体育会系は就活に有利?

CONTENTS

体育会系の学生が就職活動に有利な理由

体力がありメンタルが強い

結果に対してストイック

チームワークで取り組んだ経験

体育会系の就活対策

体育会系の就職先

体育会系の強みを生かす自己PRの作り方

どんな役職でも強みになる

具体的な数字を入れる

例文

まとめ


大学で体育会に入っていると就活に強いという噂。誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか?


実際、体育会系であること自体は就活では有利に働きます。ですが、噂では聞いているものの、実際に有利だとしても運動しかしていなくて就活が遅れてしまっていたり、そもそも就活に不安を感じている人もいるのではないでしょうか?


今回の記事では、体育会系は就活に本当に強いのかどうかを徹底解説していきます。また、就活を有利に進めるコツについても紹介します!


体育会系の学生が就職活動に有利な理由



一般的に体育会系の学生が就活に有利だと言われているのはなぜなのでしょうか?


体力がありメンタルが強い

まず、大学の体育会は中高と比較しても厳しいです。


そのため、部活の練習でもいつも過酷な練習を課せられているという人も多いのが事実です。


そういった練習についていくには自分でメンタルコントロールしていく必要があります。


それと同様に、社会人になって働き始めると、クレーム対応に追われたり、営業のノルマを達成しなくてはならなくなり、体力・精神力ともに必須になります。


体育会に所属していて、高い精神力を鍛えられているということは、社会人になっても小さいことでめげずに努力できる証拠にもなりますので、かなり高い評価を受けることができます。


メンタルが強いことは、就活での自己アピールとしては魅力的な要素となります。


結果に対してストイック

また、体育会系に所属している人は結果に対してストイックであることが多いです。


スポーツの世界は勝ち負けが全てです。そのため、学生時代にスポーツしていた人は結果のためにストイックに、過酷な練習を耐え抜いてきたはずです。


もちろん、ビジネスの世界でも結果が全てですので、結果に対してストイックに努力できることは、結果として良い結果を出す条件にもなります。


そのため、会社に入ってからも、良い結果を出そうと努力してくれるだろうと期待してもらえます。


チームワークで取り組んだ経験

体育会でスポーツをしてきた人のほとんどがチームで活動してきたと思います。


個人のスポーツだとしてもマネージャーや監督、他の選手などとの協力があって初めて試合に出て結果を出すことができたと思います。


もちろん、種目としてチームプレーをするスポーツもありますので、そういったスポーツに取り組んできた人たちも仲間と協力して結果を出すという経験は、たくさん積んできています。


そのような経験をしていると、チーム内での自分の立ち位置を会社という組織の中での自分の立ち位置を重ね合わせて面接官に対して自分はどのような働きができるかということを説明することができます。


そのため、他の人よりも説得力を持って話すことができます。


体育会系の就活対策



現在、部活に取り組んでいて就活に出遅れてしまったと感じている就活生は、これからどうすれば良いでしょうか。


まずは、体育会に所属していたという時点で、メンタル面も含めて良い素質を持っているという自信を持ちましょう。


そして、経験自体も就活において話しやすいものが多いはずなので、しっかりと準備しておけば何も不安がることはありません。


もともと持っているものが良いので、JobSpringのような就活エージェントを利用して自己分析の言語化であったり他己分析などに役立ててみてくださいね。


体育会系の就職先

体育会に所属していた人の就職先として多いのは、スポーツメーカーなどです。自分がスポーツをしていた分、話せることも生かせることも多いのでおすすめです。


私の友人も、大学時代は体育会に所属して、スポーツしかしていない人がいましたが、大手のスポーツメーカーの営業職に進んでいました。


ですが、最近ではスポーツメーカーに限らず、さまざまな業界の営業に進む人や、不動産業界、商社などに進む人も多いです。


体育会系の強みを生かす自己PRの作り方



体育会に所属していたことを強みとして自己PRを作る場合は、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。


