ネットワークエンジニアとは?面接対策や仕事内容を分かりやすく解説!
エンジニア
CONTENTS
ネットワークエンジニアとは?
ネットワークエンジニアの仕事内容とは?
①ネットワーク設計
②ネットワーク構築
③ネットワーク運用・保守
ネットワークエンジニアに向いている人は?
ネットワークエンジニアの就職先は?
未経験でも文系でもネットワークエンジニアになれる?
ネットワークエンジニアの志望動機
ネットワークエンジニアの面接対策
ネットワークエンジニアのキャリアアップとは?
サーバーエンジニアとの違い
ネットワークエンジニアになる為に必要なスキルは?
ネットワークエンジニアに役立つ資格とは?
ネットワークエンジニアの年収は?
ネットワークエンジニアの将来性は?
まとめ
人材不足のためにまだまだ売り手市場の傾向にあるネットワークエンジニア。
新卒でネットワークエンジニアになることを視野に入れている方もいるのではないでしょうか?
今回の記事では、新卒でネットワークエンジニアを目指す方のために、面接対策や仕事内容を分かりやすく解説していきます。
ネットワークエンジニアとは?
ネットワークエンジニアとは、コンピューターネットワークの構築や運用、保守、管理などを行う技術者のことです。
個々のコンピュータの構築ではなく、コンピュータ間の快適な通信環境を構築し、守っていくのがネットワークエンジニアの仕事になります。
ネットワークエンジニアの仕事内容とは?
ネットワークエンジニアの主な仕事内容は、ネットワークの設計→構築→運用→保守です。
それぞれの仕事内容について紹介します。
①ネットワーク設計
まず、ネットワーク設計ではクライアントに希望するシステムをヒアリングします。ヒアリングする内容は、ネットワークの構成、使用するネットワーク機器の種類や数、使用する回線などです。また、コストや構築までのスケジュールもここで決定します。
②ネットワーク構築
次に行うネットワーク構築では、前の段階で決定した通りにネットワーク機器を設置して必要な事項の設定を進めていきます。
構築するネットワークの規模によって、この構築にかかるコストや期間は変わってきますが、必ず構築したらテストを行って正常なネットワークができたかを確認し、それから運用の段階に移ります。
③ネットワーク運用・保守
そして、ネットワーク運用に移ります。ネットワーク運用では、実際にネットワークを使ってみて、必要な場合に機器の設定変更や構成変更などを行います。
ただし、一旦ネットワークを構築しても故障やトラブルは発生します。そのため、そういったトラブルの原因を突き止め、機器の交換などを行って、円滑なネットワークを維持することがネットワーク保守になります。
ネットワークエンジニアに向いている人は?
では、実際にネットワークエンジニアになる場合、どんな人が向いているのでしょうか。
弊社では主に、以下のような人がネットワークエンジニアに向いていると考えています。
好奇心旺盛で好きなことに夢中になれる人
→・コンピューターの中身や周辺機器に興味がある人
・責任を持って業務に取り組める人
集団行動に長けている人
→・チームプレイのできる人
・コミュニケーション力のある人
・マネジメント力やリーダーシップのある人
・論理的思考ができる人
このような項目に当てはまる方は、自信を持って目指すことができると思います。
ネットワークエンジニアの就職先は?
ネットワークエンジニアの主な就職先は、SI(システムインテグレータ)会社やメーカーなどのIT部門、事業会社で多数のエンジニアを自社で抱える企業などです。
未経験でも文系でもネットワークエンジニアになれる?
未経験や文系でもネットワークエンジニアになることができるのか、という点については、入社する会社の「教育制度」に注目するのが一つの判断軸としておすすめです。
ネットワークエンジニアは、勉強をしてみて好きであれば誰でもなることができる職業なので、未経験や文系だからといって諦めることはありません。
JobSpringでは、未経験の人材を募集している企業も紹介することができるので、一度ぜひJpbSoringの面談に来て相談してみてください。温かいスタッフがお待ちしています!
