【例文付き】自己PRで”継続力”を魅力的にアピールする方法!
長所・短所
CONTENTS

企業が求めている”継続力”とは
自己PRで”継続力”をアピールするには
どんな継続力か明確にして話す
自分が経験したエピソードを話す
入社後に仕事で生かせることを伝える
ここに気をつけて!”継続力”をアピールする時の落とし穴
ただ、続けているのみ
仕事への生かし方を話さない
自己PRで継続をアピールする例文!
アルバイト
部活
留学
学業
趣味
まとめ
就活中の皆さんの中には、趣味を継続してきた人や部活やアルバイトを長期間継続して成果を出してきた人がいるかと思います。
そういう方は、就活においてある意味かなり大きなチャンスをもっていると言えます。というのも、「継続力」は就活市場で自分PRする際にかなり良い印象を抱かれるからです。
そこで今回の記事では、自己PRで継続力をアピールする方法や例文を紹介していきます。
企業が求めている”継続力”とは

単に「継続力」といっても、企業が求めているイメージ像には幅があります。
そして、単純に「長く1つのことを続ける」だけの意味を「継続力」としてしまうだけでは、企業のイメージと乖離してしまう恐れがあるので気をつけましょう。
そこで、企業がイメージしている「継続力のある人物」の例をいくつか出します。
まず、「目標をもって自社企業で長く働いてくれる人物」です。
また、「どんな仕事内容でも熱心に続けてそうな人物」や「成果を出すために努力を続けられる人物」もイメージするでしょう。
ただ単に、1つのことを長く続けるのではなく、物事を続ける際に高い目的意識を持っていることや、困難なことがあっても目標達成のためなら諦めずに物事を着実に進められるという能力に魅力を感じる企業が多いということです。
また、物事を続ける中で自分なりの工夫や努力を重ねることができる人も好印象が持たれます。
いろんなことを期待されて混乱してしまいそうですが、自分の志望する企業が大切にしている価値観がわかれば、仕事をする上でどのような継続力が企業にマッチするかわかります。
そのため、どのような「継続力」をアピールするのがその企業に効果的なのかを確認しながら自己PRを考えていきましょう。
以下の記事では、自己PRなどのアウトプットがはかどる企業研究のやり方を詳しく解説しているので、どのように「継続力」をアピールするか考えるためにもぜひ読んでみてください。
自己PRで”継続力”をアピールするには

自己PRで「継続力」をアピールする時は、「結論→経験エピソード→経験から学んだこと→入社後に生かせること」という順番で話しましょう。
話す順番が適当だと、論理的でないと思われてしまう可能性があります。
必ず「結論ファースト」で話すようにしてください。
どんな継続力か明確にして話す
実際、「継続力」をアピールする就活生はたくさんいます。
そのため、他の就活生との差別化を図るため単純に「私には継続力があります」とPRするよりも言い換えたり付け加えたりして、表現を工夫することをおすすめします。
例えば、「私は明確な目標を立て、四苦八苦しながらも達成のために継続できます」などです。
また、就活は主に人柄重視の企業が多いのが現状です。
そのため、「何を続けてきたのか」はもちろんのこと、 「どうして続けてこられたのか」 についても明確にしておきましょう。
継続することができたことの裏側には、何か自分を駆り立てる物事があったはずです。
その部分が、その人物の本質であることが多く、企業がそこを知りたがっています。
「なぜ継続することができたのか」「そのモチベーションは何だったのか」をしっかりと説明して、自分の人柄をアピールできるようにしておきましょう。
自分が経験したエピソードを話す
自分の経験は、具体的である方が話に説得力が出るので、具体的な数字を用いて伝えるのがおすすめです。
例えば、「全国大会で3位だった」や「塾のアルバイトで生徒を10人合格させた」などです。
また、自己評価ではなく他己評価も入れられると話に客観性が出て、視野が広い人物だと認識してもらえるはずです。
例えば、「ベンチャー企業のインターンシップで、社長に自分の継続力について褒められた」や「アルバイト先で新人MVPとして表彰された」などです。
そういった経験がなくても、ざっくりと数字を出すことで説得力が増すので、ぜひ試してみてください。
入社後に仕事で生かせることを伝える
自己PRで大切なのは「自分の強みを企業で活かせる」というアピールです。
そのため、最後の「どのように企業で自分の継続力を活かすのか」というアピールをして、自分が入社した後の活躍を想像してもらいましょう。
このアピールがないと、面接官は具体的にどのようなシチュエーションで学生が会社に貢献してくれるのか想像しずらくなります。
たくさんの学生を見ている面接官は、いちいち一人一人の活躍を想像してはくれません。
そのため、自分から相手に「想像してもらう」ような話し方を心がけましょう。
入社後の活かし方については「継続力をどう活かして貢献するのか」を伝えるのかが重要となります。
ここに気をつけて!”継続力”をアピールする時の落とし穴

