就活における座談会の目的やメリット、質問例まで一挙紹介!
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CONTENTS
座談会とは?まずは基本事項を押さえておこう
会社説明会や1dayインターンなどの後に行われる
1人の社員に対して数名の就活生が質問する
質問は自由
必ず質問しないといけない?
座談会の目的
企業研究に役立ててもらうため
説明会では伝えられない現場の雰囲気を知ってもらうため
就活生を知り、選考に役立てるため
座談会のメリット
他の就活生の質問も聞ける
社員の雰囲気を感じられる
採用担当者に顔を覚えてもらえることも
質問時に押さえておきたいこと
座談会での質問例
業務内容に関わる質問
社内の人の雰囲気を知る質問
福利厚生に関する質問
入社後のイメージをするための質問
まとめ
選考本格化前に行われる座談会。企業で働く社員に直接話を聞き、仕事について理解を深める貴重な機会です。
就活イベントの一つでもあることから、参加前に不安を感じる人も多いと思います。選考要素はあるのか?どのような質問をすればいいのか?等、さまざまな疑問があるのではないでしょうか。
この記事では座談会について、その概要や参加のメリット、主な質問をまとめました。座談会への参加機会を活かし、効率よく就活を行いましょう!
座談会とは?まずは基本事項を押さえておこう
座談会とは、就活生と社員が話をして仕事への理解を深める場です。人事のほか、現場で働く社員が仕事について説明をした後、質疑応答が行われます。
会社説明会や1dayインターンなどの後に行われる
多くの場合、会社説明会や1dayインターン等、他の就活イベントの後に行われます。参加は任意であることが多く、そのほとんどは選考要素を含みません。座談会開催時には、本社や貸会議室内に複数のブースが設けられます。
1人の社員に対して数名の就活生が質問する
始めに、座談会に参加する社員についての紹介があります。部門や職種、経歴等を聞いた後、就活生はより話を詳しく聞きたい社員の元へ行きます。
多くの座談会では、社員1名につき就活生5~20名程度で話を聞くことができます。時間は1回につき約10~20分、それが複数回行われ、複数の社員と交流できるようになっています。
質問は自由
質問は自由です。企業・職種研究に役立てられるよう、自分が気になることを素直に聞いてみましょう。仕事内容だけでなく、就活時のエピソードを聞く就活生も多いです。
ワークライフバランスについて問うために、休日の過ごし方や有休についての質問もよくされています。仕事と全く関係ない質問をするのは的外れで印象がよくありませんが、「休みが取れるか不安」等の疑問には意外と答えてもらえます。
必ず質問しないといけない?
必ず質問しなければならないことはありません。知りたいことが十分にわかった人や挙手をするのが苦手な人は、無理に質問せず話をきちんと聞きましょう。
ほとんどの場合、座談会に選考要素はありません。名前や所属を確認するのは出欠をとるためです。数十分という短い時間で行われる座談会では、就活生を一人一人認識し評価をつけるための時間や人手が足りません。
積極的であったり、良い質問をした人がプラス評価を得る、または問題行動を起こした人がマイナス評価を付けられることは考えられますが、何もしないからといって評価が下がることはないと言えます。
座談会の目的
座談会には、多くの社員・就活生が参加します。「OB・OG訪問はハードルが高いな…」と思っている人は、まずは座談会に参加してみるのがおすすめです。
企業研究に役立ててもらうため
座談会で得られた情報は、企業研究に役立てることができます。会社説明会で企業の概要を掴んだ後、気になった部分を深掘りしてみるとよいでしょう。
現場の社員の話を聞くことで、他社との仕事の違いにも気付けるようになります。詳しく聞けば聞くほど企業への理解は深まり、選考でも他の就活生と差別化しやすくなるでしょう。
説明会では伝えられない現場の雰囲気を知ってもらうため
説明会では、企業の主な事業や力を入れている点、選考プロセス等を聞くことができます。
しかし、説明会を開催しているのは主に人事であり、現場の仕事について十分に知ることは難しいでしょう。座談会で現場に直接携わる社員の話を聞くことで、入社後の仕事へのイメージがしやすくなります。
就活生を知り、選考に役立てるため
企業側は、就活生が考えていること・興味がありそうなことを知るのに役立てています。どのようなアプローチをしたら就活生に興味を持ってもらえるか、企業にとっても情報収集の場となっています。
少人数で詳しく話が聞けるのは、企業のメリットにもなっていると言えるでしょう。
座談会のメリット