ネットワークエンジニアの志望動機
ネットワークエンジニアの志望動機を述べる際に特に注意したい点は、「なぜその会社のネットワークエンジニアになりたいのか」を明らかにすることです。
また、それだけではなく就職後のビジョンと将来のビジョンは何なのかもはっきりと述べることができると好印象です。
履歴書では、文章の構成から論理的思考ができているかチェックされるので、自分の強みの一貫性が読み取れるように注意を払いましょう。
ここで、志望動機の一例を紹介します。
「私は、学生時代に飲食店でアルバイトをしていました。ですが、コロナウイルスの蔓延をきっかけにその店は閉店してしまい、私は収入先を失いました。それをきっかけにクラウドで仕事を見つけ、インターネット上で再び収入を得ることができました。このような有事の際にも、インターネットは当たり前のように整備されていて、そのおかげで私のように仕事を得ることができることは素晴らしいことだと感じました。そして、インターネットを整備することで、見えない誰かを支えることができることに魅力を感じ、ネットワークエンジニアになりたいと思いました。特に御社は、IT業界において圧倒的な実績と技術力を誇り、IT業界をリードし続けてきた歴史があるため、より多くの人を支えるためには御社に入社することが最適だと感じました。将来は、お客様の要望にしっかりと耳を傾けて、最善なネットワークを構築できるエンジニアになりたいです。」
このように、自身の経験を元に書くことで説得力も増します。
ネットワークエンジニアの面接対策
ここでは、面接の際のポイントを紹介します。
まず、「ネットワークエンジニアに向いている人は?」の章で記載していたように「コンピューターの中身や周辺機器に興味がある」「責任を持って業務に取り組める」「チームプレイができる」「コミュニケーション力がある」「マネジメント力やリーダーシップがある」「好奇心旺盛で好きなことに夢中になれる」「論理的思考ができる」といったことを自身の体験を根拠に述べることが重要です。
そして、志望動機と同じく「なぜこの仕事なのか」「なぜこの会社でなければならないのか」を論理的に説明しましょう。また、仕事柄、残業やストレスが多いので過去にそのようなストレスに晒されて乗り越えられたエピソードを話せるとなお良いでしょう。
ネットワークエンジニアのキャリアアップとは?
スタンダードなネットワークエンジニアのキャリアアップの仕方としては、より上流過程を担当していくというスタイルが挙げられます。
すなわち、運用・保守といった下流工程を担当する役割から、要件定義、設計、構築などの上流過程を担当する役割を目指していきます。
上流過程においても、プロジェクト全体を管轄する「ゼネラリスト」になる道と、技術を極めた「スペシャリスト」になる道の2つがあります。
「ゼネラリスト」の場合は、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどとなり、プロジェクト全体を管理する役割を担います。業務としては、クライアントとの交渉、作業を行うチームの編成、進捗管理などがあり、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力などが求められます。
そして「スペシャリスト」の場合は、エンジニアとしての実務経験をたくさん積み、特定の分野を極めたら別の分野を極めていき、スキルの幅を広げていきます。
また、キャリアアップの一つの指標として、資格試験に合格することがあります。その際は、「基本情報技術者試験」→「応用情報技術者試験」→「ネットワークスペシャリスト試験」の順に目指していくのがおすすめです。
サーバーエンジニアとの違い
サーバーエンジニアとの違いは、ネットワークエンジニアがネットワークを設計・構築するのに対して、サーバエンジニアはサーバーの設計・構築・管理などを行うという点にあります。
サーバエンジニアについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
ネットワークエンジニアになる為に必要なスキルは?
ネットワークエンジニアになるために必要なスキルは、主に「必要となる知識と技術力」、1つ1つ原因を論理的に追及し、対処していくための「論理的思考力」、社内LANの設計・構築や保守管理をスムーズに行える程度の「コミュニケーション能力」の3つが挙げられます。
この3つのスキルは、面接を受ける前の自己分析で見受けられたらより良いですが、無くても後々仕事をする上でつけられれば問題ありません。
自己分析について詳しい記事を読みたい方は、以下の記事をご覧ください。
ネットワークエンジニアに役立つ資格とは?
新卒の場合は、基本的に資格がなくてもネットワークエンジニアになることができます。ですが、ネットワークエンジニアになった後に役立つであろう資格を紹介します。
それは、以下の3つです。
・ITIL
→IT業界入門資格と言われています。
・CCNA(シスコ認定ネットワーク アソシエイト)
→世界最大手のネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズ社が実施するネットワークエンジニアの技能を認定する試験です。
・LPIC(Linux技術者認定試験)
→Linux技術者としての技術力を認定するIT資格です。
ネットワークエンジニアの年収は?
ネットワークエンジニアの平均年収は一般的に、450万円程度と言われています。日本全国の平均年収と比較すると10万円近く高くなっています。
20代のネットワークエンジニアの平均年収は339~370万円程度ですが、30代後半で580万円程度、40代では平均年収が600万円を超えてきます。
このように、年収の面からも非常に魅力的な職業であることがわかります。
ネットワークエンジニアの将来性は?
ネットワークエンジニアの需要は非常に高いといえます。求められるスキルが幅広いため、専門性も高く、働いてからも大いにやりがいを感じることができると期待できます。
また、クラウドが普及することによって、クラウド型サービスの中から最適なサービスを選択でき、仮想サーバーや仮想ネットワークを構築するスキルは今後も需要が高まると考えられます。
ただし、自前のサーバーからクラウド型サーバーへ移行する企業が増加しているので、他のインフラ系のエンジニアの技術も習得して、上手くクラウドの適用できるエンジニアになることが求められます。
まとめ
今回の記事では、新卒でネットワークエンジニアを目指す方のために、面接対策や仕事内容、将来性などを解説しました。
新卒でネットワークエンジニアを目指す際は、何より志望動機が重要になってくるので、十分に企業に自己アピールができるようにしっかりと準備していきましょう。JobSpringでも、面談を用意しているので、就活に行き詰まった際はぜひ相談しに来てみてください!
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