就活の費用はいくらかかるのか!?具体的な金額例と節約方法を徹底解説

CONTENTS

就活にはお金がかかる!

平均の費用はどれくらい?

地方学生はよりかかる傾向に

何にどれくらいの費用がかかるの?

①スーツ・靴・鞄の購入費

②移動費・交通費

③飲食費

④宿泊費(地方学生の場合)

⑤企業研究や業界研究などの書籍購入費

どのように捻出しているのか

バイト

 家族からの支援

就活にかかる費用を節約する方法

方法①:割引を活用する 

方法②:交通手段を工夫する

方法③:使えるものは先輩から譲ってもらう

方法④:場所や時間帯を工夫する

【番外編】上級者の方法:そもそも短期で効率的に就活を行う

まとめ

就職活動において、行きたい企業の見つけ方、ESの書き方、面接対策などなど・・・それぞれの悩みがあると思います。


ですが、就職活動をする上で金銭面での悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。


今回はそんな不安を解消するために、就職活動でどのくらいお金がかかるのか、何にお金がかかるのか、その対策を考えていきましょう!


就活にはお金がかかる!

リクルートスーツ、革靴、就活バッグに始まり、日々の交通費や食費など就職活動にはお金がかかります。一体どのくらいのお金がかかっているのでしょうか?


平均の費用はどれくらい?

多くの学生が10万円近いお金を就職活動に費やしていることが、明らかにされています。しかし、この金額も住んでいる場所や学生の状況によっても変わってくるのです。


地方学生はよりかかる傾向に

多くの就活イベントは東京、もしくは大阪で行われ、地方学生はどうしても移動・宿泊費用がかかります。新幹線・飛行機を使えば往復は最低2万~4万、夜行バスを使っても1万円近くかかります。一次面談等はSkypeで行うことができても、選考が進むと本社に行く必要がありますし、また全ての企業が交通費や宿泊費を負担してくれる訳ではないので、多額の費用がかかるのです。


参考として20卒の就活費用は

  • 全国平均:9万9277円
  • 地方学生:13万8524円
  • 関東学生:6万3316円 

住む場所によって差が開いていることがわかります。

(参考:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50125330U9A920C1XS5000/


何にどれくらいの費用がかかるの?

①スーツ・靴・鞄の購入費

ブランド物である必要はありませんが、清潔感を維持し、ビジネスに相応しい装いで臨むことが大切です。


また、費用面で一番人それぞれなのがこの項目でしょう。気合を入れるために上質なものを用意する人もたまにいますが、節約する場合は


  • ・スーツと鞄は量販店で購入し、靴擦れを防ぐために靴は良いものを奮発する
  • ・3着以上のスーツを用意し、交互に着て摩耗を防ぐ→長い目で見たら安い

など一人ひとりが予算に応じて工夫している印象です。


②移動費・交通費

地方学生であれ東京の学生であれ、やはり一番お金がかかるのは交通費です。一日に何社も回れば都内在住の学生であっても1000円を超えてしまうでしょう。移動が多い日には、メトロの1日乗車券(700円)を買うと24時間メトロ全線が乗り放題なので、多少交通費を安く抑えることができます


また東京⇔大手町、表参道⇔外苑前などは電車に乗らなくても歩いてすぐ行けます。天気が良い日は歩いて節約することもおすすめです。


③飲食費

ビジネス街はファミレスやファストフード店が少なく、時間をつぶすためにカフェでコーヒーを飲むだけで400円かかります。ランチをいただこうと思ったら1,000円じゃ足りないこともしばしば。


費用を抑えたい人におすすめなのはイートインスペースのあるパン屋さんです。一つ300円以下なのでお腹いっぱい食べやすいです。ただ観光客が多いので席を探すことが大変な点長居はできない点に注意が必要でしょう。


④宿泊費(地方学生の場合)

都心にはたくさんホテルがありますが、気になるのはその費用ですよね。予約サイトで安くなっているホテルを探したり、一室料金のところで友人と宿泊するなど、工夫次第で節約は可能です。しかし地方在住者の平均費用が関東在住の倍近くかかっているように、負担はとても大きいです。


⑤企業研究や業界研究などの書籍購入費

また、書籍の購入にも費用がかかります。SPIや自己分析対策、業界マップなど世の中には多くの就活関連書籍がありますが、どれも一冊1000円は超えてしまいます。高いものだと3000円近くするものも。古本屋で購入したり先輩が使った本を譲り受けると費用を抑えることができます


どのように捻出しているのか

では、世の中の就活生は一体どのように就活にかかるお金を捻出しているのでしょうか?


