【ガクチカ徹底対策】学生時代の趣味をアピールしよう!タイプ別のアピール方法を解説!
経験・特性
CONTENTS

趣味はガクチカになる?「学生時代に力を入れたこと」の基準は?
そもそも「ガクチカ」って何?
「ガクチカ」を聞く意図は?
「学生時代に力を入れたこと」の基準はある?
【タイプ別】趣味を就活でアピールするには?
1. 文化系
2. 特殊技能系
3. 運動系
4. 課外活動系
気をつけよう!趣味をアピールするときの注意点とは?
まとめ
就活で必ず聞かれる「ガクチカ」。学業や部活、アルバイトなど、題材は人によってさまざまです。しかし、テーマが幅広いがゆえに「何を書いていいかわからない」「書けるような経験がない」など悩む就活生は多いようです。
では、学生時代を振り返って、何か「夢中になったこと」はありませんか?誰かに憧れてずっと筋トレをしていた、たくさんの映画を見た、好きなアイドルを応援していた等々、内容は問いません。「学業ではなく趣味のことばかりが出てきてしまうけど…」と思った人もいるのではないでしょうか。しかし、書き方を整理することで、趣味も立派なガクチカになります。
この記事では、ガクチカで趣味ついて書く方法や注意点をまとめました。趣味で得た知識や経験の豊かさが伝わるよう、しっかりとポイントを押さえて書いてみましょう!
趣味はガクチカになる?「学生時代に力を入れたこと」の基準は?
趣味もガクチカになります。「趣味」と聞くと遊びのように思えてしまうかもしれませんが、熱中して取り組んでいるからこそ、知識や経験が深められることもあります。趣味での経験から身に付けられた力もあるのではないでしょうか。
趣味でガクチカを作成する際も、作り方は他の題材で書くときと同じです。では、ガクチカについてポイントを押さえながら、作成時に意識すべき点を確認していきましょう!
【例文・解説あり】ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の書き方とポイント!
そもそも「ガクチカ」って何?
「ガクチカ」とは、「学生時代に力を入れたこと」をあらわします。ESや面接では定番の質問であり、多くの企業で尋ねられています。
「ガクチカ」には、学生時代の経験とそこから学んだことを書きます。前述したように、学業やサークル、アルバイトでの経験を書く就活生は多いです。しかし、ガクチカで重要なのはそのエピソードではなく、そこから得た学びです。その経験を通して学んだこと・気付いたこと、それを入社後どう生かすかに焦点を当ててまとめてみましょう。
「ガクチカ」を聞く意図は?
企業側はガクチカを通して、就活生の経験や人柄、組織内での役割を把握します。そして、その企業に合った人物であるか、入社後に活躍できそうな人材かを判断します。
ガクチカを書く際には、相手に自分の良さが伝わるように意識しましょう。アピールポイントは絞って、端的に書きましょう。誰かにガクチカを読んでもらい、どのような点がわかりやすい/わかりにくいかを聞いてみるのもおすすめです。
「学生時代に力を入れたこと」の基準はある?
ガクチカに基準はありません。自分自身が一生懸命に取り組み、そこから何らかの学びが得られたことあれば、どんなエピソードもガクチカになります。学業やサークル、アルバイトだけではなく、趣味も同様です。
ガクチカは選考時、さまざまな企業でさまざまな面接官に聞かれます。同じエピソードを何度も伝えることになります。そのような状況においても、自分の自信が揺るがないような、自分自身で納得のできるエピソードを選ぶことが大切です。
【タイプ別】趣味を就活でアピールするには?
ここでは、趣味を大きく4つに分類して、アピール方法を探っていきます。自分の趣味の経験を振り返りながら、どのような点をガクチカにつなげられそうか考えてみましょう!
