就活は年収で決めても大丈夫?企業選びで後悔しない軸設定!
就活軸
CONTENTS
本当に年収で決めて大丈夫?
一番の理想は「年収」と「やりがい・働き方」の両立
やりがい・働き方だけで決めた時のメリット・デメリット
【メリット】
【デメリット】
年収だけで決めた時のメリット・デメリット
【メリット】
【デメリット】
最終的には「どんな将来の姿を望むか」が大事
なるべく両立させたい場合はエージェントが最適解
まとめ
就活中の皆さんが企業選びで大事にしている考え方はそれぞれ違うと思います。
「やりがいを大切にしたい!」という方もいれば、 「年収で決める」と考える方もいらっしゃるでしょう。
- 年収
- やりがい
- 働き方
など様々な企業選びポイントがありますが、今回はタイトルの通り「年収」と、それ以外である「やりがい」「働き方」で比較しながら後悔しない企業選びについて考えましょう!
本当に年収で決めて大丈夫?
正直なところ、自分が入る企業は安易な気持ちで年収で決めるのはおすすめできません。
ぱっと見、年収の高い企業でも、基本給の20万円プラス残業代で40万と記載されている場合も多いです。
また、上司の感情の起伏が激しく、仕事中に怒鳴られたり、地方の転勤が多すぎたりといった場合も考えられます。
いくら年収が高くても、仕事が忙しすぎて休めず、有給すら取れない企業もいまだに存在しています。
仕事が忙しくて、土日も仕事づけの日々…なんてことにならないように、年収だけで仕事を選ぶのはあまりにも危険です。
もちろん、年収が高いことは一つの魅力ですが、年収が高いからといって自分が周囲よりも優秀である証明になるわけではありません。
また、お金があるから幸福度が高いわけでもありません。
今一度、仕事選びの価値観を見直していきましょう。
一番の理想は「年収」と「やりがい・働き方」の両立
理想は年収も高く、やりがいもあるホワイト企業ですよね。
しかし、すでに就活を始めている方はお分かりかもしれませんが、そのような好条件が両立した企業を探すことはかなり難しいです。
大きな理由として「年収が高い=求められる仕事レベルが高く、残業や社内競争などが存在」という点があり、どうしてもストレスや身体の負担は避けられないのです。
もちろんやりがいを感じる仕事が偶然高年収であれば「年収」と「やりがい・働き方」の両立は可能ですが、多くの就活生は途中で年収かやりがい・働き方か迷うことになってしまいます。
やりがい・働き方だけで決めた時のメリット・デメリット
年収ではなく、仕事のやりがいや働き方で企業を選ぶ際にはメリットもデメリットも存在します。
では、それぞれ見ていきましょう。
【メリット】
①仕事が苦に感じない
やりがいがあれば仕事が楽しくなりますし、少し大変なことがあっても乗り越えられます。
それにやりたいことを自分で選んだためモチベーションが高く、真剣に取り組んだ結果としてスキルアップや昇進につながることも考えられます。
また残業なしなどの働き方を選択すればプライベートの息抜きも充実し、仕事のストレスも解消できるでしょう。
②ホスピタリティの気持ちが強くなる
ホスピタリティとは人を思いやる気持ちだったり、おもてなしの心のことを指します。
やりがいを強く感じられる場面というのは他人から感謝された時や評価された時です。
一度その経験をすればもっと人のために頑張ろうと思え、一人の人間として成長できるでしょう。
③適性のある仕事が出来る
あなたが今感じている「やりがい」は直観的なようで実は理にかなっている可能性があります。
何にやりがいを見出すかは、今までの経験やこれからの夢が影響します。
そして経験や夢はあなたが本来得意なこと、あなたが力を発揮できることなどの適性を教えてくれます。
つまり、やりがいを感じる仕事を見つける=自分に適性のある仕事に就くということになります。
④後々、給料が高くなる可能性がある
好きこそものの上手なれと言いますが、やりがいがある仕事をしてある職種での就業経験を積むことで、専門的なスキルや実績を携えることができます。
すると、もっと条件の良い企業に転職することができ、最終的に年収を向上させるという手もあります。
このようなキャリアプランを考えている学生が最近では増えています。
なので、新卒の年収や初任給が高いからと言って安易に食いつくのではなく、長い目で見た時の生涯年収で考えるべきです。
【デメリット】
①最初はお給料に満足できない可能性
どんなにやりがいが感じられ仕事が楽しくても、最初のうちは、その仕事量に見合った給料が払われないこともあり、徐々に苦しくなってしまうことがあります。
ですが、上でも述べたように、結局新卒の年収よりも後々のキャリアアップの方が大事ですし、頑張り次第で、いくらでも給料は挽回することができます。
②やりがい、働きやすさは掘り下げないと曖昧
お給料や年収ははっきりと数字に表れます。しかしやりがいは直観的な要素が大きく、変わりやすいものです。
そのため直観で終わらすのではなくしっかりと掘り下げて自分の本質的な気持ちに気づかなければ、「やっぱり違った」という結末も。特に熱しやすく冷めやすい性格の人は注意が必要でしょう。
やりがいや働きやすさというのは、人によって違うからこそ、自己分析が非常に重要になってきます。
自己分析について詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。
【テンプレートつき】就活の自己分析で用いる自分史の作り方と3つの活用方法
また働き方のネガティヴな話としてよく聞くのは、制度として残業禁止制度や産休制度があるものの利用しにくい雰囲気があるということです。
