三菱UFJ銀行
CONTENTS

A. 企業の理念、雰囲気、文化など
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
まとめ
※ 平成30年4月より、名称が三菱東京UFJ銀行から三菱UFJ銀行に変更されました。
三菱UFJ銀行は、日本全国に約760、海外75もの店舗を展開し、個人4000万、法人40万社という圧倒的な顧客基盤を有するメガバンクです。また、国内最大の金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループがアメリカのユニオンバンクやタイのアユタヤ銀行を傘下に持つため、メガバンクの中でも特に国際業務に強く、世界40カ国以上のグローバルネットワークを持ちます。これらは三菱東京UFJ銀行がトップバンクたり得る理由の一つと言えます。
ここからは、企業研究でチェックすべきポイントでの分類に沿って企業情報をご紹介していきます!
A. 企業の理念、雰囲気、文化など
企業理念、経営者の想いや会社の雰囲気・文化が大切だと考えている方は必見の項目です。
三菱UFJフィナンシャル・グループは、経営ビジョンを全ての活動の基本方針とし、1.使命 2.中長期的に目指す姿 3.共有すべき価値観 を挙げています。経営ビジョンを紹介します。(三菱UFJ銀行HPから引用)。
1.使命
いかなる時代にあっても決して揺らぐことなく、常に世界から信頼される存在であること。
時代の潮流をとらえ、真摯にお客さまと向き合い、その期待を超えるクオリティで応え続けること。
長期的な視点で、お客さまと末永い関係を築き、共に持続的な成長を実現すること。
そして、日本と世界の健全な発展を支える責任を胸に、社会の確かな礎となること。
2.中長期的に目指す姿
世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ
-Be the world’s most trusted financial group-
①お客さまの期待を超えるクオリティを、グループ全員の力で
②お客さま・社会を支え続ける、揺るぎない存在に
③世界に選ばれる、アジアを代表する金融グループへ
3.共有すべき価値観
①「信頼・信用」(Integrity and Responsibility)
②「プロフェッショナリズムとチームワーク」(Professionalism and Teamwork)
③「成長と挑戦」(Challenge Ourselves to Grow)
また、「組織の三菱」とよばれるだけあり、チームワークを大切にする風土があります。それは行員同士にとどまらず、同じく三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の信託銀行や証券会社などとの連携といったグループ総合力にもつながっています。
行員は、三菱のブランドイメージからスマートというイメージがありますが、実際にトップバンクとして誇りを持ち、颯爽と働く方が多い印象を受けます。しかし、チームワークを大切にするだけあり、やはりスマートなだけでなく、明るく温厚な方が多いようです。
さらに、三菱UFJ銀行は、特に「人を大事にする」会社と言えるかもしれません。採用活動では4~10回程の面接があり、行員の異動も本人の希望だけでなく、その人の強みや性格などを踏まえて一人一人行われているそうです。
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
「誰かの役に立つことがしたい」「企業として社会に貢献すべき」といった志向の方は押さえておきたい項目です。
三菱UFJ銀行含め三菱UFJフィナンシャル・グループは、金融システムの安定・維持を図り、社会の健全な成長に貢献するという社会的使命を果たすとともに、金融を通じた社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献することをCSRの目標としています。
また、A.のところでご紹介した「経営ビジョン」と、全役職員が日々いかに判断し行動すべきかの基準となる「行動規範」を踏まえ、CSR活動を推進しています。商品やサービスを通して、お客さま本位の品質追及を重視する他に、世界遺産の保全活動やチャリティ活動の参加、再生可能エネルギーの推進など幅広い活動を通じて社会に貢献しています。
三菱東京UFJ銀行では、お客さま視点を常に大切にし、お客さまの期待を超えるクオリティを追及しています。また、業務内容もお客さまの人生や経営の根幹を担うものであるため、お客さま第一はもちろん、「お客さまよりお客さまのことを想う」姿勢が必要でしょう。
