【ガクチカ徹底対策!】部活動の経験を最大限就職活動に生かす方法!参考例付きでわかりやすく解説!
経験・特性
CONTENTS

ガクチカが聞かれる意図とは?
そもそもガクチカとは?
面接官は何を求めているか
部活の成果を最大限アピールしよう!
大会の記録について話す場合
日々の練習から学んだこともアピール材料に!
【参考例あり】部活の経験を就活でアピールしてみよう!
ESに体験をまとめてみよう
面接で経験を効果的に話すには?
部活動をガクチカとして話す際の注意点とは
まとめ
「ガクチカって必ず聞かれる質問だけど、どうやって対策したらいいんだろう…」
「学生時代頑張ったこととして部活について話すのってアリなのかな…?」
ガクチカは就活で頻繁に尋ねられる定番の質問です。多くの就活生がこのガクチカで、アルバイトや学業、部活動での経験について述べています。
今回の記事ではそんなガクチカで部活動について話す際のポイントを、参考例付きでご紹介していきます!部活動は上下関係や日々の練習など、実社会で役立つことが学べる重要なコミュニティです。この記事をもとに、部活動での経験を最大限就職活動に活かしていきましょう!
ガクチカが聞かれる意図とは?
「学生時代に力を入れたことは何ですか?」
就活中頻繁に耳にする定番の質問ですが、なぜこの質問が頻繁に尋ねられるのでしょうか?面接官が質問するその意図について考えていきましょう。
そもそもガクチカとは?
「ガクチカ」とは「学生時代に力を入れたこと」を意味する略語です。就活をする上で誰もが一度は経験するほど定番化しています。
主にESや面接で尋ねられることが多く、その時々に合わせて200〜800字程度にまとめて伝えるのが良いとされています。
面接官は何を求めているか
定番の質問であるということは、多くの面接官や採用担当者が意図を持ってこの質問をしているということです。彼らはこの質問への回答に何を求めているのでしょうか?
面接官はガクチカの質問を通して、就活生が困難やチャレンジにどう立ち向かい力を発揮してきたのかを判断しようとしています。例えば、学業を1人でコツコツと極め成果を出したのか、部活でチームワークやリーダーシップを発揮したのか、などその力の入れ方により学生が自社の企業風土にあっているかどうかを確かめているのです。
そのためガクチカはより具体的に伝えることが大切。あなたの頑張りをイメージしてもらえるように、ストーリー性を意識した構成を心がけましょう!
【例文・解説あり】ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の書き方とポイント!
部活の成果を最大限アピールしよう!
ひとことに「ガクチカ」といえど、その内容はバイトやインターン、学業など様々です。ここからは学生時代に力を入れたこととして部活を選ぶ場合の対策について紹介していきます。
「ガクチカ」で部活について話す場合、特にアピールしたいポイントは、
- 客観的な評価
- 短期的な課題に対する姿勢
の2点です。以下で詳しく確認していきましょう。
大会の記録について話す場合
大会での記録は客観的な評価の指標として非常に重要です。
何かひとつのことに力を注いだ場合、それを評価する”ものさし”がなければその頑張りは他者になかなか伝わりません。大会でのスコアや順位といった記録はその意味で非常に重要なものさしとなるのです。
自分の中で力を入れたことが客観的に評価され成績や賞に繋がっていれば、それはガクチカとして大きな説得力を持つでしょう。面接官に「この人は仕事の分野においても良い結果を残せる人かもしれない」と期待を抱かせるのがポイントです。
日々の練習から学んだこともアピール材料に!
日々のコツコツとした練習から得られた学びも大きなアピールポイントとなります。
部活動では個人の技術や能力に関する問題からチームの問題まで幅広い問題に直面します。これらの日々直面する細かな課題に対して対処し乗り越えた経験は、将来社会へ出てから直面する問題の解決能力と親和性良くマッチするのです。
つまり言い換えれば部活動での日々の学びが、会社での問題解決能力に直結しているということ。これは大きくアピールしていくべきポイントです。
伝え方のポイントは、ストーリー性に富んだ話しをすることで面接官により具体的なイメージを持たせること。面接官はあなたが「部活動を通して何をどう学んだのか」を知りたくて仕方がないのです。アピールするポイントを一度に思い出すのも困難ですから、日々の何気ないトラブルを書き留めておく癖をつけるようにしましょう。
ストーリーの構成に迷いを感じた方は、以下のページが参考になるかと思います。合わせてご覧ください。
学生時代頑張ったことがないときはどうする?効果的な見つけ方解説
【参考例あり】部活の経験を就活でアピールしてみよう!
