就活でのファーストキャリアの考え方|意味や重要性について徹底解説!

CONTENTS

そもそもファーストキャリアとは?

転職市場が活発になっている

転職市場の規模感

第二新卒も増えている

転職が活発でもファーストキャリアが重要性が高い理由

社会人としての基盤を形成する場所だから

自分のスキルを伸ばすための第一歩である

転職に対する基準をつくることができるから

ファーストキャリア選びの考え方

①成長できる環境

②新卒でないと入りにくい環境

③研修が充実している環境

ファーストキャリアを深く考えるのであれば就活エージェントがおすすめ

ファーストキャリア選びに失敗してしまったら?

どんな仕事をしたいのか考える

会社や仕事に求めているものは何なのか

会社で自分をどのように活かすことができるのか

まとめ

就活をはじめるとよく耳にする言葉「ファーストキャリア」、次第に友達の間でも「ファーストキャリアどうしよう…」なんて会話が出てきます。


しかし皆さんはファーストキャリアが持つ意義や大切さをご存知でしょうか。


今回は新卒として就職活動をする人がファーストキャリアをどのように考えるべきか、簡単に説明していきます。


そもそもファーストキャリアとは?

アスファルト

社会人として初めて就く会社、業務のことを指します。


例えば「〇〇商事の営業職」「〇〇株式会社の開発部」などです。


転職に考えていても、基本的には今後のキャリアプランの土台となります。


転職市場が活発になっている

crowd of people

転職市場の規模感

 求人広告市場は約9800億円、紹介でも1800億円ほどの規模があります。


また、異業種転職の推移も年々増加傾向にあり、ファーストキャリアで一生を終える傾向は少なくなったようです。


参考:https://www.js-gino.org/publish/pdf/report2011.pdf

第二新卒も増えている

就職後3年以内に離職した社会経験のある新卒を「第二新卒」と呼びますが、ここに該当する層も増えてきています。つまり3年以内にファーストキャリアを断つ人が一定数いるということになります。


転職が活発でもファーストキャリアが重要性が高い理由

ステップ


社会人としての基盤を形成する場所だから

大学・短大・専門学校を卒業したての新入社員は、職場で活かせるスキルはおろか、ビジネスマナーがままならないことも多いでしょう。


新入社員を受け入れる企業は、OJTやOFF-JTを実施して基本的なビジネスマナーや仕事に必要なスキルをレクチャーし、将来会社にとってコア人材となれるように社会人としての基礎を醸成していきます。


ファーストキャリアこそ、社会人経験のない新入社員からすると社会人としての基礎を学ぶ重要な場所と言えます。


自分のスキルを伸ばすための第一歩である

 先ほども書いたように、転職者が増えてファーストキャリアがすべてではなくなったものの、いまだ重要性は残されています。


ファーストキャリアの特徴はずばり初の社会人経験だということにあります。働く上で必要な基本的なスキルの習得は会社によって変化します。どのような企業で働くとしても、そこで得たノウハウが皆さんにとっての基礎となるため、とても大切なのです。


仮に第二新卒となっても、基礎的な行動基準はファーストキャリアで築いたものがベースになります。


転職に対する基準をつくることができるから

 転職をするにも過去にどのような職務を経験したかを問われます。


ファーストキャリアで何をしてきたのかは

  • 転職先の適性を見極める
  • 転職先へのPR

という意味でその後のキャリアを大きく左右します。


ファーストキャリア選びの考え方


会社選び全体としては

  • やりたい仕事が出来る環境
  • 会社理念や雰囲気に共感出来る
  • 給与や福利厚生

などが主な注目ポイントですが、特にファーストキャリアにおいては次のような点も気にしてみると良いでしょう。


①成長できる環境

自分が社会人として学べる環境かは、しっかり見極めましょう。やはり社会人になって初めての職場では多くのことを学ぶことになり、何をどの程度学ぶかは会社や業界次第と言えます。


また、転職する際にも「あなたは前の会社でどれくらい成長したか」という評価は必ずされます。そして社員の成長度は、会社説明会やOB・OG訪問で先輩たちに聞いてみると良いでしょう。


