【2022年5月更新】おすすめのインターンサイト9選|短期~長期まで目的別の選び方を解説

CONTENTS

知っておきたいインターンの種類

期間:短期・長期

実施目的:採用系・アルバイト系

おすすめのインターンサイトまとめ

インターンシップガイド

Wantedly

リクナビ・マイナビ

Infra

ゼロワンインターン

キャリアバイト

ユアターン

ONE CAREER

まとめ

  • 「早いうちからインターンを経験した方が良いって聞いたけど…」
  • 「インターンって、具体的にどんなことするの?」

こんな疑問を抱いている就活生も多いのではないでしょうか?


今回の記事ではそんなインターンに興味のある就活生の皆さんに向けて、インターンの種類とおすすめのインターンサイトについてご紹介していきます!


・インターンの種類について知りたい
・いろんなサイトがあるけど何から選べばよいかわからない
・とりあえずおすすめの探し方を見つけたい



知っておきたいインターンの種類



ひとことにインターンといっても、その種類は様々であり多岐にわたるのです。この種類をある程度理解しておくだけで「自分がどのインターンを選び参加すべきか」を意識できるようになります。


とはいえ全てのインターンをきっちりとした定義に基づいて分類することはできません。そのためここでは種々のインターンを上図のような、


  • 短期採用系
  • 短期アルバイト系
  • 長期採用系
  • 長期アルバイト系

の4種類に分類しながら特徴をつかんでいきましょう!


期間:短期・長期

まずは上図の横軸、つまり「期間」に注目して分類していきましょう。


最近では多くの企業がインターンを実施しています。ですが就活生が実際にインターンへコミットする期間は企業によりバラバラなのです。


短期インターンの中でも、短いものですと1日から3日程度で終わるものから2週間程度続くものまで見られます。短期で行われるインターンでは夏季休業や冬季休業など、学生の長期休業期間に実施されるものが多く気軽に参加できるのが特徴です。


就職白書2022によると、実際にインターンシップへ参加した学生のうち特に1dayのインターンシップへ参加した学生の割合は61.4%にまでのぼります。それだけ気軽に参加しやすい事が見て取れるでしょう。


一方長期のインターンでは、短くても2ヶ月程度、長いと半年から1年、さらには2年以上続ける学生もいるようです。こちらは週に2〜3日程度、決められた曜日にオフィスへ赴きビジネススキルやノウハウを実際の業務を通して学んでいく事ができます。


ベンチャー企業などでは裁量権も大きく与えられ、実際に営業回りをさせてもらえたり会社に利益をもたらすことも可能です。私も大学1年生の頃から医療系ベンチャーで営業の長期インターンシップを行っていましたが、大学での学びだけでは得られない知識・技術が得られとても刺激的なものでした。


1dayインターンってどんなことをするの?内容を徹底解説

【学生必見】長期インターンのおすすめの選び方


実施目的:採用系・アルバイト系

次に上図の縦軸、「実施目的」に注目して分類していきましょう。


そもそも企業はなぜインターンを実施するのでしょうか?これには主に2つの理由があると考えられます。


1つは企業のことを知ってもらうため。就職活動では就活生側も自己PRに励むのと同様、企業側も自分たちを売り込んでいく必要があります。そこでインターンシップという制度を利用し実際に企業へ飛び込みに来てもらうことで、グループワークや課題解決を通した企業内部の深い理解を促すのです。採用活動の一環としての色が濃く出ているインターンシップと言えます。


もう1つの理由は学生を戦力として扱うため。自社のノウハウやスキルを早いうちから教え込むことで、企業側は扱いやすい戦力を得る事ができます。また学生側からしてみれば大学生活では得られない知識・スキルが得られるほか、給与が発生することも多いためアルバイトの上位互換としても参入できるのです。


これらの理由から上図縦軸の「実施目的」を採用活動を目的とした「採用系」と、知識・スキル・給与を目的とした「アルバイト系」に分類する事ができます。ここで勘違いしてはいけないのが、「採用系だから給与は支払われない」「アルバイト系だから内定を獲得することはできない」というわけではありません。あくまでこれは企業の実施目的としてどちらにの傾向が強いかであり、あなたの行動次第でインターンから得られるものを増やすことができます


夏季休業を利用したサマーインターンでは比較的気軽に「採用系」「アルバイト系」どちらのインターンも経験する事ができます。サマーインターンへの参加にはメリットがいくつもあるので、ぜひ以下の記事を参考にしながら参加してみてくださいね!


