【内定者が教える】グループディスカッション(GD)を勝ち抜くコツ10選

CONTENTS

グループディスカッション(GD)とは

グループディスカッション(GD)選考を企業が行う目的

グループディスカッション(GD)で高評価を得るコツ10選

①グループディスカッションの開始前に雑談をする

②自分が得意な役割を選ぶ

③課題の言葉を細かく定義する

④「意見+根拠」で発言をする

⑤議論に参加できないメンバーに話を振る

⑥「グループ全員で通過する」気持ちで取り組む

⑦他のメンバーの意見を引用して発言をする

⑧理解できなくなったら質問をする

⑨常に時間を気にする

⑩絶対に発表する(分担も可)

グループディスカッション(GD)の評価ポイント

どれが有利?グループディスカッション(GD)での役割

グループディスカッション(GD)でよくあるテーマ4分類

まとめ

どの企業でも選考の早い段階で行われるのが「グループディスカッション(GD)」。しかし、学校の話し合いとは全く異なるものなので、苦手と感じる就活生は多いです。


そこでこの記事では、就活生が苦手とするグループディスカッションを、通過しやすくなるコツを紹介します。どんな就活生でも意識をすぐに実践できるものばかりです。10のコツをおさえて、他の就活生との差別化を図りましょう


グループディスカッション(GD)とは



グループディスカッション(GD)とは、集団(グループ)で議論(ディスカッション)をすることを言います。簡単に言うと「話し合い」です。就職活動においては、学生が複数人のグループに分かれて1つのテーマに沿って話し合い、結論を導き出すことを指します。場合によっては、チームで出した結論を面接官に発表することがあります。制限時間は30分~1時間が多いです。


グループディスカッション(GD)選考を企業が行う目的

企業がグループディスカッションを選考過程に入れる目的は大きく分けて2つあります。


まず1つ目は「効率良く選考するため」です。グループディスカッションを行う企業には、多くの学生が応募をします。人気企業の中には応募者数が1万人を超える企業もあり、採用担当者は効率良く選考する必要があります。全ての就活生とじっくり向き合った採用活動が理想ですが、現実的ではないです。その点グループディスカッションは、短い時間で大量の学生を選考できるというメリットがあります。このように、効率良く多くの就活生を選考するため、企業はグループディスカッションを行なっています。


そのため、グループディスカッションは、選考の序盤に開催されることがほとんどです。


2つ目の目的は「チームでの振る舞い方を知るため」です。多くの選考は面接での質疑応答なので、チームワークに関する特徴は評価しづらいです。しかし、実際の業務はチームで行うことがほとんどであるため、面接だけでは採用するべきか判断できません。このような面接の欠点を補うために、企業はグループディスカッションを行います。


また、面接でアピールしている主体性や積極性といった特徴が本当なのか「裏を取る」ことにも、グループディスカッションは有効です。


このように「効率良く選考し、チームでの振る舞いを知る」ことを目的として、グループディスカッション選考が実施されています。ではどうすればグループディスカッションで評価されるのでしょうか?そのコツについて、詳しく知っておきましょう!


グループディスカッション(GD)で高評価を得るコツ10選



それでは早速、グループディスカッションで高評価を得るコツを紹介していきます!

意識さえすれば誰でも簡単に実践できるものばかりです。選考の前に何度も見直してグループディスカッションに臨みましょう!


①グループディスカッションの開始前に雑談をする

選考が始まる前に雑談をして、他の就活生と仲良くなっておきましょう。開始前に雑談をするメリットは3つあります。


  • 自分も他の就活生も緊張がほぐれる
  • 自己紹介タイムが削れて、議論の時間を長く取れる
  • 意見が出やすくなるので議論が活性化する

多くの人が勘違いしているのですが、グループディスカッションは全員通過することもあれば、全員落ちることもあります。つまり、どれだけ良い議論ができたか、どれだけ良いチームになったかも評価されます。そのため、事前に他の就活生と仲良くなっておきましょう。


雑談の内容は「グループディスカッションって緊張しますよね」のような共感を誘うものがおすすめです。全員と雑談するためにも、15分前には会場に着くようにしましょう。


②自分が得意な役割を選ぶ

グループディスカッションでは多くの場合、チームの中でどんな役割を担うのか事前に決めます。


巷では「リーダーなら通過する」「タイムキーパーが有利」といった情報もありますが、実際はそんなことありません。むしろ型にはまった振る舞い方をすれば、他の就活生からは「クラッシャー」と呼ばれ、正しく評価されないかもしれません。


後で詳しく説明しますが、グループディスカッションの評価ポイントは「どれだけチームに貢献できたか」です。そのため、自分が一番力を発揮できる役割を選びましょう


③課題の言葉を細かく定義する

グループディスカッションでよく起こるミスが、「チーム内でイメージしていたゴールが違うため上手くまとめられなかった」というものです。例えば「あるスーパーの売り上げを上げる」という課題の場合、いつまでに売り上げを上げるのかで施策が変わってきます。同様に、スーパーの特徴が「安さ」や「オーガニック」などによっても打ち手は変わります。


