5分でわかる企業研究：株式会社ストライプインターナショナル

社名　　　：株式会社ストライプインターナショナル
代表　　　：立花 隆央
創立　　　：1994年6月（設立：1995年2月24日）
所在地　　：岡山県岡山市北区幸町2-8
公式サイト：https://www.saisan.net/recruit/index.html

事業内容：ライフスタイル＆テクノロジー

株式会社ストライプインターナショナルは1994年に創立され、アパレル事業を中心に展開してきました。そこからライフスタイル（衣食住）やテクノロジー（IT）まで事業領域を広げ、テクノロジーの力で顧客のライフスタイルを豊かにすることを目標に掲げています。グループ企業は日本だけでなく台湾やベトナムなど世界に広がっています。

ここでは、ストライプインターナショナルの事業内容を以下の項目から解説します。

• アパレル
• ライフスタイル
• テクノロジー

アパレル

アパレルはストライプインターナショナルの中心事業です。他に展開しているライフスタイルやテクノロジーといった事業は、アパレルから派生しています。

ヤングカジュアルなブランドをはじめ、より品質にこだわった高単価なブランド、モデルやタレントの方をプロデューサーとして迎え入れたブランドもあり、幅広いニーズに合わせ事業を展開しています。

ライフスタイル

ストライプインターナショナルはアパレル事業で培ったノウハウを生かし、ライフスタイルまで事業を拡大しています。

代表的なものが「koé」（コエ）という衣食住のすべてに精通したライフスタイルブランドです。株式会社ストライプインターナショナルが2018年2月にオープンした「hotel koé tokyo」というライフスタイル発信型のショップでは、1階がカフェやイベントスペース、2階がアパレル、3階がホテルという3階層で構成され、衣食住が一体となっています。

その他にも、 「koé donuts」（コエ ドーナツ）というドーナツショップを運営しています。出来立てのドーナツをナイフとフォークで楽しむ形となっており、オーガニック、天然由来、地産地消（地域で生産されたものをその地域で消費すること）というキーワードから食材を選び抜きドーナツを作っています。このように、高カロリーなドーナツを健康的で環境に配慮した独自開発商品として売り出しています。

また2023年2月17日に、株式会社ストライプインターナショナルが運営するライフスタイル雑貨ブランド、「Maison de FLEUR」（メゾン ド フルール）とコラボしたクッキー缶を発売するなど、事業の垣根を超えたサービスを提供しています。

テクノロジー

株式会社ストライプインターナショナルでは、テクノロジーを使ったサービスを展開し、より顧客のライフスタイルを豊かにすることを目標に掲げています。

代表的な事業として、定額制のファッションレンタルアプリ「MECHAKARI」（メチャカリ）があります。新品のファッションアイテムを借りられるというサービスで、規模を拡大して会員数は3万人を超えています。

また、ストライプインターナショナルのオンラインショップ、「STRIPE CLUB」（ストライプクラブ）も運営しており、ファッションや雑貨などのライフスタイルをより近くに感じられるようなプラットフォームを築いています。

企業の魅力：第二の家族のように信頼できる関係性を築いていける

ここでは、株式会社ストライプインターナショナルの魅力を以下の項目から解説します。

• セカンドファミリー
• キャリアアップ
• チームワーク

セカンドファミリー

セカンドファミリーとは、株式会社ストライプインターナショナルの経営理念で、社員、関係各社、顧客など、仕事上関わる全ての方を尊重し、第二の家族のように信頼できる関係性を仕事を通して築いていくという考え方です。

このような理念を社内に浸透させるために、社内専用SNS「amily」（アミリー）というアプリを活用しています。社員のみが使用できるSNSアプリで、世界一楽しい社員名簿をコンセプトに開発され、メッセージを気軽に送りあえるような機能があります。

また、全国各地で社員が計画する地域イベントがあります。ビーチヨガやブドウ狩り、納涼祭など会社ではなく社員が自主的にイベントを打ち出し、企画から運営までを行っています。このような取り組みを通して、店舗やブランドの枠を超えた関わりが持てます。

キャリアアップ

株式会社ストライプインターナショナルでは、総合職を「セカンドファミリーの企業理念に基づき、顧客や社員などの企業に関わる関係者すべてを幸せにする仕事」と定義付けています。そのため、顧客を幸せにするような接客で自身のファンを増やし店舗責任者や管理職になるケースが多くあります。

また、販売職から本社・本部などの他部署への異動希望やブランド・店舗異動を公募するキャリアアクション制度などがあります。この制度は入社1年目から使用可能で、社員全員が最適な場所で働くことができます。

チームワーク

上述したようにセカンドファミリーを社員に浸透させる取り組みもあり、社員1人ひとりがチームワークを意識して働いています。第二の家族という信頼関係が築けているからこそ、コミュニケーションが活発に行われています。したがって、不満などを我慢せず意見交換ができ、前向きに仕事に取り組むことができます。