そのうちいくつの企業からお祈りメールをもらったかなど、就職先の企業は気にしません。


これまでどんなに挫折があろうとも、内定先の企業から人柄やポテンシャルを認められて「選考を通過した」という事実は変わらないのです。


入社式に笑顔で参加するために、辛い気持ちはすぐに手放してもいいのです。


まずは、マインドチェンジ!



メンタルが削られ、やる気がなくなり、就活と向き合うことから逃げてしまってはいませんか?


もちろん、あまりに辛い時は逃げてしまうことも大切です。


ですが自分の中で「本当は逃げたくない」という気持ちを抱えながら向き合うことを避け続けていると、かえって大きなストレスになってしまいます。


かといって、いきなり闇雲にエントリーする企業の数を増やすのも得策ではありません。


まずは一度、心を入れ替えてみましょう!


今までのやり方にこだわることをやめる

ここから再スタートする気持ちでもう一度就活に向き合う場合、まずは今までのやり方にこだわり続けるのをやめてみましょう。


今までのやり方で結果が出ていないとすれば、何らかの改善や工夫をしなければなりません。


時間がないからといってESの志望理由を使い回ししていないか?


コミュニケーションが苦手だからといって面接官の目を見ることを避けてきていないか?


など、今までのやり方で改善できる点は無いかもう一度見つめ直してみましょう。


自分らしさを大切にする

企業の求める理想像になるべく近づこうとして、自分を見失ってはいないでしょうか?


完璧主義な方や就活に熱心な方ほど、正解回答を求めすぎてしまう傾向にあります。


就活に正しい答えなど存在しません。


あくまで皆さん自身を企業に知ってもらおうという気持ちを持ち続けることが大切です。


ハキハキと大きな声で笑顔を交えて対話すれば、きっと皆さんの人柄の良さが伝わるはずですよ!





全落ちしてしまう理由と対策法



いよいよここからは、具体的な対策に移っていきましょう。


 全落ちしてしまうことにはいくつかの理由があります。 それぞれについて対策方法があるので、焦らずに対策していきましょう。

①倍率の高い企業しか受けていない

誰もが名前を知るような有名大企業は、だいたい数十倍から数百倍の倍率です。大学受験も大変な競争ですが、就活における大企業の選考ではさらに熾烈なバトルが繰り広げられています。


例えば、倍率20倍の大企業に13社(19卒平均エントリー数)エントリーした場合、全落ちするのは、当然にあり得ることです。その事態を避けるために様々な規模の企業を受ける必要がありますが、新たに違う業界の研究をするのは大変ですから志望業界の中で、興味のあるベンチャー・中小企業を探すことが大切です。


関連記事:『就活で失敗!?大手企業に全落ちしてしまったときにできること』

②コミュニケーション不足

  • ・面接中の受け答え
  • ・電話応対
  • ・グループワーク

などコミュニケーションは選考中に常に必要となるものです。


中にはコミュニケーションをとることが苦手な人もいるかもしれませんが、就活においては「面白いことを言える人間」ではなく「会話のキャッチボールができる人間」がコミュ力があるということなので気負う必要はありません

  • ・聞かれたことに答える(質問に沿った回答をする)
  • ・相手の話をしっかり聞く
  • ・面接の逆質問を準備する

だけでコミュニケーション力の高い人になれます。


関連記事:『【新卒必見】おさえておくべき逆質問例と応用のコツ3選!』

③業界や職種を絞りすぎ

やりたいことをしっかり考えて、志望業界や職種を選ぶのは立派なことです。


しかしあまりに絞りすぎてしまうと、上手くいかなかったとき、途中で希望が変わったときに対応しにくくなってしまいます


エントリーの段階では一つの業界や職種に絞らず、余裕を持って選択肢を持つことがおすすめです。


④業界や職種がバラバラすぎ

反対に、就活の軸がぶれすぎているのも危険です。企業分析や業界研究では、ある程度時間をかけて深く掘り下げる必要があります。


その際にあまりに多くの業界に手を出していると、すべて中途半端で上手くいかない場合があるのです。


関連のある業界や仕事内容が似ている職種などから選ぶことで部分的に企業分析や自己PRの内容を使いまわせるので効率が良いです。


⑤選考段階ごとの対策ができていない

就活で苦戦する人が見落としがちなポイントが、

  • ES・ウェブテスト→基本的な学力や志望動機
  • グループディスカッション→協調性・リーダーシップ
  • 面接→企業との相性、人間性、仕事の適性

など選考の段階ごとに面接官が見たいポイントは違うということです。


それを意識した対策をすることで効率よくアピールすることができます。


関連記事:『就活で面接とエントリーシート(ES)の内容は一緒でいいのか』
関連記事:『就活のグループディスカッションでおさえたいポイント!話せない人必勝法』
関連記事:『【就活対策】受かる人の特徴は?面接中と準備はココに注目!』

