就活中の選考辞退・内定辞退を後悔してしまうケースの対処法
面接
CONTENTS
選考辞退で後悔するパターンとは
パターン①:知名度で選択してしまう
パターン②:「忙しい」「面接で志望度が下がった」など一時的な感情で決めてしまう
就活で選考辞退した会社に再度応募する事はできるのか?
内定辞退で後悔してしまうパターンとは?
パターン①:企業のマイナス面ばかりを気にしてしまう
パターン②:内定承諾先があまり合わないと感じた
内定辞退した会社に再度応募する事はできるのか?
内定辞退の後悔から立ち直る方法は?
①自分の選択を信じること
②今だけの感情だと思うこと
③どうしてもなら転職でやり直せる
辞退先より良い企業を見つければ後悔は吹き飛ぶ
就活中、面接などを受ける中で何らかの理由で選考を辞退することが出てくるでしょう。内定辞退のように、せっかく勝ち取った内定を断らなければならないこともあります。ただ後悔先に立たずとあるように、あとになって「なんで辞退したんだ」と後悔することが多いのも事実。
選考辞退に関してはエントリーした企業を全部受ければ問題ないのでは、と思っていても時間に限りがある就活生はときに選択を迫られることもあります。例えば、
- 面接日程が重なり、行けなかった
- 多忙すぎて企業の持ち駒を絞る
- 志望度が低いと判断して、選択肢から外す
などの理由で辞退することが多いです。
内定辞退に関する後悔も多いですが、そもそも真剣に考えて出した結論なのに、なぜ後悔してしまうのでしょうか。
理由は様々とはいえ、この時点で皆さんは一度「自分はその企業に行かない」と判断しています。しかし自分で決めたのにも関わらず、毎年その選択を後悔する就活生が後を絶ちません。一体なぜなのでしょう?そして後悔をしないためには?後悔してしまったらどうすれば?そんな疑問を解消し、皆さんが後悔しない就活が出来るよう方法を考えましょう!
選考辞退で後悔するパターンとは
選考辞退で失敗した経験がある人は多いのではないでしょうか。多忙な就活では出来るだけ無駄を省く必要があり、選考辞退もその手段の一つです。しかし慎重に行わなければ、後悔することになりかねません。
パターン①:知名度で選択してしまう
大手志向の20卒就活生は50%以上です。いざ選考を受ける企業を決める際、多くの就活生は知名度や企業規模に影響を受けます。書類選考が通った企業の中から知名度順にピックアップして他を辞退してしまうのです。
確かに、知名度・規模があるということは多くの人から評価され、ある程度信用性が高い企業であると考えられます。しかし、だからといって皆さんにぴったりかどうかはわかりません。反対に、あまり有名でない企業は万人受けでなくとも皆さんに最適な環境かもしれないのです。
パターン②:「忙しい」「面接で志望度が下がった」など一時的な感情で決めてしまう
20卒は3月にまとめて17社エントリーしたそうです。そうなると必然的にスケジュールはタイトになります。忙しいときに選択肢を絞ったり、面接の雰囲気から企業風土を感じることは確かに有効な手段です。しかしあまりにその場の感情に任せて辞退することはおすすめできません。忙しいときや面接直後は冷静さを欠いた状態ですから、翌日考えたら気持ちが変わるかもしれません。
これら2つのケースはどちらも「判断基準が不適格」だと言えます。例えば、
- 企業選びの基準が大雑把
- 企業との適性判断が曖昧
といったことが挙げられます。だからこそ後々後悔することになってしまうのです。これから就活をする皆さんには予防法として以下の二つを意識してみてください。
予防①:明確な判断基準を持って意思決定をする
知名度に縛られない就活軸に沿った企業選択や、冷静に理由付けした適性判断を心掛けることで後悔する可能性は大幅に減らせると思います。もしも一人で判断することが不安なら、第3者の意見を聞いてみることで新たな視点が見つかることもあります。親や友人に相談するのも良いですし、聞きにくいのであれば今まで多くの就活生を見てきたエージェントを頼るなど、方法は沢山あります!
予防②:いっときの感情で判断しない
就活中は気分が上がったり下がったりしてメンタル的に安定しない就活生が多いです。そんな中、時間がないから今日志望する会社を全部選ぼう!と思ったらどうなるでしょう。そのときの精神状態に左右されて、冷静な判断ができないかもしれません。「この会社でいいのか」「他に受けるべき企業はないか」を何回も自問自答することで本当に行きたい会社を選別できると思います。
就活で選考辞退した会社に再度応募する事はできるのか?
結論からいえば、基本的には難しいでしょう。企業側は、皆さんが一度辞退した時点でその企業で働く意思がないと判断しています。ですから先ほどご紹介したように、出来るだけ後悔しないようにする方が得策です。
ただし、再応募できる可能性がゼロというわけではありません。必要なのは、
- 誠実な態度
- 前回辞退した明確な理由
- 改めて選考を希望する理由
- 相手方の受け止め方
です。上記は採用側に自分の誠意と人柄を示すために必要なものです。あとは採用側がそれをどう受け止めてくれるかに左右されます。再度選考を希望する場合は、①エントリーフォームを再度送信する、②選考中にやり取りを行っていたメールから行う、③電話で直接掛け合うといった方法があります。
各企業は管理システムもしくはエクセルシートを用いて応募者の管理を行っています。そのため①の場合重複データとみなされ削除される可能性もあります。②であれば、採用担当者が使用しているメールがあるため直接やり取りが可能です。
②のメールが返信不可であった場合、直接連絡を取るという手段が残されています。一度辞退から気まずいという気持ちはあるでしょう。しかし、誠意を見せるのであれば直接話をする方が相手に伝わります。
内定辞退で後悔してしまうパターンとは?