このように、議論が始まる前に課題の言葉の意味を細かく定義づけしないと、良い結論は導き出せません。そしてこれは、多くの就活生が忘れやすいポイントです。


そのため、課題の言葉を定義づけするだけで高評価になりやすいです。


④「意見+根拠」で発言をする

グループディスカッションは、メンバー全員が納得した上で結論を出します。そのため、根拠のない思いつきの意見ではメンバーは納得せず、意見がまとまりません。


また、根拠のない意見には反論もできないため、建設的な議論になりません。発言の「論理性」は面接官の評価ポイントに直結するので、自分の意見には根拠を加えましょう!


⑤議論に参加できないメンバーに話を振る

グループディスカッションをしていると、議論に参加できないメンバーが出てきます。そのときに大切なのが「参加できていないメンバーに話を振る」ことです。議論に参加できていないだけで、結論に近づくための良い意見を持っている可能性があります。


それだけでなく、話を振ることで面接官からは「視野が広く、協調性がある」と評価されます。


”〇〇のような意見でまとまってきましたが、Aさんはどう思われますか?”この一言で、選考通過に近づきます。


⑥「グループ全員で通過する」気持ちで取り組む

グループディスカッションは、グループ全員が受かることもあれば、グループ全員が落ちることもあります。つまり、選考とは言え、グループのメンバーは敵ではなく味方です。


「グループ全員で通過する」という気持ちを持っていると自ずと、開始前に雑談をして場を和ませたり、話を振ったりすることができます。このような就活生は、「チームワークが得意」だと思われて、選考を通過しやすいです。


チームメンバーは仲間だと思いながら議論を進めましょう。


⑦他のメンバーの意見を引用して発言をする

グループディスカッションをしていると、自分の意見に似た人が出てきます。そのときは発言の冒頭に以下の文言を付け加えてみましょう。


”Aさんが〇〇と仰っていたように、私も△△だと思います。なぜなら...”


この文言を入れることで、あなたの意見には説得力が増します。また、面接官はあなたのことを「他の人の話をよく聞ける人だ」と感じてくれます。他のメンバーの意見を引用するために、常に気を抜かず話を聞いておきましょう。


⑧理解できなくなったら質問をする

議論がヒートアップしてくると、その議論に追いつけなくなってしまうことはよくあります。そのときに大切なのが「理解できないことを正直に告白すること」です。正直に伝えないと、そのまま発言できなくなるからです。


基本的に、発言ができない人は選考に通過できません。「意見を述べる」ことはグループディスカッションにおいて最低限のことだからです。そのため、理解が追いつかないときは以下のように発言してみましょう。


”大変申し訳ありませんが、Aさんが先ほど話されていた内容の理解が難しいため、もう少し噛み砕いて教えていただけませんでしょうか。”


理解ができないことや、何かを知らないことは恥ずかしいことではないです。勇気を持って正直に理解できないことを伝えましょう。


⑨常に時間を気にする

仕事において最低限守らなければならないのが「時間」です。締め切りや待ち合わせ時間は絶対に守る必要があります。


時間厳守は、グループディスカッションにおいても同じです。「あと5分あれば良い結論になった」という言い訳は通用しません。どれだけクオリティが低くても、結論を出す必要があります。


そのため、常に時間を確認しておきましょう。そして、初めに決めた時間配分をオーバーしそうになったときは、逐一メンバーに報告しましょう。


⑩絶対に発表する(分担も可)

グループディスカッションは大量の学生を短時間で選考するものです。そのため、採用担当者は一人ひとりの学生を細かく見ることができません。


短い時間でも面接官にアピールできるのが「発表」です。グループディスカッションで唯一発表のときだけ、就活生は注目を集められます。


積極的な姿勢も評価されるので、絶対に発表しましょう!


グループディスカッション(GD)の評価ポイント



どのような学生がグループディスカッションで評価されるのかを知ることができれば、対策がしやすいですよね。


大前提として、グループディスカッションでは「どれだけチームに貢献できたか」を見られています。なぜなら、企業は全てチームで動くものであり、チームに貢献できる人材しか採用したくないからです。そこで、「どれだけチームに貢献できたか」を5つの評価ポイントに分けて紹介します!


