【職種研究】販売職とはなにか?仕事内容、やりがい、向いている人は?一挙解説

CONTENTS

販売職とは?主な仕事内容について

営業職との違い

販売職の魅力・やりがいとは?

①モノを「売る」ことの基本が身につく

②資格なしでも接客スキルが磨ける

③顧客との接点が近い

販売職のデメリットは?

①休日が不定期もしくは平日

②給与のベースアップが少ない

販売職の主な種類と仕事の特徴

アパレル

家電量販店

百貨店

携帯電話・通信

スーパー・ドラッグストア

販売職のキャリアステップは?

販売職に向いている人の特徴

コミュニケーションが上手い

取扱う商材が好き

人に直接感謝される仕事につきたい

まとめ

「アルバイトで経験した接客業がすごく魅力的だったんだけど、正社員として雇用してもらえる職種はあるのかなぁ…?」

「将来は自分のカフェを経営したいけど、目標に近付けるような就職はどんなものがあるだろう?」


日本は世界でもかなり物販の店舗数が多く、その種類も豊富です。私たちが日々使うコンビニやカフェ、本屋やドラッグストアなど、多くのお店が販売職の社員によって運営されています。


今回の記事ではそんな販売職について、その仕事内容とやりがいなどの特徴をご紹介していきましょう。


  • ・販売職ってどんな仕事?
  • ・どんなメリット、デメリットのある職種?
  • ・販売職に向いている人ってどんな人?

という疑問にお答えしていきますよ!


販売職とは?主な仕事内容について



販売職と聞くと、アルバイトやパートで行う接客業のイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、正社員で販売職に就いている方も大勢います。ほとんどの店舗には必ず2〜3人程度の販売職正社員が配属されているものです。新卒で正社員採用される販売職にはどのような特徴があるのでしょうか?


正社員で雇用される販売職では、主に仕事内容と裁量、キャリア形成の点でアルバイト・パートと異なります。まず仕事内容についてですが、商材である物品を顧客へ売る以外にも従業員のシフト管理や店の在庫調整、売上管理など責任の伴う業務を任されます。


また店舗によっては季節限定のフェアやオリジナルイベントなどを企画することもでき、与えられる裁量も大きなものとなるでしょう。


職務経験を積んでいくと店長・支店長にキャリアアップすることもできます。店長クラスになるとその店限定でのイベント企画のほか、全店舗で取り扱う新商品開発などに関わることができる場合もありますよ。


営業職との違い

商材を顧客に売る」という点で販売職は営業職に似ていますが、これらの職種はどのように異なるのでしょうか?


実は明確な定義は存在しません。ですが一般的に、「店舗を持ちながら、来店した購入見込みのある顧客に商材を売る」のが販売職、「店舗を持たず、個人や法人に商材を売る」のが営業職と考えられているようです。


営業職の詳しい特徴については以下のページをご覧ください。


【職種研究】営業職とは?細かい職種分類と仕事内容について徹底解説!


販売職の魅力・やりがいとは?



お客様を目の前にしながら販売を行う販売職ですが、その魅力・やりがいにはどんな特徴があるのでしょうか?ここでは主な3つを取り上げご紹介していきます。


①モノを「売る」ことの基本が身につく

販売職は古来よりみられる職業の1つですが、その名前にもあるようにこの職種の本質的な特徴はモノを「売る」ことにあります。モノを売るためには、


「ニーズの聞き込み」→「仕入れ」→「価格設定」→「販促」→「受け渡し」→「売上計上」


という一連の流れを経る必要があり、その全てについて学ぶことができるのがこの職種の大きな魅力の1つです。身に付けた基本的な販売の知識・スキルはどの業界へ行っても通用するものばかりで、特にカフェ経営やアパレルの立ち上げなどが目標の方にはやりがいが大きいでしょう。


②資格なしでも接客スキルが磨ける

販売職で得られるスキルのうち、特に魅力的なものが接客スキルです。


販売職では店舗にやってきた顧客とコミュニケーションを取りながら、それぞれの顧客がどんなニーズを持っているのかを探ります。時には「自分が何を求めているのかいまいち分からない」という顧客もおり、潜在ニーズを探る必要も。接客を通して顧客の本当に求めるものをピッタリと提供しなければならないのです。