「継続力」をアピールするのは、とても良いことではありますが、アピールする際に注意すべきこともあるので、必ずその継続力はアピールして好印象になるものなのかを確認してから企業にアピールするようにしましょう。
ちなみに、「なにか続けている物事がある=継続力が強み」という考えで継続力をアピールするのはNGです。
ただ、続けているのみ
たとえ何かを続けていたとしても、「親に言われて続けている」「辞め時が分からない」「辞めたらメンバーと気まずくなるから」などといった理由で続けているということはないでしょうか?
もしそうだとしたら、面接官に「どうして続けられているの?」と質問された時にボロが出てしまいます。
今一度、どうして続けているのかを内省してみてください。
万が一、強い自分の意思でもなくマイナスな理由で続けているだけであれば、「継続力」を自分の強みとしてアピールするのはやめておきましょう。
仕事への生かし方を話さない
上記にもある通り「結論→経験エピソード→経験から学んだこと→入社後に生かせること」を話すことが重要でした。
特に、「入社後に生かせること」は面接官が聞きたいことであるうえに自分から説明しなくてはなかなか伝わりにくい部分でもあります。
そのためこの部分がなく、自己PRをしてしまうと思ったような反応をしてもらえない可能性があります。
単純に自分の経験だけを話して終わってしまうと、単なる自慢話のようになってしまいうまい自己PRとはかけ離れてしまいます。
必ず、経験から学んだことや仕事へ生かせることを話すようにしましょう。
自己PRで継続をアピールする例文!

では、実際にどのようにアピールすれば良いのかイメージしていただくために例文をいくつか用意したので、ぜひ読んでみてください。
アルバイト
私は、大学4年間塾のチューターを続けてきました。
4年間継続したことで、さまざまなタイプの生徒との接し方を習得し、問題児とされていた生徒も3人志望校に合格させることができました。この経験から、継続することで他の人にはない新しいバリューを出すことができました。
入社してからも、継続して新たな知見を獲得して、他の社員とは異なるバリューを出していきます。
→アルバイトの場合ですが、「4年間」継続したことや「3人」志望校に合格させたなどの具体的な数字が入っていることがわかります。
入社後の活躍も、経験から自然に導き出しています。
部活
私は、高校から大学まで7年間ハンドボール部に所属していました。
勉強が苦手だった私ですが、ハンドボールだけは楽しく続けることができて、ずっと続けていました。苦手なものが多く、いろんな物事に挑戦することにも躊躇してしまうタイプでしたが、続けてきたハンドボールで全国大会5位まで上り詰めることができ、自分でもできることを見つけて続けていけば結果が出せるということがわかりました。
そのため入社しても、自分ができることや続けられることを積極的に探して、継続して成果を出します。
→一見、自分の弱点を言っていますが、これくらいの素直さがあると逆に「継続できる」ことがより際立って見えます。
また、本心で話していることも伝わるので、ただ自分の良いところばかり話しているよりも好印象なことがありますよ。
留学
私は、大学2年生の時にイギリスに交換留学に行きました。
留学先では、新しいビジネスを考えてプレゼンするという最終課題がありました。私は英語は得意でしたがビジネスについては無知に近く、留学先に到着してからは毎日図書館に行ってビジネスの参考書を読んではメモしていきました。遊んでから寮に帰ってくると疲れてサボりたくなることもありましたが、プレゼンの準備をするために毎日少しずつ英語のビジネス書を読み、プレゼンに生かしていきました。その結果、最終課題は学長に表彰されました。
入社してからも苦手なことにぶつかっても継続してその苦手を克服して、必ず結果を残します。
→数字ではありませんが「毎日」というパワーワードが入っていてインパクトがあります。
また、苦手なことに対しても前向きに取り組んでいることが伝わってくる良い文章です。
学業
私は、大学時代学業に力を入れてきました。
入学してからは、数学が苦手なのに経済学部に入学したので毎日数学の問題を解きました。学校で紹介された参考書は全部解き、わからないところは教授に教わりました。その結果、経済に関する科目は全てS評価をもらいました。
私は、この経験を生かして、入社後も困難があってもその困難を最小限にして道を切り開いていきます。
→この例では、学業における困難を「継続力」で乗り越えたことをアピールしています。
単純に「継続できる」ことだけではなく、継続することで困難を最小限にすることができるという自分の強みを巧みにアピールしています。
趣味
私は絵を描くのが趣味で、大学生になってから毎日インスタグラムで自分の描いた絵を投稿しました。
4年間毎日続けたことで、フォロワーが0人だったのが1万人までになりました。その後、雑誌の編集部から連絡をもらい、とあるコーナーで特集を組んでもらえることになりました。いくら好きなこととはいえ、4年間1日もサボることなく投稿するのはなかなかハードでしたが、ハードだからこそやる気になって継続することができました。
入社後も、いくらハードだと感じてもそれを利用して結果が出るまでひたむきに努力します。
→変わった例ですが、「ハードだからこそやる気になった」という人間性が見える表現をしているので、ただ継続できる人という印象ではなく、ストイックに継続することができる人というように認識してもらえます。
まとめ

さて、今回の記事では自己PRで継続力をアピールする方法や例文を紹介していきました。
継続力をアピールする時に大切なのは以下の点でした。
・どのような継続力があるのか説明する
・どうして継続できたのか説明する
・自分が継続してきた経験を話す
・継続して学んだことと入社後に貢献できることをつなげる
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