新型コロナウイルスの影響下でも就活を乗り越える方法

CONTENTS

新型コロナウイルスの影響で就活はどうなっているか?

感染可能性が高まる合同説明会やイベントは中止

就活進捗の二極化が顕著に

意思決定の早期化が迫られる

今後の就職活動はどう変わるのか?

2021年卒業予定の就活生への影響

2022年以降の卒業予定者への影響

外部環境に影響されない就活の仕方

情報は自分で探しに行く

OB・OG、就職エージェントのつながりを作っておく

外出自粛でもスケジュールを管理

オンラインで友達と他己分析を行う

まとめ

新型コロナウイルスの蔓延により自粛生活が進む中、様々なイベントが延期・中止となっています。就職活動に関連したイベントの見送りも例に漏れず、多くの就活生が不安を抱いていることでしょう。


感染拡大を防ぐためにもstay homeを心がけたいが、それと同時に今後を左右する就活を成功させるため、行動もとり続けたいのが本音…と、板挟みになりストレスを感じている就活生が多いようです。


今回の記事ではそんな就活生の皆さんに、新型コロナウイルスの影響下でも就活を乗り越える方法をご紹介します。


新型コロナウイルスの影響で就活はどうなっているか?



新型コロナウイルスによる感染拡大防止を目的として、数多くの就活イベントや企業説明会、採用活動までにも一時停止の状態が招かれています。


感染可能性が高まる合同説明会やイベントは中止

いわゆる“3密” を形成してしまうような、就活生の多く集まる合同説明会やテストセンターでのwebテスト実施は大幅に延期され、例年通りの採用活動が難しい現状を迎えています。


一方で、別の形式での採用活動を続けたいと策を講じている企業も多く、web面接の実施やオンラインでの会社説明会などが増加傾向にみられます。就活みらい研究所が全国の新卒採用に関与している人事部門担当者を対象に実施した調査によれば、当初よりweb説明会・セミナーを実施予定であった35.7%の企業に加え、28.5%の企業が「新型コロナウイルスの影響を受けて実施を決定」しています。


また、この流れを裏付けするようなデータも見受けられました。就職支援サイトのマイナビが実施したアンケートでは、およそ8割の企業が「当初の予定通り」の採用人数を考えているとのこと。すなわち、現状では採用活動が停止しているがあくまでこれは延期状態であり、例年に比べて採用人数を極端に減らすつもりはないと見て取れます。


参考:就職みらい研究所『【緊急調査】2021年卒採用活動プロセスの見直しの現状』
https://data.recruitcareer.co.jp/wp-content/uploads/2020/03/research_20200313_1.pdf
参考:マイナビ新卒採用サポネット『<緊急>2021年卒 マイナビ企業新卒採用予定調査~新型コロナウイルス感染拡大の影響~ 』https://saponet.mynavi.jp/release/enterprise/saiyoyotei/saiyoyotei2021-colona/

就活進捗の二極化が顕著に

そんな一時停止・延期状態の中、就活進捗の二極化が顕著に見られているのが現状です。


例年就職活動を行う就活生には大きく分けて2パターンの傾向が確認されます。大学3年の夏休みからインターンシップや会社説明会に参加し早期選考・内定を獲得する「早めに動き出す就活生」と、大学3年の3月、ないしは4年になってから短期間で活動する「追い込み型の就活生」です。


今年もこの2分化は見られており、特に「早めに動き出した就活生」の一部は、緊急事態宣言発令の前から既に内定を獲得しているのです。


また例年では「追い込み型の就活生」向けに大学の就活支援センター等にて相談・指導を実施していますが、今年はそれもままならない状況。「追い込み型の就活生」は例年以上に不安を感じてしまいますし、就活進捗の二極化が顕著に見られる原因となっています。


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意思決定の早期化が迫られる

本来就職活動の目的は、内定を獲得することでも入社先を決めることでもありません。その本質は「学生のスムーズな社会進出と自己実現を達成する」ことにあり、その延長線上にESの書き方や面接の仕方などの選考対策があるのです。


ですが昨今の状況では内定までの見通しが立たないことから、大きな不安を抱く学生が多く見られます。そのため、得られた内定に対する承諾の基準も甘いものとなり、意思決定に早期化が生じるのではないかとの懸念の声も挙げられているのです。


人生100年時代と叫ばれる現代では、転職率が過去に比べ増加しています。転職自体は全くもって悪いことではありません。ですが転職・離職が、入社直後の「こんなはずじゃなかったのに」というリアリティーショックに起因するとすれば問題です。


意思決定の早期化を迫られる中でもしっかりと自己を分析し、自己実現に繋げられるような就職活動を目指しましょう。


「後悔しない就活」を実現するためのオススメ自己分析のやり方


今後の就職活動はどう変わるのか?