このような視点で身に付けた接客スキルは、その後別の職種へ移った際も活きてきます。相手のニーズを探りそれを満たすような提案をする事は、コミュニケーションの本質だからです。


販売職に就職するためには、特別な知識・資格を他職種ほど必要としません。比較的低い選考ハードルで本質的なスキルを身に付けられる点は、販売職の大きなメリットと言えるでしょう。


③顧客との接点が近い

商材を顧客へ売る際の顧客との接点の近さは、他の何にも変えがたい販売職のやりがいと言えます。ToCの職種の中でも、販売職は最も顧客との距離が近い職種の1つです。


顧客との接点が近ければその分直接的に感謝を享受することもできます。反面、不良品対応やクレームなどのカスタマーサービスも請け負う必要があり、責任を伴う職種でもあるのが現実です。


販売職は顧客に近い分、やりがいと責任感の両方が大きいものだと言えるでしょう。


販売職のデメリットは?



ここまで販売職の魅力・やりがいについて紹介してきました。では販売職のデメリットにはどのようなものが挙げられるでしょうか?主なデメリットを2点、ご紹介していきます。


①休日が不定期もしくは平日

販売職の特徴として来客数により仕事の分量が大きく変わる点が挙げられます。そのため土日祝日やゴールデンウィーク、クリスマスなどの繁忙期には仕事をお休み出来ません。


平日と休日が世の中のそれとは異なり、友人との予定やイベント参加などがしづらくなる点は、販売職のデメリットと言えるでしょう。


②給与のベースアップが少ない

また、給与のベースアップが少ないのも販売職のデメリットとして捉えられることが多いです。業界や企業規模によっても異なりますが、販売職の平均給与はおよそ300万円から400万円といわれています。


新卒時代と店長クラスになってからの年収が50万円程度しか変わらないという例もよく見かけることから、給与のベースアップが少ないのは顕著です。


とはいえ、ジョブローテーションで多様な職種を経験する総合職では話は別。総合職勤務で販売職を経験する際は給与も多様なものになってくるでしょう。


販売職の主な種類と仕事の特徴



販売職とひとことに言っても、その種類は多様なものです。それぞれ種類とその特徴について、メインとなる5つの仕事を紹介していきましょう。


アパレル

アパレル店舗での販売職は主に在庫の管理・検品やレジオペレーションのほか、顧客に対するファッションアドバイスや売り場全体のデザインなどを行います。イメージしやすいものとしては、店舗の正面に設置されているマネキンなどを着せ替え、トレンドに合わせたコーディネートを販促していくものが挙げられます。


コーディネーターとしての基本的なセンスを磨くことに加え、季節ごとの流行を敏感に捉えることも重要です。


家電量販店

ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店における販売職は他職種の販売職とは少し異なり特徴的です。家電量販店の販売職ではカメラやPC、オーディオなどそれぞれのカテゴリごとに販売職員を配置します。配属されたカテゴリーの商品については知識や仕組みなどを徹底的に吸収し、顧客の疑問にすぐ答えられるよう準備することが大切です。


これ以外にも、カテゴリーの枠を超えて顧客の暮らし自体の質を向上させるために、コンシェルジュと呼ばれる総合販売職員が配置されている店舗も。顧客の見えないニーズを探り出し提案を行う、家電のプロフェッショナルです。


百貨店

百貨店では食品や洋服、服飾品や家具・雑貨など多岐にわたる商品を取り扱います。そのため百貨店での販売職は主に自身の担当となる売り場に基づいた業務を行う点が特徴的です。


例えばカバンや財布などの服飾品を扱う売り場では、ブランドの歴史や理念に関する知識や革などの素材自体に関する知識を蓄えなければなりません。またカテゴリーの枠を超えて顧客のニーズを満たすためにも、百貨店で取り扱う商品全ての配置や基本的な特徴について知っておく必要があります。販売職の中でも特に幅広い知識が必要とされる職種でしょう。


携帯電話・通信

携帯電話やwifiルーターなどの通信機器を販促する販売職員は、主に家電量販店か自社店舗に配属されます。その仕事内容には大差がありませんが、携帯電話販売職では覚えるべき事項がシーズンごとに増える点が特徴的です。