どれではいよいよ、具体的な例文を用いてアピールの方法を学んでいきましょう!ここでは実際に音楽系の部活動に所属していることを想定して、その経験を伝えていきます。
はじめにESでの例文をご紹介します。その後ESに沿って面接での効果的な受け答えの仕方をまとめていきますので、合わせて確認してみてくださいね。
ESに体験をまとめてみよう
【例文】
私が学生時代に力を入れたことは、管弦楽部でのオーケストラ活動である。
元々楽器の経験が浅かった私は部活の中でも演奏がかなり下手なレベルであった。しかし私の担当楽器は人数が少なかったため、入部から1年半後に大規模に開催されるオーケストラの演奏会では、演劇で言う主役レベルに匹敵する演奏をする必要があった。
演奏会は観客からチケット代を頂いて執り行われるため、中途半端な演奏をするわけにはいかなかった。そこで私は、1年半後に人前で十分に演奏できるまで上達するための特訓を始めた。まずは簡単な楽譜から始めて徐々に難しくしていき、わからないことや躓く箇所は先輩に教えを求めた。基礎練習は毎日必ず欠かさず、また部内の雰囲気をよくするために部活の運営にも積極的に関わった。
その甲斐あって本番までにはかなり上達することができ、演奏会は大きな成功を修めることができた。それだけでなく、なんと東京都から優れた芸術に与えられる賞までいただくことができたのだ。
この経験から私は、どんな困難でも時に人と協力しながら毎日コツコツ地道に続けることで乗り越えることができるのだと学んだ。
ここでポイントとなるのは以下の3点です。
- ストーリー性があり採用担当者にイメージが伝わるかどうか。
- 具体的な受賞経験や成績があればそれを含めているか。
- その経験を通して自身が学んだことをまとめているか。
これらの点を注意・参考にしながらESを書いてみてくださいね!
面接で経験を効果的に話すには?
上記のESをもとに、面接で想定される質問とその効果的な受け答えについてまとめていきましょう。Q&Aでの受け答えのあとに、それぞれの回答のポイントをまとめました。
Q1「それではまず、学生時代に頑張ったことを教えてください。」
A1「私は学生時代、管弦楽部にてオーケストラの活動に力を注ぎました。」
Point1:ESに書いた内容と相違がないように答えましょう。
Q2「管弦楽部では具体的にどのようなことを頑張ったのですか?」
A2「自分の足りていない能力を期日までに十分に伸ばすため、毎日の練習を欠かさずに行いました。また部員同士の繋がりを強固にするために、部活の運営にも携わりました。」
Point2:ESのようなストーリーを長々と全て伝える必要はありません。30秒〜1分におさまるように簡潔に答えましょう。
Q3「その経験からどのような学びが得られましたか?」
A3「初めは困難に思えることや大きく立ちはだかる壁であっても、日々努力し時に他人と協力することで乗り越えることができるのだと実感しました。この学びをもとに、御社へ入社した際には仲間と協力し困難なプロジェクトも成功させたいと考えております。」
Point3:ガクチカを伝える上で最も重要なパートです。学びについて詳しく伝えるだけでなく、余裕があればその経験を入社後にどう活かしたいか伝えられると良いでしょう。
部活動をガクチカとして話す際の注意点とは
部活動での経験は、確かにガクチカとして十分に使うことのできるトピックです。しかしその伝え方次第では、全くもって良い印象を与えることができなくなってしまいます。
部活動をガクチカとして話す際に重要なこと、それは大会などでの実績だけを述べるのではなく、そこから何を学んだかをしっかり伝えるということです。
極端な話、面接官はみなさんの頑張ったお話自体にはあまり興味がありません。それでもなおこの質問がされるのは、その経験からみなさんが何を学んだのか知りたいからなのです。
部活動についてガクチカで話す際は、必ず「その経験から何を学んだか」を伝えるように心がけましょう。
まとめ
今回の記事では、ガクチカ対策として部活動での経験を最大限就職活動に活かすためのポイントについて紹介いたしました。ガクチカで部活動について伝える際は、以下の点に注意することが大切です。
・大会での記録など客観的な評価を含める
・日々の練習の積み重ねなど、短期的な課題に対する姿勢もアピールする
・経験だけを述べるのではなく、そこからどんな学びがあったのかを伝える
ガクチカは必ずと言って良いほど就活で尋ねられる定番質問です。その分皆が対策してくるもの。1人での対策を不安に感じたら、ぜひ友達や家族のアドバイスを頼りにしてみてください。
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