新型コロナウイルスの影響により就活予定が大きく変動していますが、2021年卒業予定の就活生だけでなく2022年以降卒業予定の就活生にも影響が及ぶと考えられます。


この状況は今後の就職活動にどう関係してくるのでしょうか。


2021年卒業予定の就活生への影響

新型コロナウイルスによる選考予定の変動は、2021年卒業予定の就活生に最も大きく影響します。株式会社ディスコによる緊急企業調査を参照すると、現時点でおよそ9割の企業が新型コロナウイルスの影響を何らかの形で受けていると感じており、さらには91.5%の企業が採用活動に危機感を感じていることがわかります。


具体的には、説明会等による応募者数の確保や選考・内定辞退、就活生の囲い込みやつなぎとめに課題を感じている企業が多く、この課題を解決すべくweb経由での説明会やセミナーの実施といった策を講じているようです。


さらには東京オリンピックの延期も影響し、宿泊業界や観光業界は経済的な打撃を受け、業績次第では今後の採用活動を見直すとの意見も見られます。


そんな中ですが、多くの企業では採用人数の変更や取りやめは行わないとの方針を示しています。およそ6割の企業が選考開始や内定出しを例年通りの時期から行うと予定しており、様子を見ながらではありますが例年に引けを取らないような採用活動を実施する心がけをしているようです。


参考:株式会社ディスコ『【確報版】新型コロナウイルス感染拡大による採用活動への影響 ~新卒採用に関する緊急企業調査(2020年3月)』
https://www.disc.co.jp/press_release/7604/

2022年以降の卒業予定者への影響

新型コロナウイルスによる選考形態の変化は、2022年以降の卒業予定者にも影響が及ぶのではないかと考えられています。


第一に、コロナウイルスの収束に目処が立っていないことが関係しています。ウイルスの性質上、気温変化に極端に弱いことが確認されていないため、季節性のインフルエンザウイルスなどとは異なり季節をまたいだ蔓延が危惧されています。つまり今後新型コロナウイルスとうまく共生していかなければならず、それゆえに働き方が大きく改革される動きが見られるのです(ウイルスの性状と影響に関しては今後研究により詳しく解き明かされていく分野です。日ごとに新情報が更新されるため情報に変化が見られる可能性があります。)。


具体的にはwebを用いた採用活動がより盛んに行われるようになるでしょう。現在webセミナーを実施している企業のうち57.3%がコロナウイルス収束後もwebセミナーを利用し続けたいと回答しており、「少ない労力で多くの学生にアプローチをかけられる」とのメリットを感じる声も挙げられています。


また直近の就職活動では、今夏の早期インターンシップ開催の有無も関係しています。夏期インターンシップを予定通り実施すると答えた企業は僅か17.0%であり、検討中との回答がおよそ半数見られている現状です。インターンシップの開催方法も変化を遂げるでしょうし、影響は免れません。


どのような場合にせよ「リモートワークでもしっかりと結果を残せるかどうか」「環境に左右されない強さを持っているか」が問われる時代へと変わりつつあります。情報を正確に見極め、柔軟に対応していく姿勢が肝心です。


外部環境に影響されない就活の仕方



就活自体が一時停止していまい選考に大きく影響が出ているとはいえ、ただじっと待っているだけでは不安も大きくなるばかりでしょう。今まで以上に自律的かつ能動的な行動力が求められ、外部環境に影響されない就活を進める必要があります。


では具体的に、自宅でどのように就活を進めれば良いのでしょうか。


情報は自分で探しに行く

メディアは今、パニックに陥っています。正しい情報と誤った情報が錯綜し、人々の不安を煽り疲弊させてしまうものすら見受けられます。


情報は自分から探しに行きましょう。どの情報が正しいのか、この情報の裏には何が隠されているのか。自らの進路に影響を及ぼす就活関連の情報については、なおさら慎重に取捨選択する必要があります。


企業の公式HPや公式SNSは信憑性が高く最新の情報が提供されていることが多いです。情報の出所がどこなのか、データは示されているのかなど情報を見極める力を培いましょう。


OB・OG、就職エージェントのつながりを作っておく

不安な時期だからこそ、一人で抱え込んでいるとより不安になってしまいます。OB・OGや就活エージェントは自粛期間でもオンラインで連絡を取れますし、つながりを作っておくことは大切です。積極的に連絡を取りましょう。


外出自粛でもスケジュールを管理

外出自粛だからと言って自堕落な生活をしていては、精神衛生上もよくありません。家にいるからこそ決まった時間に起きる習慣をつけたり、普段と変わらない生活習慣を徹底するなど、スケジュール管理を怠らないようにすることが大切です。


大学でも時間割があるように、「この時間は自己分析、あの時間は〇社の企業研究にあてる」など一日のやることを時間で管理することでオンオフの切り替えもしやすくなります。


オンラインで友達と他己分析を行う

ZoomやSkypeなどのアプリケーションは個人での利用も可能です。就活をしている仲間も同じ不安な気持ちを抱いている同志ですから、お互い連絡を取り合い他者と繋がりを作ることが重要です。


特に一人で自己分析を行うだけでなく、友達同士で他己分析を行うと、普段見えない自分の姿も確認することができ一石二鳥です。オンラインアプリをうまく活用して自粛期間の就活を有意義なものにしましょう!


まとめ



今回の記事では、新型コロナウイルスの影響で先行きが見通せない就職活動について、それを乗り越える方法について紹介しました。簡単に振り返りをしてみましょう。


  • ✔ 合同説明会や就活イベントは一時休止している。
  • ✔ 就活進捗は二極化が進んでいる。
  • ✔ 2021年卒業予定の学生だけでなく2022年以降卒業予定の学生にも影響が及ぶ。
  • ✔ 外部の環境に影響されない、軸をしっかり持った就活を続けることが大切。

新型コロナウイルスの収束は当分目処が立っておりません。そんな中で選考活動の再開をただ待ち続けているだけでは、あまり得策とは言えないでしょう。


とはいえ一人で不安を抱えながら就活を続けるのもなかなか難しいもの。JobSpringでは皆さんそれぞれの意見に合わせたアドバイスを行なっています。就活に行き詰まりを感じている方や、不安の大きい方、ぜひ一度連絡をしてみてください。お待ちしています!

編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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