1. 文化系
文化系の趣味と言えば、読書や芸術鑑賞などが挙げられます。これらの趣味では、教養を深め、自分の領域を広げることができます。好きなジャンルへの理解を深めるために行った情報収集や分析についてアピールすることができるでしょう。選考時にも、広告やエンタメ関連の企業を受ける場合、その業界の代表作品やトレンドに関する知識があると有利です。
また、自分が作品をつくる側になることもありますね。よりよい作品をつくるためには、うまくいかないときも諦めず向き合い続けなければなりません。そのようなときに自分は何をして乗り越えたか、どのような力が身に付いたか、いくつか挙げてみるとガクチカが作りやすくなります。
【ショービジネスに興味のある人の例】
「私はミュージカルが大好きでショービジネスに興味を持っていました。私は日本のショービジネスがより大きな事業として成長するには何が必要かということを考えるために、大学2年次にフランスで行われるカンヌ国際映画祭に一人で赴きました。現地では映像業界で実際に働く人々と友人になり、歌舞伎を題材にしたものやアニメの映画など海外で称賛を浴びる日本映画の率直な感想を聞くことができました。私はそれらの経験から・・・」
2. 特殊技能系
プログラミングやデザインなど、専門的なスキルがある場合は、それをアピールしてみるのもおすすめです。後の選考で見てもらえるよう、自分で作り上げたコンテンツやアイテムはポートフォリオなどにまとめておくとなおよいでしょう。
また、語学や資格の取得などに趣味として取り組んだ人も多いのではないでしょうか。どちらも長期的にコツコツと取り組むことで身に付くものです。趣味として始めた・続けられた理由や、実際にそれを生かした場面、そこでの気づきや次なる目標を挙げながら、ガクチカとしてまとめてみましょう。
【プログラミングを専門的なスキルとした具体例】
「私は経済学部に在籍しながら、コンピュータサイエンスを独学で学びました。PythonやRなどのプログラミング言語をを用いて株価変動予想プログラムを作成し、実際に自分で取引を行いました。改善点は多いものの、プログラムを長期にわたって修正する中で金融業界への理解を体系的に深められたと感じます。プログラムを作る上で苦労した点は…」
3. 運動系
趣味でランニングや筋トレをしている人もいるでしょう。体調や天候はそのときどきで変化しますが、そのなかでどのような計画を立てて実行したか、結果自分はどのように変化したかまとめてみましょう。長期にわたって継続し、それが習慣化している場合は、習慣化までに乗り越えた困難やそのプロセスを分析してみましょう。
4. 課外活動系
部活やサークルとは異なる学生団体や、その他外部の団体に所属している場合は、そこで取り組んでいることもガクチカにできます。なぜその団体に興味を持ったのか、団体に所属して活動することでどのようなことが変わったかまとめてみましょう。
また、課外活動といえば、旅行が趣味の人も多いでしょう。学業や他の趣味と関連して、「〇〇を実際に見てみたい!」と考えて旅行した場合には、その行動力について書けそうですね。旅の準備や旅中のトラブルも思い出しながら、旅行した動機や旅行後の変化をまとめてみましょう。
さらに、近年はファン活動に熱中している人も多いのではないでしょうか。ファン対象や他のファンへ行った企画で多くの人を動かした経験や、チームで動いた経験から学んだことをガクチカに書くこともできます。
【海外ボランティアで家を建てた例】
「私は大学時代、海外ボランティアサークルに所属しカンボジアにて家の建築を行いました。衛生的な居住スペースやトイレの建設は現地民の生活の質を向上させるために必要不可欠でした。最初は、言語的な障壁やプロジェクト自体の管理がずさんで建設が難航しておりました。そこで私は率先して滞在期間にて完成させるエリアを絞り、他ボランティアグループの協力のもと建設スケジュールを見直しました。結果として、必要最低限のスペースの完成には至りましたが、事前の綿密な準備とシミュレーションが重要だという教訓を身に染みて感じました…」
気をつけよう!趣味をアピールするときの注意点とは?
趣味について伝える際、「その物事が好き」という説明にならないように気を付けましょう。聞かれているのはあくまで「ガクチカ」、学生時代頑張ったことです。好きなことや夢中になっていることについてはついつい話しすぎてしまうこともありますが、就活では決められた字数・時間のなかで自分の魅力を最大限に伝えることが重要です。
意識すべき点は、取り組んだ経験から何を得たか、それを入社後どう生かせるかです。趣味に限らず、ガクチカを書く際は、その2点が受け取り手に伝わっているかしっかり確認しましょう。
まとめ
趣味でガクチカを書く方法をまとめました。趣味がガクチカになるのか疑問に感じていた人も多いと思いますが、その疑問は解消されたでしょうか。この記事のポイントを3つにまとめました。
・趣味はガクチカになる
・ガクチカのエピソードに決まりはない、自分が納得できる内容で書く
・大切なのは、その経験から何を学んだか、入社後どう生かせるか
以上のポイントを意識して、自分の経験をもう一度ていねいに振り返ってみましょう!ガクチカに書くことがないと悩んでいた人も、何か書けそうなエピソードが見つけられたと思います。
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