①主体性

まずは、やる気があるかを見られます。アイデアを積極的に出す、議論をまとめようとするなど、積極的に議論に参加しようとする姿勢が主体性の評価に繋がります。


②協調性

次に、チームワークができるかを見られます。グループのメンバーを仲間だと思い議論をすることが求められます。議論に参加できていないメンバーに話を振るなどしましょう。


③論理性

論理的な思考力があるかも見られます。意見をまとめるときには根拠が必要になります。グループ全員を納得させられる論理を構築できるかがポイントです。


④傾聴力

他人の意見を聞く力も見られます。自分勝手に議論を進めるのではなく、メンバー全員の同意を得ながら進めることが大切です。相手の目を見て、相づちを打ちながら話を聞きましょう。


⑤リーダーシップ

議論を時間内にまとめ上げ、チームで結果を出す能力も見られます。議論の進み具合を細かく確認しながら、チームのメンバーに気を配りましょう。


グループディスカッションでの5つの評価ポイントを紹介しました。どんな行動が評価されるのか詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。


【選考対策】グループディスカッション完全攻略~すぐ実践できる5つのポイント~


どれが有利?グループディスカッション(GD)での役割



グループディスカッションにはいくつかの役回りが存在します。それぞれの役割や求められる能力は少しずつ異なってくるので注意が必要です。では早速見ていきましょう!


①司会(議論の進行)

1つ目は司会です。司会者の役目は議論を進行させ、グループの結論を導き出すことです。話がそれると修正したり、建設的な議論ができているか確認する必要があります。


②テーゼ役(意見を出す)

2つ目はテーゼ役です。「テーゼ」とはドイツ語で「主張」という意味です。たくさん意見を出し、議論を活性化させる役目です。


③アンチテーゼ役(反対意見を出す)

3つ目はアンチテーゼ役です。「アンチテーゼ」とはドイツ語で「一つの主張に対立する主張」のことを言います。つまり、反対意見です。反対意見がなければ、議論の幅が広がらずつまらない結論になってしまいます。アンチテーゼ役の人は単に否定するだけでなく、根拠をもとに発言しましょう。


④タイムキーパー(時間を管理)

4つ目はタイムキーパーです。その名の通り、時間を管理します。グループディスカッションにおいて最もマイナス評価になるのが「時間が足りずに結論がまとまらないこと」です。社会人にとって「時間を守る」のは最低限できなければならない能力です。適切に時間配分をして、時間内に結論を出しましょう。


⑤書記(意見をまとめる)

5つ目が書記です。グループディスカッションでは様々な意見が飛び交います。それらを全てメモするのが書記の役目です。しかし、ただ単にメモをするだけではチームに貢献できないので、意見をまとめて議論を正しい方向に導きましょう。


グループディスカッションの5つの役割の中でも、評価されるポイントや難易度は異なります。グループディスカッションの役割について詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。


【選考対策】グループディスカッション完全攻略~すぐ実践できる5つのポイント~


グループディスカッション(GD)でよくあるテーマ4分類



グループディスカッションのお題(テーマ)には、大きく分けて4つの分類があります。事前にどんなテーマがあるか知っておくと、グループディスカッション選考を通過しやすくなりますよ!


①抽象型(立案型)

1つ目は抽象型です。抽象的な課題に対して、グループで一つの答えを導きだすディスカッション形式です。正解がないため、時間内にまとまらないこともよくあります。どれだけ議論の方向性を示して、時間内に収められるかがポイントです。


よくあるテーマは「東南アジアで当社の商品を売る方法を教えてください」などの新規事業立案系です。


②ディベート型(討論型)

2つ目はディベート型です。与えられたテーマに対して、学生が2つのグループに分かれ討論をするディスカッション形式です。本当の自分の意見に関係なく、機械的にグループを決められます。そのため、「相手をいかに説得させるか」「論理的な思考力があるか」などが問われます。


「コンビニエンスストアは24時間営業を廃止するべきか」など、抽象型とは違い最初から賛成か反対の答えが決まっているタイプのテーマです。


③選択・優先度型

いくつかの選択肢を含むテーマが与えられ、その中でどれを選ぶか、もしくはどんな順位付けをするか話し合うディスカッション形式です。正解が1つではないため、否定的にならずメンバーの意見を深く聞きましょう。


「子供に習い事をさせるとしたら水泳、そろばん、ピアノのうちどれを選ぶか」など、何が答えになっても良いタイプのテーマです。


④課題解決型

現状の課題に対する解決策を、グループで導き出す形式のディスカッションです。資料がある場合もあります。時事問題から出されることが多いので、ニュースに敏感になっておきましょう。


「選挙での投票率を上げるにはどうすれば良いか」など、実際存在する課題を解決するタイプが多いです。


それぞれ4つのテーマを紹介しましたが、テーマの傾向を知るだけでは選考を通過できません。テーマ別の対策方法を詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。


グループディスカッション頻出のテーマ25選とタイプごとの解答例


まとめ

この記事では、就活生が苦手なグループディスカッションを勝ち抜くコツを紹介しました。どのコツにおいても共通するポイントは


  • ・チームワーク
  • ・積極性
  • ・論理性

の3つです。「どうすればチームに貢献できるか」を考え抜き、それを実行すれば自ずと選考通過に近づきます。自分だけ目立とうとせず、チームのために何ができるかを考えましょう。


寄稿ライター・監修者

岡本 恵典

株式会社Synergy Career 代表取締役

現役の内定者と就活生が運営している就活サイト 「就活の教科書」(https://reashu.com/)の運営代表を務める。

TOPIC

新着記事
TOPへ