文系の就活は大変?辛い?できるだけ楽に乗り越える方法について解説
その他
CONTENTS

そもそも文系は理系に比べて就活が大変?
企業にアピールできるスキル
選考フロー
つらい就活をなるべく楽にする方法
①徹底的に自己分析を行う
②OB・OGの話を聞く
③スケジュール管理に慣れておく
一人で解決が難しい場合は就活エージェントを利用する
まとめ
就活は、時間も手間もかかります。一朝一夕では終えられません。しかし、自分の苦手や欠点を知り、戦略を立てることはできます。
この記事では、文系の就活に焦点を当て、意識すべき点をまとめました。「文系の就活は大変」とも耳にしますが、「何が大変か」を把握し、効率的に就活を行いましょう!
・文系就活について知りたい
・「辛い」「きつい」「厳しい」と言われる文系就活を攻略したい
・現時点で、就活が上手くいっていない
そもそも文系は理系に比べて就活が大変?
就活の大変さを「文系」「理系」で比較するのは難しいですが、求人数で言えば、文系は確かに不利な面もあると言えるでしょう。「ポテンシャル採用」と言われることも多い新卒の就活は、ほとんどの求人は専門的なスキルなしに選考が受けられます。しかし、一部の専門職や、近年多くみられるキャリア採用には、文系学部では学ぶ機会の少ない専門知識が必須です。
文理問わず受けられる枠に加えて、理系の場合は専門的なスキルを活かせる求人もあるということです。「文系は理系よりも就活が大変」と一概には言えませんが、応募できる求人数に違いがあるのは事実でしょう。
株式会社リクルートキャリアの就職みらい研究所が行った「就職プロセス調査(2021年卒)」によると、2020年8月1日時点では、文系の内定率は76.9%、理系の内定率は90.8%となっています。昨年度8月の内定率は、文系89.8%、理系94.3%と理系が文系を5%ほど上回って今したが、コロナ禍でその差はさらに拡大しています。

〈出典:株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所 就職プロセス調査(2021年卒)〉
今年度は採用活動が中止となった企業も多々あり、就活の倍率は高くなりました。今後も厳しい状況が続くでしょう。文理にかかわらず、自己分析をしっかりと行い、就活戦略を練る必要があります。
文系と理系の就活事情について、スキルと選考フローという観点もからも具体的に見ていきましょう。
企業にアピールできるスキル
「目に見えやすい理系のスキルや成果」と「目に見えにくい文系の潜在的能力」という二つの違いが内定率の差に影響していると考えられます。
理系の場合、研究分野を直接活かす就職先が存在します。専門的な技術であるほど、その技術レベルが高いほど、就職は決まりやすいでしょう。要件さえ満たしていれば、リクルーターの紹介で内定が決まることもあります。
それに対して文系の場合、自分の専門分野を就活に活かしにくいこともあります。もちろん、実験や統計分析で培ったマーケティング的知識や、語学など、仕事に直接活かしやすい分野もあります。しかし、専門分野と就活をどうしても結び付けにくい人も多いのではないでしょうか。
そのようなときには、大学に入った理由や専門を決めたきっかけ、入学当初の目標を箇条書きし、今の状態(結果)とその過程で身に付けたことをまずは明らかにしましょう。文系であっても、自分がどのように頑張れるかをアピールすることで、企業にポテンシャルが伝わります。自分の成長を可視化し、再現性を見出すことがカギです。
選考フロー
新卒採用の場合、文系・理系を問わず、選考エントリー→ES・適性検査→面接(複数回)→内定が一般的な流れです。企業によってはグループディスカッションや、複数回の適性検査があります。
上記に加えて、理系の場合は専門職の採用も多いです。スキル重視の選考となるため、応募人数は少なく、面接回数が少ないこともあります。理系学部には学校推薦の求人も複数あり、短い選考フローで内定が得やすいです。
つらい就活をなるべく楽にする方法
