新卒の文系でベンチャーはアリ?ナシ?メリット・デメリットを徹底解説!
キャリアプラン
CONTENTS

そもそもベンチャーに入るという選択肢はアリか
早い段階でのスキルアップならアリ
ITベンチャーはどうか?
文系がベンチャーに入るメリット
大きな仕事を任される
提案が通りやすい、または共有されやすい
幅広い業務を経験できる
成長速度を実感できる
文系がベンチャーに入るデメリット
激務に耐えられない可能性
日々増える知識や情報の整理が大変
福利厚生面の不安
給与面・キャリアの不安
ベンチャーを選ぶ際に気を付けたいこと
圧倒的成長だけを謳うブラックも存在する
注意深く企業理念や社風を見極めること
どの企業も基本的に業務量が多いことは理解しておく
まとめ
ベンチャーはその名の通り、「冒険」が日常的に発生する企業です。冒険というリスクとチャンスが常に隣り合わせの環境に関心を持つ就活生も多いでしょう。しかし最近ではITベンチャーが多く、理系向きのイメージがあると思います。
今回は「関心はあるけどよくわからない」「ハードルが高いのでは」と不安になっている文系の方を対象にベンチャーの位置づけと新卒のキャリアとして選択する際の心得をご紹介します!
そもそもベンチャーに入るという選択肢はアリか
早い段階でのスキルアップならアリ
結論から述べると新卒でベンチャーに入るという選択肢は十分にあります。20代の前半で大きくスキルアップしたい人にとって、ベンチャーは良い環境です。
また就活生の中で将来起業したいという気持ちのある方にとっても、会社経営全体を知り、ビジネスの大変さを知る良い機会です。
キャリタス就活2020の調査でも20卒学生で28.3%の学生がベンチャー企業に興味があると回答しています。
ITベンチャーはどうか?
IT業界では、Society 5.0 とも言われるようにサイバー空間に集積されるビッグデータをAIで解析する段階にはいっています。
そして数多くのITベンチャーが存在する中でビジネスを成功させるために求められる資質は、「顧客対応力」や「全体を見渡す能力」などです。これらの能力は文系学生が持っていると考えられるので、文系であってもITベンチャーで活躍することは可能でしょう。
文系がベンチャーに入るメリット
大きな仕事を任される
社員が少なければ個人に負う責任が大きくなります。そのため早いうちから重大な仕事を任される可能性も高いです。実際の調査でもベンチャー企業を志望する学生の40%が、やりがいの高さを理由に挙げています。
自分で主体的に仕事をしたい文系学生には合っているでしょう。
提案が通りやすい、または共有されやすい
ベンチャーではスピードと柔軟性が武器になり、それを実現するのは一人ひとりのアイデアと実行力です。少人数のベンチャー企業では合理的な根拠のもとに提示された良案であれば、組織に影響を与えることができます。
幅広い業務を経験できる
理系と異なり、文系の場合は大手と同じく総合職として採用されることが大半です。そしてベンチャー企業では人手が足りない時、自分の主業務ではないものも担当することがあります。それによって専門に縛られることなく多岐にわたるスキルアップが見込めます。
成長速度を実感できる
以上のことから、一年間仕事をしただけでも自分が行ってきた膨大な業務量と身に着けたスキルから急激な成長を実感できます。
文系がベンチャーに入るデメリット
激務に耐えられない可能性
個人の責任が大きいことはやりがいがある反面、仕事量も増えて激務になる可能性があります。一人ひとりの力が会社に多大な影響を与えるため、プレッシャーや身体の疲労に耐えるタフさが求められます。
日々増える知識や情報の整理が大変
理系のエンジニア採用だった場合は、事前にある程度知識を有した状態で仕事に臨むのに対し、文系は一からの学びがほとんどです。学ぶことが好きでないと辛くなるかもしれません。
福利厚生面の不安
大企業の場合、有給休暇や育児休暇が制度として浸透していることが多いです。一方ベンチャー企業の場合は制度としてあっても業務を代わる人がいなくて心苦しいということが起こるかもしれません。仕事はほどほどにプライベートを充実させたい場合は事前に先輩たちの働き方を確認しておく必要があります。
給与面・キャリアの不安
ベンチャー企業は社歴が浅く先が不透明であるため、終身雇用を期待することは出来ません。だからこそ企業として未知の可能性があるのですが、安定という点では大手企業に劣ります。就活の段階で具体的なキャリアプランを持ち、その過程でベンチャー企業で成長するなどといった明確な目標がないと将来行き詰まってしまう可能性もあります。
ベンチャーを選ぶ際に気を付けたいこと
圧倒的成長だけを謳うブラックも存在する
悪い企業ばかりではありませんが、学生へ説明する会社の情報が不透明であったり、従業員の雰囲気がおかしいと感じたときは要注意です。まずは、インターンや説明会などで直に触れてみることが大切でしょう。
注意深く企業理念や社風を見極めること
企業の幹部と距離が近いため「企業のビジョンに共感することができるか」により注目して自身の志望度を確認することが重要です。自分に合う環境であるかどうかが、厳しい局面で踏ん張れるか否かに関わってきます。
どの企業も基本的に業務量が多いことは理解しておく
どのベンチャーもやるべき仕事は多いと理解しておきましょう。最近は楽天などメガベンチャーの存在もあって、洗練された・かっこいいイメージを抱く就活生も多いでしょう。しかし、彼らの成功は様々な業務によって支えられています。とくに文系であれば幅広い柔軟性に富んだ仕事を求められます。憧れではなく本当にやりたいのか、やれる自信があるのかはしっかりと自分に問いかけましょう。
まとめ
ベンチャー企業は世の中や人々の動きに柔軟に対応できる点で社会にとって欠かせない存在です。そしてやりがいや自己成長を求めて主体的に働きたい学生にとってはチャンスを提供してくれる環境でもあります。また文系であれば企業全体に広く関わりながら貴重な経験ができるでしょう。
しかし、自分に合ったベンチャーを探すのは、情報が豊富な大手と比べて難しいかもしれません。
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