【新卒向け】就活で勤務地を重視するのはアリ?後悔する前に知っておきたい勤務地の話

CONTENTS

そもそも勤務地って重要?

総合職なら転勤は避けられない

勤務地を絞りたいならエリア総合職や一般職も選択肢に

地方勤務のメリット

都市部と比べると生活費が抑えられる

レジャーを楽しめる

地方勤務のデメリット

交通の便が悪い場合も

交友関係が限られてしまう

面接で勤務地について聞かれたときの受け答え

まとめ

就職活動では自分の進みたい業界や企業を徹底的に探しますが、勤務地について考慮することも忘れてはいけません。最近ではリモートワークも普及しどこにいてもある程度仕事ができるようになりましたが、転勤や地方勤務はまだまだ無くならないもの。希望の勤務地を見つけておくことはライフプランを考える上でも大切です。


今回の記事では、後悔する前に知っておきたい勤務地の話をご紹介いたします。


  • ・そもそも勤務地って重要なの?
  • ・どんなメリット、デメリットがあるの?
  • ・面接で勤務地について聞かれたらどう答えればいい?

といった疑問にお答えしていきますよ!


【ES・面接でも有効!】就活におけるキャリアプランの考え方と回答例



そもそも勤務地って重要?



仕事をしていく上で、そもそも勤務地にこだわることは重要なのでしょうか?


結論から言うと、勤務地は仕事のやりがいやキャリアにも関わる重要な要素の一つです。なぜなら日々生活し働く環境が勤務地によって大きく変わるから。周囲の環境が変われば当然生活のスタイルや働き方も変わってきます。


例えば、社会人になってすぐに地方勤務になった場合を想像してみてください。これまでに縁もゆかりもなかった地域で一人暮らしをはじめ、家族や友人、恋人にもなかなか会えない中で新生活をスタートさせなければならないのです。成長意欲がとても強い方や環境の変化に適応する能力に長けている方は問題なく仕事できるかもしれません。ですが人によっては、新しい環境に対応するだけで体力・精神力を浪費してしまい、仕事に支障をきたす可能性も考えられます。


一方で就活軸において勤務地を最優先すると、エントリーできる企業がかなり限られてしまうことは留意しましょう。自己分析を通じてこだわりたい就活軸、妥協できる要素などを吟味しながらエントリーすることをおすすめします。


【例文つき】就活の軸の決め方はどうする?ES・面接での答え方も解説


総合職なら転勤は避けられない



勤務地を選ぶことは仕事をする上でとても重要な要素ですが、場合によっては希望の職種と勤務地の希望が折り合わないことも…特に総合職では転勤が避けられないのが現実です。


総合職の特性上、会社側は社員に様々な経験をして欲しいと考えています。そのため各地域に総合職の社員を配置し、できるだけ多くの社員に様々な経験を提供しているのです。総合職へ就いた場合は転勤が前提であることを認識しておきましょう。


また、メーカーなどでは1年目に決まって工場配属や地方勤務が見られます。総合職以外の職種であっても、転勤の有無を確認しながら企業を選ぶことが大切です。


勤務地を絞りたいならエリア総合職や一般職も選択肢に

地方への転勤や様々な場所での勤務を避けたいのであれば、一般職を選ぶのが無難です。とはいえ一般職の業務内容は総合職とは大きく違うもの。どうしても総合職系で勤務地を絞りたい場合は「エリア総合職」という選択肢も考慮しておくと良いでしょう。


一般職の詳しい業務内容や特徴について、あまりよく知らない方は以下の記事が参考になります。合わせてご覧ください。


【一般職とは】一般職の働き方の特徴・種類や一般職就活について解説


地方勤務のメリット



ここからは地方に勤務することのメリットとデメリットを見比べていきましょう。まずはメリットからです。


都市部と比べると生活費が抑えられる

地方では都市部に比べ、家賃が低く生活費が抑えられるのが最も大きなメリットと言えるでしょう。例えば、各都道府県ごとの平均賃料は以下のようになっています(参考: 全国家賃動向)。


  
東京都 京都府 富山県 和歌山県 鳥取県
1部屋の平均賃料 ¥ 69,572 ¥ 52,570 ¥ 41,391 ¥ 39,035 ¥ 37,581

(1部屋:1R、1K、1DK、1LDKを含めて)


生活費は出費の大部分を占めるため、それが抑えられるのは地方勤務の良さとも考えられるでしょう。


また、地方で就職する人の多くは実家から勤務することを想定している人も少なくありません。その場合は家賃や食費も抑えられるため収入の低い新卒でも十分に給料を活用できるというメリットもあります。


レジャーを楽しめる

また山や川、海が近い地域では、トレッキングや釣りなどといったアウトドアなレジャーを楽しめるのも魅力の一つです。日々の仕事により溜まったストレスや疲れを週末のレジャーで発散できるのは、アウトドア派の方々にはかなり魅力的かもしれません。


マイナスイオンを感じられる環境でストレスフリーな生活をしたい方にはおすすめですよ。


地方勤務のデメリット



続いて地方に勤務する際のデメリットについてご紹介していきましょう。交通の便や交友関係に関する点が主なデメリットとして挙げられます。


交通の便が悪い場合も

都心部では電車やバスなどの公共交通機関が当たり前のように張り巡らされています。ですが地域によっては電車が無くバスも数時間に一本など、非常に交通の便が悪い場合も…


公共交通機関が不便な際は自前の車が必須になることも考えられます。車検などを考慮するとかなりの出費になり、大きなデメリットと言えるでしょう。地方勤務を希望する際は交通の便にも配慮が必要です。


交友関係が限られてしまう

また地方に閉じこもりながら仕事を続ける場合、交友関係が同じ支社の人などに限られてしまうこともデメリットとして考えられます。


特に学生時代の仲間や入社時の研修で顔を合わせた同期などとはかなり会いにくくなるでしょう。週末や長期休みを利用して定期的に都心部へ戻ってくることもできますが、金銭的・体力的にも厳しい現実となるため注意が必要です。


面接で勤務地について聞かれたときの受け答え



地方に支社を持つ企業の面接では多くの場合、希望の勤務地を尋ねられます。勤務地の希望について、どのように受け答えするのが理想的なのでしょうか?


最も無難なのは「どこに配属されても良い」と答えることです。一見主体性の無いように聞こえてしまいますが、「どの環境に身を置いても仕事に精を出せるのだ」と説明を付け加えることが大切です。


「都心部がよい」「東京から出たくない」などの受け答えをすると成長意欲が無いと判断され、面接までの選考が好調であっても落とされてしまう恐れがあります。よほど地方勤務が嫌な場合をのぞき、後ろ向きな受け答えは避けるのがベストです。


まとめ



今回の記事では、就活における勤務地の話についてご紹介いたしました。簡単に記事全体を振り返りましょう。


・勤務地は生活やキャリア形成に大きく関わるため重要な要素の1つである。
・総合職では転勤が避けられないため、地方勤務が嫌な場合はエリア総合職や一般職がおすすめ。
・生活費が抑えられたり自然を謳歌できる点が地方勤務の魅力。
・交通の便が悪い地域では自家用車が必須なことも。
・面接では「どこに配属されても良い」と答えるのが無難。


勤務地はその後のキャリアや人生プランに大きく関わる要素であるため、しっかりと考えなければなりません。とはいえ総合職を希望しながら都心勤務を続けるのも難しいもの。就活エージェントのJobSpringでは、そんな皆さんに地方転勤がほとんど無い総合職もご紹介しています。気になる方はぜひ一度JobSpringまでお越しください。お待ちしています!


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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