では、一般的な新卒就活を行うにあたって、より効率的に選考を進めるには何をすべきなのでしょうか。「急がば回れ」と言うように、ここでの「楽」とは決して手を抜くことではなく、無駄な迷いや不安を取り除くことに重点を置いています。
①徹底的に自己分析を行う
文系就活は、「長所や成果を顕在化して相手に伝えること」が重要です。前述したように、これでの経験から仕事での再現性をアピールする必要があります。
これらを導き出すために、徹底的に自己分析を行いましょう。自己分析は非常に時間がかかり、目的によっては一生続くものでもあります。就活を行うにあたっては、「就職すること」に重きをおいて、それに関連する事柄から分析を行いましょう。また、一人で行うのではなく、ときに友人や周りの大人にフィードバックをもらうと進めやすいです。
自己分析の詳しいやり方については、以下の記事にまとめています。ESや面接への活かし方もあわせてご覧ください。
②OB・OGの話を聞く
OB・OG訪問は積極的に行いましょう。社会人の貴重な経験を聞けるほか、リクルーター面談やリファラル採用につながる可能性もあります。
志望する企業だけでなく、その周辺企業やまったく異なる業界の話を聞くことで、自分に合う・合わないが明らかになります。就職後のマッチングをはかるには、自分に合うものを探すだけでなく、合わないものを発見することも重要です。
大学のキャリアセンターやOB訪問アプリなどを活用し、先輩方のお話を聞いてみましょう。OB・OG訪問について、具体的な進め方や意識すべき点は以下の記事にまとめました。是非こちらも活用してみてください。
【完全版】就活に役立つOB訪問のやり方|メール、準備、当日の流れなど
③スケジュール管理に慣れておく
就活を早めに始めることで、早い時期に内定を得られる確率が高くなり、結果的に就活にかかる期間は短くなります。遅くとも卒業前年度の6月頃には就活に取り掛かりましょう。
夏のインターンに参加できれば、その後の特別イベントや早期選考に呼ばれる可能性も上がります。就活の開始時期については、以下の記事も参考にしてみてください。
また、学年を問わず、長期のインターンを探してみましょう。文系学部であっても、大学ではなかなか身に付けられないプログラミングやマーケティングに特化したインターンに応募できます。インターンでの実績は、就活において説得力のあるデータとなります。学業だけでなく、仕事でも成果が出せることをアピールしましょう。
一人で解決が難しい場合は就活エージェントを利用する
上記3つのテクニックは基本的なものですが、より就活が楽にこなす方法があります。それは就活エージェントを用いることです。
就活エージェントはあなたからヒアリングを行い、適性のある企業を優先的に紹介してくれるサービスです。学生は無料で面談を受けることができ、以下のサポートを一貫して受けられます。
- ・自己分析の深堀り
- ・適性企業の紹介
- ・就活の悩み相談
- ・紹介選考の対策
無論、すべて手放しでお願いできるわけではありませんが、「一人で頑張ってみたものの、うまくいかない」といった場合や、「自分の分析や企業研究の度合が十分足りているのか客観的に見たい」という目的があれば、あなたのニーズを満たしてくれるサービスでしょう。
まとめ
就活にかかる時間は長く、体力も消耗します。しかし、ポイントを押さえることで、負担を軽くすることもできます。
以下、この記事の要点をまとめました。これらの点を意識して、できるだけ効率的に就活を終えましょう!
・文系就活では、これまでの経験から「潜在的能力」をアピールする
・自己分析を徹底的に行い、自分について論理的に把握する
・OG・OB訪問や就活エージェントとの面談を活かし、自分に合う仕事・合いそうにない仕事を見つける
JobSpringでは、就活に関する相談を受け付けています。就活を効率的に行うためには、客観的な指摘も重要です。足りない点を補いつつ、強みを伸ばしながら、内定獲得を目指して就活に取り組みましょう!面談予約お待ちしています。
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