ブリヂストンについて
CONTENTS

A. 企業の理念、雰囲気、文化など
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
まとめ
ブリヂストンは、国内・国外合わせて180以上の生産および研究開発拠点を持つタイヤ・ゴムの売り上げ世界1位の会社で、「世界3大タイヤメーカー」の一角をなしています。タイヤ・ゴム以外にも、ウレタンフォームやFRP素材の開発、半導体関連部品やOA機器部品等、多角化事業を推進しています。従業員は全世界で14万人を超えています。スポーツを経験していたら、スポーツ用品で馴染みがあるという方も少なくないかもしれませんね。
ここから、企業研究でチェックすべきポイントでの分類に沿って企業情報をご紹介していきます!
A. 企業の理念、雰囲気、文化など
企業理念、経営者の想いや会社の雰囲気・文化が大切だと考えている方は必見の項目です。
ブリヂストングループは、「最高の品質で社会に貢献」という企業理念を不変の使命として掲げています。その使命を果たすための姿勢として以下の4つの心構えがあります。(ブリヂストン公式サイトより引用。)
1.「誠実協調」
常に誠意をもって、仕事、人、社会と向き合うこと。
そして、異なる才能、価値観、経験、性別や人種といった多様性を尊重し、協調し合うことで、よい結果へと結びつけること。
2.「進取独創」
世の中で起こっていることを、常にお客様の目線で理解すること。
その上で、将来何が起こるかを想像し、より一層社会の役に立つ様々な「創造」に、積極的に挑戦すること。
人の真似ではない方法で、世の中の新しい需要を作り出すこと。
3.「現物現場」
現場に足を運び、「真実」を自らの目で確かめること。
現状を是とせず、本来「あるべき姿」と照らし合わせ、最善へと向かうための意思決定を行うこと。
4.「熟慮断行」
物事を遂行する際は、様々な場面やあらゆる可能性を想定し、深く考えること。
「本質は何か」を見定め、進むべき方向を決断すること。
そして、スピード感をもって、忍耐強くやり遂げること。
経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」を達成するためには、以上の4つの心構えは必要不可欠になりそうです。
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
「誰かの役に立つことがしたい」「企業として社会に貢献すべき」といった志向の方は押さえておきたい項目です。
企業理念の使命に掲げている「最高の品質で社会に貢献」に基づき、「Mobility(モビリティ)」、「People(一人ひとりの生活)」、「Environment(環境)」の3つを重点領域として、イノベーションと先端技術を通じて、人々がより快適に移動し、生活し、働きそして楽しむことを、業界のグローバルリーダーとして未来に対する責任を進んで果たしていくことをビジョンとしてあげています。また、ブリヂストンはCSR活動をグローバル全体で着実に進めています。
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
「どんどん成長したい」「若いうちから活躍したい」という志向の方であれば見ておきたい項目です。
ブリヂストンでは、新卒社員は2ヵ月半に及ぶ新入社員研修があります。最初の3週間は集合研修(ビジネスマナーや社会人になる心構え、仕事に対する基本姿勢について学ぶ)を行います。各部門の部長・課長が講師となるため、生の声を聞くことが出来ます。次に、職場訪問を行い、事務系と技術系に分かれ、実際の業務内容や部署の特色などについて説明を受けます。これは希望配属先を決める参考にもなります。集合研修や職場訪問で会社について知った後は、実際に現場に出て工場実習・販売実習を行います。その間、人事担当者との配属面談で具体的な希望について話し合い、本人の希望と適正を考慮した配属が決定します。その後もOJTや指導社員制度があり、入社して3年目の社員が「3年目研修」として、2日間でグループワークやケーススタディを通して中堅層に必要な問題意識や職務遂行力への理解を深めるものもあります。3年目以降もさまざまな教育制度や研修制度が整っており、充実している印象です。
また、女性が幅広い分野で活躍しており、子供を抱える社員にとってより働きやすい職場環境を提供するために保育園開設するなど仕事と子育ての両立を支援するためのさまざまな制度があります。
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
「自分に合った働き方をしたい」「会社にどんな制度があるかが大事」という方はチェックしたい項目です。
社宅・独身寮が事業所ごとに完備されています。他に、体育・娯楽などの文化施設が那須高原、奥多摩、軽井沢、熱海にあります。Cでも述べたとおり、仕事と子育てを両立支援に力を入れており、ブリヂストンでは社員の妊娠、出産、育児と仕事の両立を積極的に支援しています。たとえば、出産休暇、出産祝金、育児休職制度や短時間勤務制度(勤務時間を1日最大3時間短縮可能)、キャリアデザイン研修(家庭とのバランスをとりながらキャリアを積んでもらうための研修)といった環境・制度が充実しています。
勤務地は100%とは言えないものの希望と適性を考慮した上で全国の本社、技術センター、各事業所に配属されます。もちろん、海外に配属される可能性もあります。
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
「いい企業に勤めたい」「高い年収を目指したい」といった方は確認しておきたい項目です。
ブリヂストンは売上高3兆7,902億円で、2位の住友ゴム工業の8,486億円に4倍超の差をつけて業界首位の座についています。ブリヂストンの日本での売上高比率はわずかで、米国、欧州、中近東、アフリカ、中国など海外の売上高比率は約80%にもなります。有価証券報告書によると平均年収は約680万円で、ゴム・タイヤ業界では住友理工・昭和ホールディングスに続いて第3位です。
まとめ
ここではブリヂストンについてご紹介してきましたが、少しでも理解は深まったでしょうか。改めて自分の就活の軸と照らし合わせてみて、自分に合っている企業なのか考えてみてくださいね。
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