今やるべきこと



では、全落ちしそうな時はまず何をすれば良いのでしょうか。


答えは、基本に立ち返ること。


具体的には、自己分析と企業研究をやり直し、実践で役立つ経験を積むことが大切です。


自己分析と企業研究を練り直す

  • 志望業界や職種が偏りすぎ/幅広すぎ
  • 大手ばかり受けている

という場合は一度自己分析と企業研究を見直して、「自分に向いているのは?」「その業界/企業はやりたいことができるか」「他にも良い業界/企業があるのではないか」ということを確認してみてください。



話し方や表情を見直す

最も簡単に変えやすく、そして最も効果的なこと、それは自分の話し方や話している際の表情を見直すことです。


「もし自分が面接官だったら?」と視点を変えて、実際に選考を受けるとき魅力的に映るような話し方や表情を考えましょう。


面接官は将来自分が一緒に働きたいと思える学生を採用します。


声が小さく自信なさげに話している学生よりも、ハキハキと自信を持って発言している学生の評価が高いのは当然です。


鏡の前で表情を作る練習をしたり面接練習を動画に撮って見直すことで、話し方をどんどんよくしていくことができますよ。


志望先の視野を広げる

自分の志望する業界との縁がなかった場合、そもそもの志望業界から変えてしまうのも良い手でしょう。


今まで「この業界はちょっと…」と避けていた業界も、腰を据えてじっくり覗いてみると意外に心惹かれる場合があります。


また昨今では業界の細分化も著しいため、自分の知らなかった業界や企業に出会えるかもしれません。


思い切って志望先の視野を広げることで、選択肢が増え未来が切り拓かれていきますよ!



もし全落ちしてしまったらどうするべきか



実際に全落ちしてしまった場合は、一にも二にも前向きになることが重要です。


辛い思いを抱えながら前向きになるのは確かに難しいもの…


ですが、就活で全落ちしたことは決してあなた自身の能力の低さや人間性の低さを反映しているわけではないのです。


就活の準備が単純に足りていなかった、企業とのタイミングが合わなかった。


このように考え、次の行動に移ってしまいましょう。


就活はあくまで仕事を得るための手段にすぎません。


現代では多様な生き方が色濃く見られるようになり、働き方も様々なものに変わりつつあります。


就活で内定を得ることだけを考えるのではなく、他の生き方・働き方を視野に入れてみるのも良いでしょう。


ここでは、具体的にどんな行動をしていけば良いのかご紹介します。



①諦めず新しくエントリー

就活は夏前に終わりではなく、卒業直前まで採用が行われています。特に内定辞退が出る夏から秋は、有名企業でも追加募集があるようです。


②進路変更を行う

大学院進学の試験は時期がバラバラです。秋や年明けに試験を行う大学や学部もあるため、途中で院進学に切り替える人もいます。


③就職浪人をする

就職浪人は就活で不利かと心配する人もいますが、それはその一年間で何をしたかによるでしょう。留学やインターンに力を入れてアピールポイントを増やし、第一志望に内定した人もいます。そのため、やり残したことがあると感じている人にとっては一年のばすことも選択肢の一つです。


④エージェントを利用

就活エージェントはリクナビやマイナビ以外にもあります。大手就活エージェントに目が行きがちですが、それ以外のところでも優良なベンチャーや中小企業を紹介していることが多いのでおすすめです。


[注意] むやみやたらに企業を紹介してくるサービスも少なからず存在します。あなたの話をしっかりと聞いた上で進路を助言してくれているか、誠実な態度で信頼できるか、なども含めて利用するエージェントを選びましょう。


まとめ



就活で大切なのは、事前に対策すること、もし全落ちしたときは気持ちを切り替えることです!


後悔しない就活にするため

  • 自己分析と企業研究を磨く
  • 就活の場で経験値を増やす

ことを心掛けてみてください。


そうすれば

  • 志望業界や職種が偏りすぎ/幅広すぎ
  • 大手ばかり受けている
  • コミュニケーション力が足りない
  • 選考ごとの対策が不十分

といった全落ちにつながりかねないミスを防ぐことができます。


「就活は一度切り」なんて思っていませんか?


全落ちしても、就活は何度だってやり直せます。


みなさんの気力・体力次第でどんな挑戦の仕方だってできるのです!


ここが人生の踏ん張りどころだと思って、もう一度トライしてみましょう!


また、自分のやるべきことがよく分からない、進路が決まらないという悩みを持っている方はぜひ就活エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。



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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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