5分でわかる企業研究:ナブテスコ株式会社
自動車・機械
CONTENTS

事業内容:鉄道車両用機器や商用車用機器の製造等
人やものの移動
日常生活
まちづくり ものづくり
企業の魅力:「基礎教育期間」などの豊富な研修制度
企業理念
長期ビジョン
成長を支援するための研修
社名 :ナブテスコ株式会社
代表 :木村 和正
設立 :2003年9月29日
所在地 :東京都千代田区平河町2丁目7番9号 JA共済ビル
公式サイト:https://www.nabtesco.com/recruit/index.html
事業内容:鉄道車両用機器や商用車用機器の製造等
ナブテスコ株式会社は、互いの技術と事業シナジーの創出を目的に「帝人製機」と「ナブコ」の2つの会社が業務提携を結び2003年に設立した、「モーションコントロール」と呼ばれるものの動きを精密に操る技術を強みとした会社です。
そんなナブテスコ株式会社のおこなっている事業は、大きく「人やものの移動」「日常生活」「まちづくり ものづくり」の3つの分野に分かれています。
それぞれの事業内容について見ていきましょう。
人やものの移動
「人やものの移動」の分野に属している事業として、鉄道車両用機器、トラックやバスに使用されている商用車用機器、タンカーに使用されている船用機器、航空機用機器があります。これらの事業では高水準な油圧技術や高品質な生産技術を活かし、ブレーキ関連の機械や船舶のエンジンを遠隔で制御する機械、航空機のフライトコントロールをする際に中枢となる機械などを製作し、安全で快適な移動を実現しています。
日常生活
「日常生活」の分野に属している事業として、自動ドア、福祉機器、包装機があります。これらの事業では、安全で信頼性の高い駅のホームドアや建物・産業用の自動ドア、ノーマライゼーションの達成を目的とした義足やブレーキ機構が内蔵された歩行車用の車輪、軽量かつ高い安全衛生面を備えた充填包装が可能な包装機の製造をおこない、さまざまな場面で日常生活を支えています。
まちづくり ものづくり
「まちづくり ものづくり」の分野に属している事業として、精密減速機、油圧機器、風力発電機用CMFS機器があります。これらの事業では、自動車の製造を行うロボットなどの俊敏で精密な動きが必要とされる機械の関節部分に使用されている精密減速機、過酷な環境でのインフラ整備や資源採掘をおこなう工事車両などに使用されているモーターや走行ユニット、風力発電機の駆動部分の監視をおこなうことで故障回避や長寿命化、異常時の警告通知や余寿命予測をすることで、長期にわたる高い信頼性の維持をおこなう風力発電機用CMFS(Condition Monitoring with Fail-Safe)機器を製造し、生活インフラの整備や工事の場面を支えています。
企業の魅力:「基礎教育期間」などの豊富な研修制度
企業理念
ナブテスコ株式会社は「ナブテスコは、独創的なモーションコントロール技術で、移動・生活空間に安全・安心・快適を提供します。」という企業理念をもっています。
長期ビジョン
そして、その企業理念を達成するための長期ビジョンとして「未来の “欲しい” に挑戦し続けるイノベーションリーダー」があります。この長期ビジョンではより具体的に2030年にありたい姿として、
- 独創的なモーションコントロール技術とインテリジェンスで新しい価値を創造している
- 想いのままに「うごかす、とめる。」 で豊かな社会と地球環境に貢献している
- 人々の生活に安全と安心を提供し笑顔をもたらしている
の3つを設定しています。
成長を支援するための研修
そして企業理念、長期ビジョンを達成することのできる人材の成長を促進するためにおこなわれているのが、「基礎教育期間」とされる入社後3年間の研修です。
まず入社1年目におこなわれる研修として、社会人として、ナブテスコ株式会社で働くうえでのルールやマナーを学ぶ「新人社員研修」とものづくりの基本を学ぶ「工場実習」があります。これらの研修を終えた後も、実際の業務を通して指導担当者からアドバイスを受けられるOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)制度があるため、着実に仕事を覚えていくことができます。
2年目におこなわれるのが「2年目レポート発表会」です。この発表会では、入社後1年の経験を振り返り、その成果をまとめて発表しています。このイベントによって入社後の自分の成長と課題を整理し、プレゼンテーション力や文章制作力を伸ばすことができます。
3年目には「海外派遣研修」に参加するチャンスがあります。この研修では、海外インターンシップや語学学校を通じて異文化コミュニケーション力を向上させることで、グローバル人材として活躍できる力を身に着けることができます。
また、これらのイベントのほかにも、1〜3年目にテーマを分けて複数回おこなわれる「職種別基礎研修」、入社4年目以降に参加できる「海外トレーニー制度」があります。「職種別基礎研修」では、技術系、事務系に分かれており、それぞれの専門地域やスキルを学ぶことができる場になっています。そして「海外トレーニー制度」は留学と実務体験を組み合わせたもので、アメリカやドイツなどの国で語学を学びながら現地で就業体験をおこなうことができます。
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