【19卒の場合】

  • アルバイト代から出す:40.2%
  • 家族からの定期的な仕送りでやりくり:19.2%
  • 家族から就活用にもらったお金をつかう:19.1%

というように、アルバイト代・仕送りを自分でやりくりする人が多いようです。

(参考:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32956340T10C18A7EAF000/


バイト

就活中も、合間の時間や休日・祝日などでバイトをする人はいます。ですが面接の時間によっては思うようにシフトに入れないことも多いでしょう。就活費用をアルバイト代でまかなおうと思っている場合、計画的に貯金しておく必要がありそうです。


 家族からの支援

就活が忙しい時期はアルバイトを普段通りに行うことが難しいと思います。もし家族が支援を申し出てくれたら、ありがたく受けるのもひとつの方法です。とはいえ家庭の事情によってはお願いできないこともあるでしょう。就活が本格化する前に一度家族と話し合ってみることをおすすめします。


就活にかかる費用を節約する方法

方法①:割引を活用する 

学割や各種割引を最大限利用しましょう。書籍は大学の生協で買うと安くなる場合がありますし、スーツなども学割を利用できるお店を選ぶと節約できます。


方法②:交通手段を工夫する

一日中移動が続くと分かっている場合はあらかじめ乗り放題チケット買うことで交通費を節約することが可能です。また、バスに乗らずに歩く、新幹線でなく夜行バスを使うなど交通費は比較的工夫しやすいと言えます。


方法③:使えるものは先輩から譲ってもらう

  • ・ワイシャツや就活カバン
  • ・SPI問題集

といったアイテムは先輩たちが持て余している可能性があります。部活やサークルの先輩など親しい関係の人がいたら聞いてみることをおすすめします。


方法④:場所や時間帯を工夫する

  • ・午後からの説明会を予約して、家で昼食をとって出かける
  • ・面接時間を連続させ、カフェにはいる必要をなくす

など、スケジューリングを工夫することで節約につながります


【番外編】上級者の方法:そもそも短期で効率的に就活を行う

何回も面接に行くとどうしてもお金を使う頻度も増えます。一方、エントリーの段階で企業を絞り込み、一所集中型の就活を行うことで費用だけでなく時間や精神面でも余裕が生まれます


まとめ

就職活動では面接を受けるほど、頑張るほどに費用がかかるというジレンマが起こってしまいます。お金の事情は一人ひとり違いますが、節約できるところは節約しながら無理なく就活を行えると良いですよね。


  • ・衣装代
  • ・交通費
  • ・飲食費
  • ・宿泊費
  • ・書籍代

など項目はたくさんありますが、工夫次第でコストを抑えられるものも多いです。就活をはじめたばかりのときは分からなくても、慣れるうちにあなたオリジナルの節約法を編み出せるかもしれません。


また興味のある企業を少なめにエントリーして就活を成功させる人も多いです。この方法ではそもそもの面接回数が減るため交通費や飲食費を節約できます。それに企業を選ぶ段階から真剣に就活と向き合うため、対策が行き届き、良い結果を得やすいのです。


私たちJobSpringでは、一人ひとりと面談をして適性を判断することで企業とのマッチングを行っています。この方法で面接数を出来るだけ少なくして費用を抑えながら、自分に合った企業と出会うことができます。


また地方在住の人はJobSpringが日程を個別調整して面接を組むため、一度の上京でまとめて選考を行うことができます。就活の費用面で不安がある人は一度就活エージェントを利用することも考えてみてはいかがでしょう?


皆さん一人ひとりが自分に合った節約法を見つけて、納得のいく就活が出来ますように!


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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