ただ、「成長できる環境」と一口に言っても将来のビジョンによって定義は異なります。ファーストキャリアを考える際は、自分の描くキャリアステップも同時に考えることをおすすめします。もし遠いビジョンがなかなか見えない場合は、近い将来について想像してみることから始めると良いでしょう。

②新卒でないと入りにくい環境

サービス業など転職者が多い業界もあれば、未だ銀行など新卒採用が主流の業界もあります。中途での入社が難しいということは、それだけ市場における人材の希少価値が上がることを指します。


就活中から複数の業界で迷っているのであれば、新卒しか採らないのか、転職しやすいのかは調べましょう。社員に直接聞いても良いですし、就活エージェントなど客観的立場の人に聞くのも参考になりますよ。


③研修が充実している環境

ファーストキャリアは社会人1年目として貴重な経験・スキル・ビジネスマナーなどを学ぶ重要な場所です。


そのため、新卒で入社する会社を選ぶ際は研修内容が充実しているか否かを判断材料に、会社を選定していきましょう。ファーストキャリアで社会人としての基礎を築き上げるため、研修の環境や質によって今後の社会人経験に多大な影響を及ぼすと言っても過言ではありません。


ファーストキャリアを深く考えるのであれば就活エージェントがおすすめ



ファーストキャリアを前述のような観点から考える際に十分な情報が必要です。


  • ファーストキャリアとして自分が望むこと
  • それを実現できる企業形態はどのようなところか
  • 転職を視野に入れる際の経験の積み方


といったことを検討していく際に、就活エージェントが持つ具体的な情報や今までのサポート経験からのアドバイスなどは役に立ちます。


ファーストキャリア選びに失敗してしまったら?

ファーストキャリアを選ぶ際に、「カルチャーマッチを考慮するのを忘れてしまった」「給与や福利厚生の面ばかり注目していた」などがよくある失敗例です。


もしファーストキャリア選びに失敗してしまったら、下記3つの観点をもとに就活の軸を見直しましょう。


  • どんな仕事をしたいのか考える
  • 会社や仕事に求めているものは何なのか
  • 会社で自分をどのように活かすことができるのか

どんな仕事をしたいのか考える


まずは自分自身を見つめなおし、どんな仕事がしたいのかをあらためて考える必要があります。


興味のあることや、得意なことと苦手なことなど、自分自身と対話するイメージで進めます。また、ファーストキャリア選びの失敗から、どんなことが学べたのかをしっかり振り返ることも重要です。 


慌てて答えを出す必要はないので、じっくり考えて自分と向き合いましょう。

 

会社や仕事に求めているものは何なのか


会社や仕事に求めているものを再度考え直すのも効果的でしょう。


たとえば会社に対しては福利厚生・給与・休日など、仕事に対してはやりがいやスキルアップできる環境か否かを主軸に考えるといったように、自分の価値観を洗い出してみてください。

 

会社で自分をどのように活かすことができるのか


選んだ業界や業種で、どうしたら自分を活かすことができるのかも考えましょう。自分の得意なこと・強み・興味のあることから活かせるポイントを探っていきます。


たとえば「自分の中で当たり前だと思っていることが凄く褒められた」「少しの努力で大きな結果を残せた」「つい夢中になってしまうものがある」といった経験がないか振り返ってみましょう。


最初は見つけるのに苦戦すると思いますが、1つでもポイントを見つけられれば今後の働き方や意識に大きな変化が訪れるはずです。


まとめ

近年は転職が活発になり、ひとつの会社で一生働くことが当たり前ではなくなりました。しかし今でもファーストキャリアが皆さんの社会人人生に及ぼす影響は小さくありません。


✔ 転職が活発になった今でも、市場価値を作り上げる最初のファーストキャリアは重要
✔ 自分の成長軸、今後のキャリアプランなどの観点でファーストキャリアを選ぶ


実際、JobSpringエージェントに相談に来られる学生の多くがファーストキャリアに関して悩みを持っています。気になった方は是非一度、無料面談を受けてみてください。あなたの就活を企業選びから内定獲得まで包括的にサポートさせていただきます。


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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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