ニトリについて
CONTENTS

A.企業の理念、雰囲気、文化など
B.社会やお客さんに対する貢献の形
C.成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
D.研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
E.業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
まとめ
ニトリは家具・インテリア用品(ホームファニシング商品)の企画・販売、新築住宅のコーディネート、海外輸入品・海外開発商品の販売事業を主な事業としている会社です。商品企画から原材料調達、製造、貿易、物流、そして事業の原点である販売まで自社のコントロール下で行う独自のビジネスモデルで展開しています。そのような原材料調達や製造から販売まで行う「製造物流小売業」によって、「お、ねだん以上。」のフレーズでも印象に刻まれるようなリーズナブルな価格×品質・機能の高さ、そしてスピーディーな対応という強みが生まれています。
ニトリは全部で474の店舗数を有しており、海外は台湾に27、中国に11、アメリカに5店舗あります。30期連続で増収増益しており、時価総額は上場時の87.5倍で成長し続けている大手企業です。
ここから、企業研究でチェックすべきポイントでの分類に沿って企業情報をご紹介していきます!
A.企業の理念、雰囲気、文化など
ニトリは、社員一人ひとりの企業行動の原点として「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」を掲げています。また、社員の力を結集して、売上高や店舗数の長期ビジョンを実現するために全力を尽くすことを企業活動の指針として位置づけています。
求める人物像として、ニトリは「3C主義」を掲げています。ここではニトリ公式サイトから引用して「3C主義」についてご紹介しておきます。
1.「変化」Change
現状に満足せず、常に良いものを求め続ける人。
2.「競争」Competition
常に自分を成長させることを考えている人。
3.「挑戦」Challenge
どんなことも前向きに考え、前人未踏なことに挑戦していく人。
ニトリに幾度となく訪れる危機を自らの成長の機と捉え、常に前向きに変革に挑んでいくことのできる人材を求めていると言えますね。
B.社会やお客さんに対する貢献の形
「誰かの役に立つことがしたい」「企業として社会に貢献すべき」といった志向の方は押さえておきたい項目です。
ニトリのお客さんや社会に対する貢献の形や考え方を表す言葉として、CMなどでご存知の方も多いであろう「お、ねだん以上。」が一つのポイントとなります。この言葉の通り、ニトリは魅力があるにもかかわらず価格がネックとなって市場に浸透していない商品を研究し、お客さんが買い求め安い価格で提供し、気軽に購入できるようなお客さんの期待を上回る価格設定を目指しています。また、それぞれの商品を使い慣れていないお客様にも気軽に・正しく使ってもらえるよう、より詳細な内容の説明書を付けて使い込む楽しみを提案し、その商品を通じた豊かなライフスタイルを提供しています。
ニトリはさらなる快適さを求めて商品を売るという小売業の枠にとどまらず、自ら製品を開発・製造し、挑戦し続け、お客さんより良いものを届けられるよう努力しています。
C.成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
「どんどん成長したい」「若いうちから活躍したい」という志向の方であれば見ておきたい項目です。
スペシャリストへの20年計画と称して、世界中のどこへ行っても社会に貢献できる人財の育成をしています。未来のニトリを担う人財に成長するには、次の「3本の矢」が欠かせないようで、(ニトリ公式サイトから引用。)
▽1本目の矢:「配転教育」
さまざまな業務への配転を重ねることで、広い知識や技術、さまざまな角度から物事を考察するスキルを身に付けます。広い視野や柔軟な思考を養うために、さまざまな職種を2~3年ごとに経験します。
▽2本目の矢:「知識教育」
ビジネススキルの他、各種専門知識を研修を通じて学びます。
▽3本目の矢:「自己育成」
不足スキルを社内外の講座を活用することで自ら学びとる姿勢のことです。
ニトリでは、「3本の矢」を必要とされる能力を身に付けるための最低条件とし、これらを通して誰もが入社した直後から成長と共にあるキャリアを歩み始めることができるようです。
D.研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
「自分に合った働き方をしたい」「会社にどんな制度があるかが大事」という方はチェックしたい項目です。
年間休日は115日あります。制度としては3か月単位変形労働時間制、リフレッシュ休暇(夏季11日、冬季8日間)、年次有給・特別有給や半日有給休暇、ファミリーデー休暇、結婚休暇、配偶者出産休暇、赴任休暇、忌引休暇等など様々な種類があります。出産に関しては産前・産後休暇制度、育児に関しては育児休業制度などが利用できます。また、妊娠中は短時間勤務制度や半日有給休暇制度を利用することもでき、こうした制度を利用しながら働いている女性従業員も多数いるようです。さらに、育児休業制度や半日有給休暇制度は女性従業員のみならず男性従業員も取得することが可能です。その他にも、介護休暇、子どもの看護休暇等の体制も用意されています。様々な事情を考慮し従業員の働きやすい体制を整えるよう、会社として努力しているようです。
そして勤務地に関してですが、ニトリには自己申告制度があります。年に2回、会社へ希望勤務地域やすぐに転勤したいかどうかを報告できる機会があります。あくまで希望となるため、必ずしも希望通りになるわけではありません。家庭の事情や個々の適性から配属が決められますが、本人の希望もある程度考慮されるようです。
E.業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
「いい企業に勤めたい」「高い年収を目指したい」といった方は確認しておきたい項目です。
ニトリはインテリア業界トップで、業界内シェアは44%を超えています。平均年収は約860万円で、こちらも業界トップのようです。業界トップならではの安定した環境の中で、さまざまな職種を経験できるかもしれません。
まとめ
ニトリについてザッとご紹介してきましたが、少しでも理解を深めていただけたでしょうか。自分の就活の譲れない軸を踏まえて、改めてニトリが自分にあった企業かどうか考えてみてくださいね!
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