この点は事前にしっかり見極めなくてはなりません。
さらに若手社員のときは定時退社が可能でも、将来管理職になるとそれが難しくなることもあります。
「自分らしく働く」ことは、誰もが実現したいものですが、なかなか自分に合う企業がわからないというのも事実です。
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年収だけで決めた時のメリット・デメリット
【メリット】
①お金を使える、貯められる
年収が高いと生活に余裕が生まれるという単純明快なメリットがあります。
若いうちから貯金をして将来に備えることができますし、海外旅行やゴルフなどお金のかかる趣味がある人も安心して楽しめるでしょう。
②ステータスになる
平成29年の国税庁の「民間給与実態調査」によると年収1,000万円を越える給与所得者は、全体の4.5%となっています。
そして総合商社や大手金融など一般的に高年収とされる企業は20代30代でその年収1,000万円を超えます。
「お金がすべてじゃない」とは言いますが、実際に家のローンを組みやすい、親戚や友人から一目置かれる、モテるというメリットを感じている人も多いです。
【デメリット】
①体と心がついてこない
高年収の理由は求められる質の高さです。
仕事を終わらせるために早く出勤したり残業が増え、その生活に体や心が追いつかないと、やがて仕事が嫌になってしまいます。
例えば、アルバイトが良い例です。
皆さんも経験があると思いますが、時給が高いアルバイトは全国平均時給のバイトに比べて大変です。引っ越し屋などの体力消耗するバイトや、夜勤があるバイトなどは時給は高いですが、体力面で考えると割りに合わない場合もありますよね。
また、体力や精神面が原因で定着率の悪い業界や企業は高い給料を提示して、人を取り込む可能性もあります。
また外資系など企業によっては結果が出せないと解雇されることもあり、実力主義のプレッシャーも大きいです。
②向いてない仕事をやらなければならないことも
年収の高い会社は大企業や業界トップであるということが多いですが、「自分は営業じゃなくて企画とかの方が向いているのになぁ...」などといった、会社の都合上自分が興味のない部署に配属されたりすることもあります。
つまり、自分で自分のキャリアを選べない危険性があるということです。
いわゆる職種ガチャや配属先ガチャなどと呼ばれるように、本人の適正や専門性、希望などを完全に無視した配属などが平気で行われています。
あらかじめ本人に希望を聞いていても、実際は本人に選ぶ権利がないことがほとんどで、新卒側は無力なのが現実です。
自分に向いていない仕事を数年も続けなくてはならないことはかなりのリスクと考えて良いでしょう。
最終的には「どんな将来の姿を望むか」が大事
傾向として年収を重視して就活をする学生が多いですが、2002年ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏らの研究によると、収入と幸福度は比例するが年収800万を超えるとその幸福度が停滞するということが明らかになっています。
引用:年収800万円を超えると幸福度は上昇しなくなる
また平均年収が高いからと言って、その企業で活躍できなければ期待する額のお給料は貰えません。
一方、平均年収が低くともその企業のトップレベルの人材になれば自然と年収はアップするはずです。
大事なことは自分が将来どうなりたいかということを考え、実現に一番近い就活をすることです。
なるべく両立させたい場合はエージェントが最適解
ここまで聞いて、「やりがいを重視したいけど年収もそこそこ欲しいなぁ...」だったり、「年収重視だけどやりがいがないと続かないなぁ...」など各々の考え方があると思います。
それ以前に、就活の軸があまり定まっていないという方も多くおられるかと思います。
そんな時は就活エージェントを頼ってみるという選択肢があります。一般的にエージェントは学生が知るよりも多くの優良案件を熟知しているため適性と条件をバランスよく見極めることができます。
出来るだけ好条件の企業で、なおかつやりたい仕事であれば、ますますパフォーマンスは向上して自然と年収は上がっていくでしょう。
つまりあなたの判断によっては両立は不可能ではないということです。
そんな時にぜひ頼っていただきたいのが、JobSpringのような就活エージェントです。JobSpringでは第三者の目線で、あなたの就活のサポートを致します。ぜひ気軽に頼ってくださいね。
まとめ
今回就活をやりがい・働き方で決めるメリット・デメリット、年収で決めるメリット・デメリットを紹介しました。
「やりがい・働き方」重視だと仕事の満足度は高い反面、お金の不安定さや興味が変わったときのリスクがあります。
また、自己分析をしっかりとした上で選ぶ必要があり、本当にその仕事でいいのかといった判断が大事になります。
「年収」重視では社会的立場や生活の豊かさを得られる一方で、向いていない仕事や残業など、心身に負担をかけることになる可能性もあります。
一番大事なことは自分の将来をしっかり想像し、また自分がどういうタイプの人間であるかということを本質的に分析し、後悔のない就活を行うことです。
もし「長期的な視点で何を大切にするべきか選べない」「やりがいも待遇もバランスの良い企業を選びたい」「自分の性格に向いている働き方がわからない」などの悩みがあればぜひJobSpringに登録してください!
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