就活での注意事項。面接でのボディランゲージはどう評価されるのか

CONTENTS

ボディランゲージってなに?

一般的なプラス効果

①熱意と余裕を伝えられる

②自信があるようにも見せることができる

使い方によってマイナスな印象を与えてしまう

①髪や顔をいじる

②大げさすぎる

面接でおすすめなボディランゲージ

話の大事なところで両手を広げたり、手を合わせる!

こぶしを握る!

ボディランゲージ以外で面接に効果的なテクニックは? 

①抑揚をつけた話し方

②間の取り方が重要

③はきはきと分かりやすく

まとめ

あなたはボディランゲージを使いこなせますか?動作はときに言葉よりも大きな影響を与えます。


つまり、上手に扱えば皆さんが伝えたいメッセージにインパクトを加え、相手により強い印象を残すことができるのです。


もちろん就活の面接においても、面接官の記憶に残るために大変役立ちます。ですからこれから就活をする皆さんにはぜひボディランゲージの達人となって、面接を勝ち抜いていただきたいです。しかし日本人の多くはこの身振りで伝える動作に慣れていません。そのため無理をして不自然になってしまうことが多いのも事実!


今回はそんな注意ポイントも含めてボディランゲージの適切な使い方・効果についてご紹介します。


ボディランゲージってなに?


そもそもボディランゲージ(body language)とは身体の動作を取り入れた、ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)の一種です。


例えば「いいね!」に親指でグッドジェスチャーをするのもボディランゲージに入ります。さらに、プレゼンテーション中に両手を体の前で広げるしぐさなど、言葉とセットで用いられることが多いのも特徴です。


一般的なプラス効果


①熱意と余裕を伝えられる

基本的にボディランゲージは言葉を強調するという効果を持ちます。


例として「私はこの時~~という気持ちで○○に臨みました」という部分で握りこぶしをつくるだけで、そこでの熱意と覚悟が一層重く感じます。


また、ボディランゲージを使うと自然に肩の力が抜けてくるため、余裕のある印象を与えられます。面接などの固くなりがちなシーンでもリラックスして話すことができる様子は評価が高いです。


②自信があるようにも見せることができる

ボディランゲージはメッセージの強調だけでなく、自分の話に自信があるという印象も与えます。どんなにしっかりとした話でも自信なさげでは「本当かな?」と思われてしまいますよね。


先ほども書いたように、相手に伝えたいという熱意が、話し手を堂々と見せてくれるのです。


使い方によってマイナスな印象を与えてしまう


一方でボディランゲージによって評価がマイナスになる場合もあります。

①髪や顔をいじる

無意識にやってしまう人もいるので、注意が必要です。


人の話を聞く際に手で顎を抑えたり、熟考する際に髪をいじるようなしぐさは落ち着きがないと評価されてしまいます。


②大げさすぎる

印象的にしようとはりきってオーバーリアクションしてしまうと逆効果です。


うるさい印象やウソっぽい印象を与えてしまいます。


確かに大規模な演説や発表では、注意を引くために大げさに身体を使うこともあります。しかし面接で皆さんが伝えるべき相手は、目の前にいる数人の面接官です。至近距離でしっかり見てくれているのでむしろやりすぎに注意しましょう。


面接でおすすめなボディランゲージ


話の大事なところで両手を広げたり、手を合わせる!

⇒皆さんが用意したエピソードの中には、ぜひ面接官に印象付けたい一押しポイントがあるはずです。そこで軽く手のしぐさを使うことで、面接官にアピールできますし自分自身も「ここ大事だぞ」と気合が入ります。


こぶしを握る!

⇒例えばガクチカで苦労した話・解決した話をしているときに手に力が入っていれば、「本当に大変だったんだな、頑張ったんだな」という印象を与えやすいです。


注意点:控えめに胸の前・膝の上でやる程度で良い、一エピソードにつき最大一回

(※話の中で自然に出たアクションのように思われることが理想です)


ボディランゲージ以外で面接に効果的なテクニックは? 


ボディランゲージといっても、「使い慣れていないと実践するのが難しい」と感じたり「そもそも普段使わないのだから不自然に見えるのでは?」と疑問に思う人もいるでしょう。


ボディランゲージには抵抗があるものの、自分の話を効果的に伝えたいという方は以下のテクニックを用いてみましょう。


①抑揚をつけた話し方

伝えたい部分でトーンと声量を変化させ、文章に抑揚をつけると相手側に重要箇所を伝えやすくなります。特に結論、根拠などは強調し、背景や前提事項などは抑えましょう。


②間の取り方が重要

面接では話すことがたくさんあります。ただすべてを話し切ろうと意気込むあまり、息つく間もなく話し続ける人が稀にいます。


起承転結を軸に、それぞれの部分で一呼吸あけて話すと相手も話の展開を理解しやすくなります。


③はきはきと分かりやすく

基本的なことですが、せっかくの武勇伝もよく聞こえなかったとなれば残念ですよね?面接官と話すときは「相手の目をしっかりと見てはきはきと」を覚えておきましょう。


話すことを意識しすぎて、長くしゃべりがちな人はこちらの記事も読んでみてください!


まとめ


ボディランゲージがあるのとないのとでは、同じ話でも印象が大きく変わります。


特に面接のように時間が限られた中では、自分を売り込む大きな武器になるのです。今まで使ったことがない方は、一度試してみてください!


でも初めて使うとなれば、どのように使えば良いかわかりませんよね?


一番の近道は実際に使っている人を参考にすることです。さりげなく、かつ有効的にボディランゲージを使うためには「慣れ」が必要です。


筆者の場合は洋画が好きなので、ビジネスシーンがあったときに注意深く観ていました。さらに英語圏は常にボディランゲージを使うため、ドラマの日常シーンでも参考になる部分が多かったです。


また、実はJobSpringのエージェントも面談の際にこのボディランゲージを駆使して、学生さんに理解しやすいように説明をしています。気になった方はぜひ確かめてください。見て学んでぜひ活用しましょう!


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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