【新卒向け】事務職の適性チェックと効率的な探し方

CONTENTS

事務職ってどんな仕事?

事務職に就くメリット・デメリット

メリット①:業務が一定でワークライフバランスを重視できる

メリット②:転勤はほぼない

メリット③:責任やストレスを感じにくい

デメリット①:他職種に比べて給料は低い

デメリット②:専門スキルや経験は身につけづらい

デメリット③:人気高い職種であるが、年々需要が低くなる

事務に就くための適性は?

①反復作業への忍耐力

②業務遂行力

③臨時業務への対応力

自分に合った事務職の探し方

探し方①:エージェントを利用する

探し方②:勤務地から探す

探し方③:業務内容と自分の得意分野を照らし合わせる

探し方④:企業理念や社内の雰囲気から探す

福利厚生/定着率を確かめる

まとめ


「事務職を志望しているけど、新卒の事務職を効率よく探す方法が知りたい!」


「事務職って漠然としているけど、具体的にはどんな仕事をするんだろう?」


ライフワークバランスの大切をよく耳にする近年、女性だけでなく男性からも事務職を目指す人が増えてきています。


とはいえひと言に事務職といっても、その具体的な仕事内容や企業ごとの探し方についてあまりよく知らない方も多いのではないでしょうか?


今回の記事ではそんな事務職について、その特徴と効率の良い探し方についてご紹介していきましょう。


記事の途中では事務職に就くための適性についても触れており、読むだけで内定に一歩近づける内容となっていますので、ぜひ一緒に確認してみてくださいね!


事務職ってどんな仕事?



  • 顧客とメールや電話でやり取り
  • 契約後の事務処理
  • 総合職のサポート業務       

などです。


それ以外に裁量権の総合商社の事務職は、会議で意見を求められ実際にプロジェクトにかかわる機会も多いです。そのため就活生の間でも「事務職=誰でも出来る」というイメージは崩れてきています


だからこそ超有名大学の学生や帰国子女など、以前までは大手企業の総合職を選んでいたであろう層があえて事務職を選ぶケースが増えているのです。


事務職に就くメリット・デメリット



昔から特に女性人気の高い事務職ですが、最近では男性の志望も増えてきています。


事務職に就いて働くことにはどんなメリットがあるのでしょうか?


またメリットがあればデメリットもあるものです。


ここからは事務職に就くメリットとデメリットを、それぞれ3つずつご紹介していきましょう!


メリット①:業務が一定でワークライフバランスを重視できる

事務職の一番のメリットはなによりプライベートを充実させやすいことにあります。


総合職では接待で遅くなったり、出張で不規則な生活リズムになることも少なくありません。


一方事務職は基本的にオフィスで書類作成などを行うため、よほどのトラブルに遭遇しない限り残業する必要がないです。


メリット②:転勤はほぼない

事務職は本社勤務であることが多く、もしそれ以外の場所であっても採用時から勤務地が指定されています。


そのため実家から通いたい人や転勤をしたくない人にとっては働きやすい環境です。


メリット③:責任やストレスを感じにくい

事務職は営業をしたりプロジェクトリーダーになることはありません。


基本はグループの一員として仲間をサポートすることが仕事になります。


そのため「数字を出さなければ」というプレッシャーや責任者になってすべての負担を背負うような状況にはならないのです。


ストレス耐性のない人や、誰かを支える役目が好きな人にとっては力を発揮しやすい環境と言えます。


デメリット①:他職種に比べて給料は低い

同企業の他職種と比べてもお給料が低めになります。


もし初任給が同じくらいだったとしても、昇給のスピードがかなり違うことが考えられます。


例として総合商社の事務職は人気で、その理由の一つが「事務職でもメーカーの総合職くらいの給料がもらえる」からだとされていますがそれは商社のボーナスが非常に良いからで基本給は他職種に及びません。


そしてボーナスは業績によって変わるものです。


そのため事務職を選ぶ場合どの企業でもお給料の低さは考慮する必要があります。


デメリット②:専門スキルや経験は身につけづらい

事務職に就くことで人とのコミュニケーション能力やパソコンスキルは磨かれると思いますが、それ以外に専門知識を得られるかといえば難しいでしょう。


もちろん関わっている仕事に興味を持って独学で勉強するなら別ですが、前線に出ない分リアルな経験を積むことは難しいです。


起業のための社会人経験を積みたい人や、毎日違った刺激を求めている人は他職種も検討してみたら良いと思います。


デメリット③:人気高い職種であるが、年々需要が低くなる

ワークライフバランスを社会的に重視するようになってから、事務職の人気はどんどん高くなっています。


一方でその需要は年々低くなっているのが現状です。


なぜなら事務職は徐々にAI化され始めているから。


このままAI化が進めば、より事務職の需要は低くなってしまいます。


事務職に就くのは今まで以上に狭き門となっているのです。



事務に就くための適性は?



ここからは事務職の特徴を踏まえて、事務職に就くための適性をチェックしていきましょう!


事務職の適性として、

① 忍耐力

② 遂行力

③ 対応力

の3つの力が主に求められると言われています。


それぞれの力について、以下で詳しくみていきましょう!


