朝日新聞
CONTENTS

A. 企業の理念、雰囲気、文化など
企業理念、経営者の想いや会社の雰囲気・文化が大切だと考えている方は必見の項目です。
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
□まとめ
朝日新聞社は、朝日新聞と朝日新聞デジタルの配信を中心に、文化・スポーツイベントの主催・運営、各種コンテンツ配信などの事業を行う総合メディア企業です。報道機関としての役割だけでなく、「未来メディア塾」「ハッカソン」といった新たな取り組みを通じて、メディアの可能性を切り開いています。
情報発信の要となる記者部門をはじめ、販売店と協力しながら読者を増やしたり、紙メディアを中心とした広告営業を行ったりするビジネス部門など、幅広い職種がありますが、どんな仕事も、人々のライフステージやライフスタイルに合わせて多彩なコンテンツやサービスを最適な方法で届けることで、人々が集い、つながる場が生まれるような社会と企業の関係構築を目指しています。
ここからは、企業研究でチェックすべきポイントでの分類に沿って企業情報をご紹介していきます!
A. 企業の理念、雰囲気、文化など
企業理念、経営者の想いや会社の雰囲気・文化が大切だと考えている方は必見の項目です。
朝日新聞は、記事取り消しなど2014年の一連の問題を受け、「ともに考え、ともにつくるメディアへ」というメッセージのもと、信頼回復と再生のための行動計画を策定しました。以下は採用HPから引用した理念です。
1.公正な姿勢で事実に向き合います
2.多様な言論を尊重します
3.課題の解決をともに探ります
パブリックエディターの導入や、多様な意見を載せるフォーラム面などに具体的に取り組んでいます。
会社の雰囲気は、多様な人々が個性を活かして自由に活躍する文化があると言われているものの、一方で上下関係がはっきりとしたトップダウンの組織であるという一面を感じている人もいるようです。
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
「誰かの役に立つことがしたい」「企業として社会に貢献すべき」といった志向の方は押さえておきたい項目です。
朝日新聞は、文化・教育・スポーツ・環境などの分野で幅広く社会貢献活動を行っています。
文化支援では絵画から博物、キャラクター展など幅広く質の高いイベントを開催するほか、文化や社会の発展に多大な貢献をした個人・団体に朝日賞を授与しています。
教育支援では高校生による科学技術の自由研究コンテスト(JSEC)など様々な大会を主催するほか、新聞を学校教材として取り入れやすくするための取り組みを行っています。
スポーツ支援では、2018年に第100回を数える全国高校野球選手権大会など様々な大会を主催・支援しています。
環境への取り組みとしては、2001年に新聞業界で最初となる「環境憲章」を策定し、環境の大切さを発信したり、工場やオフィスで環境にやさしい取り組みを強化しています。
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
「どんどん成長したい」「若いうちから活躍したい」という志向の方であれば見ておきたい項目です。
上意下達な側面が大きいものの、比較的自由で、若手でも企画を上げたり意見を言ったりする環境はあるようです。しかしこれも部署や上司によって異なるといえます。実際に若手で活躍している人の話を聞いてみるとよいでしょう。
新入社員には仕事について理解を深めたり、同期との親睦を深める入社時研修があり、その後部門に分かれて専門的な研修があります。記者部門は配属前に、約1か月間「ジャーナリスト学校」で新聞記者としての基本を学ぶほか、ビジネス部門は3か月のOJT研修、技術部門では約4か月かけて工学・デジタル技術・システム構築などを学びます。
また、今後したい仕事や希望の勤務地をアピールできる自己申告制度もあります。
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
「自分に合った働き方をしたい」「会社にどんな制度があるかが大事」という方はチェックしたい項目です。
年次や様々なテーマに沿った研修が用意されているほか、様々な留学制度があり、キャリアアップを図ることができます。
福利厚生は、住宅補助や育児・介護休業の制度など一般的なものがそろっているという印象。ワークライフバランスは、記者とそれ以外でかなり異なります。記者は仕事とプライベートとの分け隔てはなく、何かあれば休日であっても出勤します。これはこの仕事を選択する以上は覚悟する必要があるでしょう。一方で営業職などは、時期によりますが残業も多くはなく、休みも取りやすい雰囲気があるようです。
勤務地は全国にあり、海外含め転勤もあります。特に記者は、全国43の県庁所在地にある総局で4年勤務した後、東京・大阪・西部・名古屋の各本社に異動するのが原則なようです。
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
「いい企業に勤めたい」「高い年収を目指したい」といった方は確認しておきたい項目です。
朝日新聞は読売新聞に続いて業界第2位の発行部数を誇り、朝刊・夕刊合わせて約900万部となっています。しかし発行部数は年々減少傾向にあり、新聞の需要が縮小しているといえます。 一方で、デジタル版は読者が増えており、新聞社の未来を担っているといえるでしょう。
年収は過去5年間の平均で1289万円(平均年収42歳)となっており、30歳の平均年収は910万円とかなり高額。新聞記者は1000万円を越えることもあるようです。
□まとめ
さて、ここまで朝日新聞についてザッと特徴やポイントをご紹介してきましたが、企業に対する理解は深まったでしょうか?ぜひ、他の気になる企業や業界のページもチェックしてみてくださいね。
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