ここでは、「部活内での役割」と「数字」に着目して自己PR作りのコツを解説します。


どんな役職でも強みになる

いくら体育会とはいえ、役職についていないと「部活内での役割」をアピールするのは難しいのではないか?と考えるのも不思議ではありません。


ですが、実際は部長やキャプテンなど特に固定の役職についていなくても自分の組織内での役割を自己 PRとして話すことができます。


例えば、「メンバーが話やすい雰囲気にするために、部内での話し合いでは常に部員一人一人に話を振る役割を果たしていた」なども十分意味のある役割を果たしていたといえます。


また、「長い合宿中に部員が疲れてモチベーションが下がっていた時にムードメーカーとしてチームを鼓舞する役割を果たしていた」なども、実際に働き始めてからどのような役回りをしてくれそうかイメージしやすくて良い自己PRになると思います。


そもそも、会社という組織は部活とは比べ物にならないくらい大きな規模です。


そのため、そもそも組織のトップに立って仕事をすること自体が稀になります。


ですから、学生は、何の役割についていたかという「部長」「キャプテン」といった名称よりも「こういう状況の時に、このような対応ができる人間」という印象を面接官に植え付けた方が具体的で説得力もあって好印象になります。


具体的な数字を入れる

具体的な数字を自己PRに入れることも自己アピールする上で重要になってきます。


これは、体育会に限らずですが例えば「全国大会で◯位だった」「新人指導をしてそのうちの◯人がレギュラー入りした」などのわかりやすい結果があればぜひ話しましょう。


例文

ここでは、実際にどのように体育会に所属していた経験と強みを話せば良いのかがわかるような例文を紹介します。


例文1:私の強みは観察力と発案力です。大学時代に、チアリーディング部に所属していました。

チアリーディング部では季節に1回大会があり、メンバー選抜もありました。

そのため、団体競技でありながらも、毎日選抜メンバーになりたいメンバー同士でのピリピリとした空気感が常にありました。

ですが私は、同じチーム内なのだからお互いに学び合って、助け合いたいと考えていました。

そこで、メンバー内日記というものを考案して、互いに工夫していることなどを共有するきっかけを作り出しました。

その結果、選抜チームの成績も向上し、前年度と比較して平均順位が2位も上昇しました。

このように私は、チームをよく観察して、チームをより良い方向に導く発案力があります。

これを生かして、社内でも新しい有意義な提案をしていきます。


→体育会でも、このような強みを持っている人がいると思います。


協調性などは単純なので、あえて観察力などを持ってきて、具体的なエピソードで説明を補足してあげるとより説得力のある文章になります。


例文2:私の強みは、工夫して楽しむ力です。私は大学時代、4年間剣道部に所属していました。

剣道部の練習は、伝統を重んじていて30年間練習の基本的なメニューが変わっていませんでした。

ですが、ずっと同じ練習であっただけに、時代遅れの練習もあり、メンバーにも練習に飽きている様子が見受けられました。

OBOGが練習を見に来るので、なかなかメニュー内容を変えることができませんでしたが、私は先輩と協力してメンバーがより楽しく、そして強くなるなるような練習を考え、メニューを一新しました。

最初はOBOGにも驚かれましたが、練習中の雰囲気が良くなったと褒められ、前回の全国大会では歴代初の3位を取ることができました。

このように私は、工夫して物事を楽しんで取り組むことができます。

入社してからも、これまでのやり方に疑問を感じたら積極的に方法を改善していけるようにしたいです。


→こちらの文章も、名称で括った役割というよりも具体的にチーム内でどのような働きをしていたかを説明しています。


そのため、社内での活躍の仕方がイメージしやすいような文章になっています。


まとめ



今回の記事では、体育会系は就活に本当に強いのかどうか、就活を有利に進めるコツについても解説してきました。

基本的に、体育会に所属していたことは就活で有利に働きます。

・体力がありメンタルが強い・結果に対してストイック・チームワークで取り組んだ経験


こういった強みをアピールしていくことで、体育会に所属していた経験をうまく話すことができます。


なお、体育会に所属しているものの就活に出遅れていてやっぱり心配だという方もいるかと思います。


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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