選考の段階だけでなく、内定をもらったあとも選択を迫られます。内定が1社であれば迷う余地はないのですが、今回問題となるのは複数内定を得たために辞退して後々後悔するケースです。そのような事態に陥る主な理由と対処法について説明します。
パターン①:企業のマイナス面ばかりを気にしてしまう
企業選びをする際は社風や事業内容などにこだわって判断すると思います。ですが実際に内定を得て入社が近づくとその他の条件も気になってくるものです。例えば残業が多そう、家から会社が遠い、給料が少なそうなど、就活の段階では考慮していなかったことが気がかりになる人がいます。こうなると他社ではどうなんだろうと、辞退した会社のことを考えてしまいがちです。
辞退した会社のことを悔やめば悔やむほど、今度は承諾先へ不安が募ります。「自分は本当にここで良かったのだろうか」という疑念はやがて精神的に大きな負荷を与え、内定ブルーとなります。もし、現状で内定ブルーに当てはまりそうな方は以下の記事も参照してみてください。
パターン②:内定承諾先があまり合わないと感じた
いざ内定者懇親会や内定式に参加したら説明会で感じた雰囲気と違う気がする、自分と社風が合わない、といった理由で後悔する人もいます。筆者の印象では内定辞退をした就活生の方がこのような内定先と自分のギャップに悩む人が多い気がします。選択肢が複数あったから生じる迷いです。
内定辞退した会社に再度応募する事はできるのか?
基本的に内定辞退した会社に再び応募して入社することは難しいでしょう。一度断ってしまったという点で心象が悪いですし、内定辞退することには募集が終わっていることが多いです。
次年度以降応募する場合は、エントリーの時点でひっかかることはないかもしれません(内定辞退者を自動ではじくシステムになっていない限り)。でも面接に進めば過去に辞退した事実は当然相手側も把握することになります。よほど説得力のある「辞退の理由→再応募の理由」を語れればチャンスがあるかもしれませんが、他の応募者と比べて不利な立場にいることは覚悟する必要があります。
また、新卒や第二新卒ではなく、スキルを身に着けた後の中途採用を狙う場合は「ファーストキャリアとしてやりたい仕事ではなかった」「社会に出て改めて御社の事業の重要性を感じた」など理由づけをしやすいでしょう。
内定辞退の後悔から立ち直る方法は?
これらの内定辞退に関する後悔は、新生活への漠然とした不安で過剰に考えすぎることによって起こります。つまり入社してみたら「なんであんなに悩んでいたんだろう」「意外と大丈夫」となることも多いです。その点が選考辞退の後悔と少し異なるかもしれません。対処方法としては気持ちの切り替えという点が重要になります。以下の3つを意識してください。
①自分の選択を信じること
まず自分が選んだ就職先を信じてください。その選択には理由があるはずです。「~だったから今の選択をしたのだ」と自分の感じたことを大切しましょう。たとえ直感であってもそれは皆さん自身にとって重要な理由になります。
②今だけの感情だと思うこと
内定ブルーという言葉もあるように、大きな選択の後には不安が生じることもあります。ですが実際に内定承諾企業に入社して仕事をすれば気持ちも変わっていきます。もし今後悔する気持ちがあっても、代わりにこれから働く楽しさを想像してみてください。
③どうしてもなら転職でやり直せる
皆さんが新卒として歩むのはファーストキャリアです。この先ずっとその企業で働かなくてはいけないということではありません。実際内閣府のデータではここ数年転職者は増え、2016年度は300万人が転職しています。
まずは内定承諾した企業に入社し、成長したあとでセカンドキャリアとして転職する選択肢もあります。思ったより最初の会社が楽しいかもしれませんし、物足りないかもしれない。それは入社後その都度考えていくのでも遅くはありません。
辞退先より良い企業を見つければ後悔は吹き飛ぶ
就活生は様々な判断を求められますが、その中でも選考辞退や内定辞退に関する判断は重要度が高いです。進路に直接関わる部分ですし、正解がない難しさもありますよね。そのため自分の選択に迷いが生じることがあると思います。そんなときは一人で抱えこむ必要はありません。最終的に決めるのは皆さん自身ですが、第3者の意見を聞くことは視野を広げて考えを深めることにも繋がります。
また、今回は辞退の後悔を乗り越える方法として、企業選びの対策や気持ちの切り替え方についてお話しました。でも実はそれ以外にも「もっと納得のいく企業と出会う」という方法もあります。世の中には皆さんがまだ知らない企業がたくさんあります。その中からもっと自分に合った企業を探せれば後悔も消えてなくなるはずです。
ではどうやって探すのか。自分で探す、大学のキャリアセンターに行く、以外に就活エージェントを利用するのもおすすめです。彼らは色んな就活生を見てきているため、皆さんが抱えがちな悩みをよく理解しています。
例えばJobSpringでは
- ①まず面談(無料)で皆さんの性格や適性についてエージェントとお話しする
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という流れで皆さんをサポートさせていただいています。その他にも必要に応じて面接練習・グルディス練習などの選考対策もサポートしていますし、就活に関する情報が豊富にある点も就活エージェントならではです。
今回紹介した記事で皆さんのお悩みが少しでも解消されれば嬉しいですが、もし行き詰っていると感じたら、無理せずいつでもご相談くださいね!
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