5分でわかる企業研究:日本駐車場開発株式会社

CONTENTS

事業内容:駐車場の運営、管理、サブリース

駐車場

グループ会社について

企業の魅力:社会問題をビジネスで解決する会社

社会問題をビジネスで解決する会社

新入社員育成プログラム

社名   :日本駐車場開発株式会社
代表   :巽 一久
設立   :1991年12月
所在地  :大阪府大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル
公式サイト:https://n-p-d.co.jp/recruit/

事業内容:駐車場の運営、管理、サブリース


日本駐車場開発株式会社は、ビルのオーナーから一括賃借したビル内の駐車場をリースするメインビジネスと、それに付随したコンサルティング業務を行っている東証プライム上場の企業です。「世の中の不稼働資産を有効活用する」ことをビジネスの根幹に据え、駐車場に関する事業の他にもスキー場開発やレジャーなどのさまざまな事業をグループ会社にて展開しています。常に新たなニーズや状況に応じた挑戦により、各事業共に成長を続け、業績も堅調に推移しています。


駐車場



都心部にある一定規模以上の建築物には、駐車場の設置が義務付けられており、駐車場が不要なオーナーにとって悩みの種となっていました。そんな悩みを解決する事業として、日本駐車場開発は、ビルオーナーから駐車場を一括賃借して、それをさまざまな形態でリースする駐車場業界初の事業を開始しました。


その後も、駐車場の供給不足・利便性を改善するサービスや駐車場に関する総合コンサルティング事業へとビジネスが繋がりました。今や日本国内に留まらず、都心部に車が集まるタイ・中国・韓国・インドネシア・アメリカにも進出し、世界へ新たな駐車場ビジネスを届けています。


足元では駐車場データのDX化(データやデジタル技術を活用して、新しいビジネスやサービスを創出し、新たな顧客価値を提供するとともに企業の成長を促す活動)を進め、ユーザーデータの分析・結果を駆使して新規契約物件の増加に繋げています。


他にも日本最大級の月極駐車場検索ポータル「日本駐車場検索」の掲載物件充実や、リースなどの申込・契約手続のオンライン化など、お客様目線の改革により事業は成長を続けています。


グループ会社について



日本駐車場開発株式会社は「世界100都市に展開し、100人の社長を輩出し、100年続く会社」という目標を掲げており、日本駐車場開発として事業を増やすのではなく、新たなチャレンジはグループ会社を設立し行っています。そんなグループ会社には、白馬をはじめとする8箇所のスキー場運営を行う「日本スキー場開発株式会社」や、「那須ハイランドパーク」と「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」の運営や近隣エリア全体の再開発・価値向上に取り組む「日本テーマパーク開発株式会社」などがあります。どちらの会社もコロナ禍の逆境にも負けず、新たなサービスや改革により、縮小傾向にあった来客数を大幅に改善。地域の活性化にも繋がり、地方創生に役立っています。


その他、帰国子女向け家庭教師サービス・ヘルスケアサービス・再生エネルギーに取り組んでいる会社など、世界各国にグループ会社を展開しています。


企業の魅力:社会問題をビジネスで解決する会社



社会問題をビジネスで解決する会社


日本駐車場開発株式会社では、オーナー・ユーザー・社会の3つがハッピーになることを「ハッピートライアングル」と呼び、このトライアングルをモットーに誰もが幸せになる社会に繋がるビジネスとして、不稼働資産の有効活用をビジネスチャンスと捉えました。ハッピートライアングルの例として、駐車場事業ではビルオーナーの賃料収入を増やし、ユーザーは駐車場の利便性が高まり、社会にとっては交通渋滞や違法駐車が減るという3つのハッピーが生まれています。


また、衰退してしまったスキー場やテーマパークなど作られた当時と状況が変わったものの時代に適応できずに不稼働資産となってしまったものを新しいソリューションで有効活用に成功し、地域経済の活性化に繋げています。


「不稼働資産を有効活用するビジネス」は、つまり「社会課題を解決するビジネス」であるとも言えます。


新入社員育成プログラム



日本駐車場開発株式会社では、年齢・性別・国籍・学歴も関係なく活躍できる風土があります。また、若い社員にも積極的に責任ある仕事を任せており、入社5年目の社員がグループ会社や海外拠点の社長を務めています。これは入社1年目から始まる経営人材としてのスキルを学ぶ社員育成プログラムによって、知識・意識ともに高く成長した成果です。経営のスキルを身につけるプログラムはスリーステップあり、1〜3年でのクリアを目指しています。


PHASE1「現場力」では、駐車場の店舗店長として、収益管理やメンバーの管理などビジネスの現場で必要なスキルを養います。


PHASE2「営業力」では、現場で培った駐車場の知識や経験をもとに、営業活動をすることで、顧客やパートナーを獲得します。また、後輩の指導も行うことで育成スキルも身につけます。


PHASE3「マネジメント力」では、営業の経験をもとにより広範囲の駐車場の収益や人材の管理を行うことでマネジメントの力を養います。マネジメントされる側である年次から経営者としての視点を持つことで、将来の自分の目標と会社のビジネスをマッチングさせる計画を描き、キャリア形成に役立たせることができます。


編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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