サマーインターンとは?夏のインターンに参加するメリットから参加方法まで解説


おすすめのインターンサイトまとめ

長期インターンサイト比較図


それではいよいよ、おすすめのインターンサイトをご紹介していきましょう!それぞれの特徴があるため、自分に合ったサイトを利用することをおすすめします。


  

種類 掲載数
インターンシップガイド 短期採用系 約15000件
Wantedly アルバイト系 約11,000件
リクナビ・マイナビ 短期採用系 5000~6000件
Infra 長期アルバイト系 約5800件
ゼロワンインターン 長期アルバイト系 約2600件
キャリアバイト 長期アルバイト系 約1500件
ユアターン 長期採用系 約280件
ONE CAREER 短期採用系 約180件

※掲載数降順


インターンシップガイド


(出典:インターンシップガイド)


インターンシップガイドは、インターンシップ掲載数において日本一を誇るインターンシップ募集情報サイトです。検索でヒットしたインターン件数だけでも2022年5月時点で15000件ほどありました。その秘密は募集地域にあります。


多くのインターンシップ募集情報サイトでは、主に東京都心や大阪府周辺での募集情報を中心に掲載しています。ですがこのサイトでは全国47都道府県のインターンシップ募集情報を掲載しているのです。


地方大学に通う学生にとってインターンシップへの第一歩はなかなか踏み出しにくいものかもしれません。そんな時はぜひ、このサイトを利用してみてはいかがでしょうか?


良い点:全国のインターンシップ募集情報が掲載されており、掲載数が非常に多い。

イマイチな点:募集情報一覧ページにて得られる情報が少なく、毎度詳細を表示しなければならない。


インターンシップガイド:https://internshipguide.jp/

Wantedly


(出典:Wantedly)


Wantedlyは現在260万人が利用する就活ソーシャルネットワークサービスです。Facebookと連携させる事ができ、2012年にはFacebook App AWARDSという賞を受賞しています。


短期・長期ともに、様々な企業からのインターン募集を掲載しており、その数は2022年5月時点で11000件を超えるほど。特にITやエンジニア系の募集が多く、文理を問わずインターンシップに応募できる点が魅力的です。


良い点:自分から探すだけでなく、紹介文を充実させる事でスカウトも得られる。

イマイチな点:長期有給インターンの募集に給与情報が掲載されていない。


Wantedly:https://www.wantedly.com/campaign/newgrad

リクナビ・マイナビ

(出典:リクナビ2022、マイナビ2022)


就活情報・支援サイトの大御所とも言えるリクナビ・マイナビでは、1dayや数日〜1weekの短期インターンを多く取り扱っています。2022年5月時点では24卒向けの掲載インターン数が5500件(リクナビ)、6900件(マイナビ)と非常に多く、扱う業界も抜けがありません。


大手の大企業や人気の上場企業からのインターンシップも多数取り扱われており、加えてユーザー数も多いため気軽に利用する事が可能です。初めてインターンシップを探す方にはおすすめのサイトと言えるでしょう。


良い点:扱う案件も多く業界も幅広いため、インターンを探し慣れていない人でも気軽に使う事ができる

イマイチな点:案件が厳選されていないため「このインターンは自分にとって有益か?」を自分の力だけで見極める必要がある。


リクナビ2022:https://job.rikunabi.com/2022/
マイナビ2022:https://job.mynavi.jp/2022/

Infra


(出典:Infra)


Infraは主に長期インターンや有給インターンの募集を数多く掲載している就活サイトです。会員登録時に記入した自身の情報(学年、学歴、資格、留学経験等)をもとにコンピューターが自動でおすすめのインターンシップを選定してくれます。


私もこのサイトを通じて長期インターンシップへ応募・参加しましたが、応募から連絡のやり取り、面接の日程調整まで一括してアプリ内で行う事ができたため非常に便利でした。


また、時給や勤務日数に関する自身の希望を入力することもできるため、アルバイトを探す感覚で長期インターンを探せる点もこのサイトの魅力の一つでしょう。ちなみに掲載されているインターンも2022年5月時点では約5800件と数も豊富なため、絞り込みで自分の理想のインターンが見つけやすいでしょう。


良い点:自分におすすめのインターンシップを選定してくれる他、スカウトの声もよくかかる。インターフェイスがシンプルで直観的に理解しやすい。

イマイチな点:キーワード検索した際、同じ企業のインターンシップ募集情報が複数表示され、閲覧しづらい。


Infra:https://www.in-fra.jp/long-internship

ゼロワンインターン


(出典:ゼロワンインターン)