座談会の機会を生かすには、企業に関する情報を知っておくことが重要です。事前に情報収集をして当日に臨むことで、座談会のメリットを最大限に享受することができます。
他の就活生の質問も聞ける
他の就活生がどのようなことを考えて就活しているのか知ることができます。これまでの自分とは異なる視点で、仕事について理解を深めるきっかけになるでしょう。
また、「何を質問していいのかわからない…」と思っているときにも、他の就活生の質問が役に立ちます。良いと思った質問はメモしておき、次回以降に役立てましょう。
社員の雰囲気を感じられる
企業・社員の雰囲気が自分に合っているか体感することもできます。現場の社員に話を聞くことで、外向きではない企業のリアルな姿を知ることもできるでしょう。
企業によっては、同じ業界でも雰囲気が異なります。志望業界が定まっている場合は、座談会に参加して自分にあった企業を絞っていくのもおすすめです。
採用担当者に顔を覚えてもらえることも
採用にかかわる社員が座談会に参加していた場合、プラス評価に繋がることもあります。
現場社員が本選考の面接を担う企業もあるため、良い目立ち方をしていた就活生は選考が有利になる可能性もあるでしょう。
質問時に押さえておきたいこと
座談会で実際に質問をするときは、以下のポイントを押さえておきましょう。周りの就活生の様子を見ながら流れに合わせて質問すると、登壇している社員も答えやすくなると思います。
①質問前に大学名・名前を言う
始めに名乗りましょう。「大学名は言わなくていい」と企業から事前に言われることもあります。その場合は指示に従ってください。
②聞き取りやすい声で
声の大きさやスピードに注意が必要です。座談会は比較的小さなスペースで行われることが多く、声が大きければよいということでもありません。
社員・周りの就活生に届く適切な声の大きさと、聞き取りやすいスピードを心がけましょう。
③質問は簡潔にまとめる
質問はわかりやすく伝えましょう。相手に質問の意味を考えさせてしまうのは失礼です。座談会は限られた時間で行われるため、他の就活生にとっても有意義な時間となるように配慮する必要があります。
④調べてすぐわかることは質問しない
座談会を開く目的を上述した通り、選考の要素はないためどんな質問をしても問題はありません。とはいえ、ホームページに乗っている情報(社員数や部署の種類など)を聞くのは避けましょう。
座談会は、現場の社員と交流できる貴重な機会です。社員それぞれの仕事に対する思いや具体的なエピソード等、本やインターネットからは得られない情報を聞き出せるよう意識しましょう。
⑤回答後には感謝を伝える
回答後には必ずお礼を伝えましょう。回答の意味が掴みきれなかった場合には、「○○ということでしょうか?」と確認するのがよいでしょう。
中途半端な理解で終えてしまうのはもったいないですし、回答に割いてくれた相手の労力を無駄にしてしまいます。
座談会での質問例
座談会では、以下のような質問をしてみましょう。質疑応答の前に聞いた話のなかで、気になった点を掘り下げてみるのもおすすめです。
業務内容に関わる質問
- 今までで一番やりがいのあった仕事は何ですか。
- 働く上で心がけていることは何ですか。
- 海外で働く機会はありますか。
- 残業はどのくらい行われますか。
- これからどのような仕事をしてみたいですか。
社内の人の雰囲気を知る質問
- どのような社員が活躍していますか。
- 女性が活躍できる環境はありますか。
- 社員同士で交流する機会は多いですか。
福利厚生に関する質問
- 周りに産休や育休を取っている(取った)社員はいますか。
- 休日は何をして過ごしますか。
- 入社後に取った資格はありますか。(スキルアップのための補助金が出る企業も多いため)
- 一番良いと思う福利厚生制度を教えてください。
入社後のイメージをするための質問
- 一日の流れを教えてください。
- 学生のうちに学んでおいたほうがよいことはありますか。
- 入社前後でイメージが異なったことはありますか。
- 会社の好きなところ/そうでないところはどこですか。
まとめ
座談会についてまとめました。以下の3つのポイントを意識して、座談会を有意義な時間にしましょう!
・座談会では、現場の社員から仕事のリアルな話を聞くことができる
・社員1人につき就活生数名で行われるため、少人数で話しやすい
・積極的に質問をし、情報収集をすることで就活の効率化に繋がる
夏のインターン選考を終えたあたりから、数多くの座談会が開催されます。
業界・企業問わず足を運んでみると、早いうちに志望企業を絞ることができ、選考対策に割ける時間も増えます。就活を効率よく進めるためにも、積極的に座談会に参加してみましょう!
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