皆さんも携帯電話を契約する際に、その複雑な仕組みに頭をこんがらがせた経験があるのではないでしょうか?新規契約か機種変更か、機種によって対応するプランはあるのか、それぞれの携帯電話にはどのような機能が内蔵されているのか。このような細かい知識を隅々まで覚え、シーズンごとにアップデートしていかなければなりません。商品に対する深い知識が必要とされることは、いうまでもありません。


いまや日常生活において欠かせない存在となった携帯電話を通して顧客の生活を向上させたいと思う方にはおすすめの販売職と言えるでしょう。


スーパー・ドラッグストア

スーパーやドラッグストアでの販売職は生活により根付いた商品を提供する点が特徴的です。毎日使用する日用品や食品、さらには体調の悪い時に必要となるお薬を販売するこの職業は、途絶えさせてしまうと顧客の生活が継続できなくなってしまうという責任が伴います。そのためスーパー・ドラッグストアの店舗数はかなり多く、価格競争などがシビアに行われているのも現実です。


それぞれの季節でどんなものが売れやすいのかを敏感に察知するだけでなく、新商品を売るためのディスプレイや、安く売るために安く仕入れるための工夫など、その仕事内容は幅広いものです。


販売職のキャリアステップは?



販売職では店長や支店長へのキャリアアップができることを紹介してきましたが、その後のキャリアプランとしてはどのようなものが考えられるのでしょうか?


店長クラスまで上ることができたら、その後はエリアマネージャーとして働いたり、本社に勤務する社員が多いようです。本社勤務ではマーチャンダイザー(MD)と呼ばれる商品の開発や買い付けを行う職業やブランドのトップを務めるブランドマネージャーのほか、企業によっては経営に関わる管理職に就くことも可能です。


それぞれの企業でどのようなキャリア形成が可能か、OB訪問や会社説明会で調べておくことも重要ですよ。


【完全版】就活に役立つOB訪問のやり方|メール、準備、当日の流れなど


販売職に向いている人の特徴



顧客のニーズを満たし商品を提案・提供する販売職ですが、どのような人がこの販売職に向いているのでしょうか?主に挙げられる3点についてご紹介していきましょう!


コミュニケーションが上手い

販売職員に向いている特性として、コミュニケーションの上手さは考慮せざるを得ません。とは言っても、単におしゃべり上手という意味でのコミュニケーション力とは異なります。


先述したように販売職では顧客が何を必要としているのかを探り、そのニーズにあった提案を行う必要があります。ニーズを探るためにはヒアリング能力が欠かせませんし、さらに潜在的なニーズを引き出すためには巧みな質問を行う必要もあるのです。


販売職に必要なコミュニケーション力とはこのような「聞き出す力」と「尋ねる力」にあると言われています。とはいえ基本的なコミュニケーションスキルさえ身についていれば後から十分に培うことのできる能力ですので、大きな心配は不要です。


取扱う商材が好き

何よりも取り扱う商材に対して愛情を持っていなければ、その魅力を顧客に伝えるのも難しいでしょう。自社ブランドを愛し、企業理念に賛同・共感し、提供する商材を好きになれる人にはとても向いている職種です。


人に直接感謝される仕事につきたい

また先述したように販売職は顧客との接点が近いため、ToCの職種の中でも顧客の声や反応に直接触れることが可能です。「この間お勧めしてもらったあの商品、すごく使い勝手がよかったわ」「このプレゼントものすごく喜ばれました、ありがとう。」などと言った感謝の言葉も日常的に受け取ることができます。


見えない顧客に対してサービスを提供するだけでなく、直接感謝される仕事に就きたいと考えている方にはおすすめですよ。


まとめ



今回の記事では、販売職の仕事内容や基本的な特徴についてご紹介してきました。


・営業職と異なり店舗を介して顧客に商材を提供する。
・重要なビジネススキルである「接客スキル」が身に付くだけでなく、顧客との距離が近いため感謝されやすいという魅力がある。
・反面、給与のベースアップの低さや休みの日が不定期になるというデメリットも。
・顧客の話を聞きニーズを探り出すコミュニケーション力に長けている人に向いている。


販売職は長い歴史があり、店舗のオンライン化が進む現代でも今なお勢いを落とさない職種です。選考のハードルも比較的低く、得られるスキルも魅力も大きなものと言えるでしょう。顧客と近い距離でニーズを満たせる販売職での活躍を目指してみてはいかがですか?


就活で知りたい職種の決め方!|基礎知識から応用まで


編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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