ゼロワンインターンは長期インターンシップの募集に特化した、日本でも最大級のインターンシップ募集サイトです。長期インターンシップの募集をしているだけでなく、インターンシップが初めての学生に対して相談会などを行い合格まで手厚いサポートをしてくれる点が特徴的と言えます。


またこのサイトの最大の魅力は、ゼロワンインターン経由で採用となった企業で一定期間以上成果を出し続けた場合にもらうことのできる「推薦状」です。この推薦状を書いてもらえることにより、就活の本番で企業側からのスカウトをゲットする事ができるのです。


ただ給与を目的としてインターンシップを行うだけでなく、推薦状というインセンティブを意識しながら働けるのはゼロワンインターンの最大の魅力の一つと言っても良いでしょう。


良い点:相談会やイベントの実施、推薦状制度などユーザー思いの取り組みが多い。

イマイチな点:デスクトップページもスマホ用ページも文字が小さく、画面内に占める文字の割合が大きいため読みづらい。


ゼロワンインターン:https://01intern.com/

キャリアバイト


(出典:キャリアバイト)


キャリアバイトは、アルバイトの時間を将来のキャリア形成に繋がるような長期インターンシップに有効利用することを勧める求人メディアです。実際に企業で働いた学生の生の声(ストーリー)が充実しており、単に求人情報を眺めるだけでなく当事者の意見を加えながらインターンシップを探すことができる点が魅力的と言えるでしょう。


求人掲載数は2022年5月時点で約1500件と少なめですが、他の掲載サイトでは取り上げられないようなスタートアップの企業でのインターンシップ募集情報が多数みられるため、スタートアップの経験を積みたい学生におすすめです。


良い点:アルバイト感覚で長期インターンシップを探せる。

イマイチな点:掲載情報の質がそこまで高くない。


キャリアバイト:https://careerbaito.com/

ユアターン


(出典:ユアターン公式


長期インターンに特化したサービスで、2019年からサービスをスタートした比較的新しいインターン掲載サイトになります。求人数は2022年5月時点で約280件と他サイトと比べて少ないものの、質の高い長期インターンにのみ絞っているので納得です。


また他のサイトにない特徴として適職診断を活用して自分に合った職種のインターンを探すことができるのも強みです。長期インターンは経験や知識、特別選考ルートどれをとっても就職活動で活きる反面、自分に合わない仕事に時間を使うことに抵抗があります。しかし、もし事前に自分の適性がある程度つかめればその心配はいらないでしょう。


少し先の就職を見据えて実践的なスキルを長期インターンで身に着けたい方にとってはユアターンでの検索をおすすめします。


良い点:現在勢いのあるベンチャー企業が多数掲載。ほとんどの企業で長期インターンからの内定実績あり

イマイチな点:掲載数は少なめでほとんどが関東企業の求人(ただしフルリモート求人もあるため地方でも応募は可能)


ONE CAREER


(出典:ONE CAREER)


ONE CAREERは、ワンランク上のキャリアを作るための就職活動を支援するというポリシーを持った就活サイトです。インターンシップ募集の掲載数は2022年5月時点で約350件と他社に比べて数こそ少ないですが、その中身は「マッキンゼー・アンド・カンパニー」や「住友商事」、「キーエンス」等々、超人気企業も粒揃いです。


またインターンシップ募集だけでなく、説明会やセミナーといったイベントも多数開催しており、就活軸を定めていくのにも使いやすいサイトと言えるでしょう。


良い点:有名企業のインターンが多いだけでなく、その他の人気インターンやイベントの特集ページが充実している。

イマイチな点:「短期インターンシップ」「長期インターンシップ」などと分けて検索する事ができないため、手動で探す必要がある。


ONE CAREER:https://www.onecareer.jp/

まとめ



今回の記事ではおすすめのインターンサイトとインターンシップの選び方について紹介いたしました。


・短期と長期のものがある。
・実施目的は企業ごとに違いがあり、採用目的のものとアルバイト系のものがある。
・インターンシップ募集情報の掲載サイトにはそれぞれ特徴があるため、自分のニーズに合わせた選択が大切。



現在ではコロナウイルスの影響で会社へ赴く事が難しくなっているかと思います。ですがこのような状況下であるからこそ、リモートで行うことのできるインターンシップも増えてきているのです。インターンシップへの参加に少しハードルの高さを感じていた方も挑戦しやすい時期と言えるでしょう。ぜひこの機会に、インターンシップに参加し新しい刺激を受けてみませんか?



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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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