①反復作業への忍耐力

いわずもがな書類作成やメール送付などは毎日行うことになります。そのため「椅子に座っているのは無理」「毎日おんなじことやりたくない」という人には苦痛でしかありません。


一方黙々と作業することが好きな人や、データや数字を扱うことが得意な人にとっては楽しめる仕事でしょう。


例えば、学生時代に飲食店の洗い場でひたすら洗い物をし、それが苦でなかったような方には向いているかもしれません。


②業務遂行力

企業によりますが、営業がとってきた契約の書類作成や納期の確認など重要な仕事を任されることが多いです。


自分が任された仕事をしっかり期日に終わらせることが求められますし、そうすることで総合職など同部署の仲間から信頼を得ることが事務職にとって大切になります。


例としては大学のサークルや部活、大学祭などで全体スケジュールの管理や外部との連絡、企画書の作成を行ったことがあり、それがストレスに感じなかった人に向いてると言えるでしょう。


③臨時業務への対応力

業界によって総合職は出張が多いこともあるでしょう。


その際に事務職はオフィスを守り、契約ミスや納期の遅れなどの緊急時には各地に散らばった仲間とコンタクトをとり情報をシェアする連絡係を担います。


そのため事務職には常日頃から周囲に気を配る「観察力」と、緊急時でも慌てない「冷静さ」が必要です。


ときに部活・サークルの幹部やアルバイトのバイトリーダーといった、メンバーの特徴を理解しマネジメントするような力も求められているのです。


自分に合った事務職の探し方



ここまで事務職の特徴や適性についてご紹介してきました。

ここからは実際に事務職の求人を探す方法についてご紹介していきます。

どの会社にもある事務職の枠。

自分にはどの企業のどの部門が合っているのか、求人情報を見るだけではなかなかわかりにくいことも多いでしょう。

効率の良い事務職の探し方を4つ、ご紹介しますよ!


探し方①:エージェントを利用する

事務職志望の就活こそ、就活エージェントの利用を強くオススメしています!


なぜなら、事務職は現在超人気の職種であり、就活市場全体で倍率は3倍以上にのぼると算出されているから。
JobSpringでは皆さんの志望する事務職の特徴をしっかりとヒヤリングし、一人ひとりに合った求人をご紹介させていただきます。


完全無料なので、使わないのはもったいないくらい。

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探し方②:勤務地から探す

上京して働きたいのか、地方の地元に帰って就職したいのか事務職の場合、採用時点で勤務地が決まるので初めからしっかり考えましょう。


採用人数が比較的少ないため、気になる企業が見つかったら求人があるのかすぐにHPで調べてみることがおすすめです。


探し方③:業務内容と自分の得意分野を照らし合わせる

採用HPやパンフレットに業務内容や、先輩社員の1日について書かれていることがあります。 

それらを参考にして自分の性格や理想の働き方合っているかどうか判断しましょう。 

筆者の周りでは

  •  室内大好き
  •  サポート好き、世話焼き
  •  PC得意
  •  チームで協力が好き
  •  プライベートを充実させたい 

という人が事務職を選んでいる気がします。


探し方④:企業理念や社内の雰囲気から探す

事務職の仕事内容をチェックすることも大切ですが、他の職種の印象や社内全体の企業理念が自分に合っているのかも注意深く確かめるべきです。


出張や外回りが少なく社内の人と多く関わる事務職にとっては、行きたい企業が本当に働きやすい環境であるかは慎重に見極めましょう


福利厚生/定着率を確かめる

事務職というと女性の割合が多く、産休育休をとりやすいか、その後戻ってこれるのかを気にする人も多いです。


昔は事務職は数年働いたら寿退社が主流で、若い人ばかり働いているイメージがありました。


最近では制度として女性をサポートする体制が充実しつつありますが、行きたい企業が本当に働きやすい環境であるかは慎重に見極めましょう。


事務職向けの説明会やインターンに参加した際に先輩社員が若い独身の人しかいない場合は要注意です。


なぜならそれは、結婚や出産を機に退職していった社員が多いかもしれないから。


もちろん説明会やインターンに既婚の社員が来ていないことも考えられますが、念の為要チェックとしておくと良いでしょう。


一方で子育て中の人や自分の母親世代の人も働いている職場ならば、長く働きやすい会社だとも言えます。


皆さんの中には20代で結婚して辞めたいと思っている人もいるかもしれませんが、実際にどうなるかは誰にも分かりませんし、働きたいと後から思った場合にそれが叶う選択肢は残しておくことが大切かと思います。


まとめ

今回の記事では事務職の特徴と職への適性、また事務職の効率的な探し方についてご紹介してきました。


事務職の就活は、

  • 福利厚生や産休育休がしっかりしており、人気がとても高い。
  • どんな業務を行う事務職なのか、その業務内容をしっかり把握して就活することが大切。
  • 人気は高いけれど、今後需要に対して供給が上回り狭き門となる。
  • だからこそ就活エージェントの利用が他の就活生に差をつける。

といった点が特徴的です。


事務職にはプライベートの充実や仕事の安定性など、総合職にはない魅力がたくさんあります。


理想の働き方はひとそれぞれですから、今一度自分に合った職場・職種を分析してみましょう。職種決めに関しては以下の記事も参考にしてみてください!


関連記事:『就活で知りたい職種の決め方!|基礎知識から応用まで』

また、「誰かの意見を聞いてみたい」「もう一度自己分析から職種を見直したい」という方にはぜひJobSpringの面談を一度受けていただくことをおすすめします!


友達に聞くのも参考になりますが、就活というデリケートな話題は親しい仲だからこそ話しにくいということもあるのではないでしょうか。


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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