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
「どんどん成長したい」「若いうちから活躍したい」という志向の方であれば見ておきたい項目です。
三菱東京UFJ銀行では、入行後1年は社会人としての基礎づくりの時期として、社会人に必要なビジネスマナー等の人間教育と、銀行員に必要な財務分析や外為業務等のスキル教育両面からの研修が行われます。これらの研修プログラムのコンセプトは、「自ら主体的に考え抜き、行動する」こと、「体験・能動」を意識すること、「チームワーク」を重視することです。また、新入行員1人につき1名任命される指導担当者によるOJT教育で、成長をバックアップします。
さらに、行員を対象とした国内外大学院留学や、資格取得支援、社内公募制度などにも力を入れています。これらの充実した研修制度の背景は、「世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ」をつくり上げるために最重要なものは人であるという考えからきているようです。
ベンチャーなどと比べると、若手の裁量権や活躍が目立つとは言えませんが、しっかりと教育を受けて成長した後は、グローバルに活躍できるフィールドが広がっていると言えます。
また、三菱東京UFJ銀行は、行員の50%、契約社員・派遣社員を含めると60%を女性が占めているため、女性が活躍できるよう、さまざまな取り組みを行っています。女性登用の数値目標を掲げ、これまで女性が少なかった法人部門の拠点や海外、本部のマネジメント層への登用を積極的に進めています。
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
「自分に合った働き方をしたい」「会社にどんな制度があるかが大事」という方はチェックしたい項目です。
三菱UFJ銀行では、自分の目指す生き方に合わせられるよう、働き方を以下の4種類から選ぶことができます。(三菱UFJ銀行HPから引用)
1.総合職:
銀行中枢の基幹行員として、国内外地域を問わず、多岐に亘る業務を経験しながらキャリアアップしていくコース。
2.総合職(特定):
特定分野でのプレーヤーとしての経験をベースに、幅広くキャリアアップしていくコース。役付者になるまでは本人の同意のない転居を伴う転勤はなく、3つの職種(リテール・プロフェショナル・外国為替業務推進・法人業務推進)から選択できる。
3.アソシエイト職:
さまざまな銀行業務を支えるための専門的な業務。転居を伴う転勤がないため、将来のワークスタイル、ライフスタイルを描きながら地域に根ざして、働くことができる。
4.ファシリティマネジメント職:
企業の保有する多種多様な施設や不動産を、合理的な方法で管理、運営するファシリティマネジメント。経営資源としてのファシリティを最適化し、経営支援を行うスペシャリストとして働くことができる。
海外で働きたい、結婚しても仕事を続けたいなどといった各々に合わせた働き方を選択することができます。
三菱UFJ銀行ではダイバーシティを推進しており、グループとして「なでしこ銘柄」や「Bloomberg Financial Service Gender-Equality Index」に選定されています。
また、女性の産休・育休はもちろん、男性の短期育児休暇取得推進や、産休・育休から復職する従業員のためのインターネットサポートや託児補助も行っています。さらに、2015年からは「従業員一人ひとりが主体性を持って『変革に挑戦する』、活力溢れる組織へ」を基本方針に、全行で「働き方改革」がスタートしました。役員や拠点長自ら意識改革を宣言し、在宅勤務のような個人の事情に合わせた柔軟な働き方を積極的にサポートしています。
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
「いい企業に勤めたい」「高い年収を目指したい」といった方は確認しておきたい項目です。
三菱UFJフィナンシャル・グループは、2015年に日本の金融グループとして初めて純利益1兆円を超え、他のフィナンシャル・グループと大きく差をつけています。三菱UFJ銀行はグループの中核を担う存在であり、商業銀行の中ではトップの座についています。
有価証券報告書調べでは、三菱UFJ銀行の平均年収は約1,065万円とされています。また、拠点は数多くありますが、本社は日本の金融センターである丸の内に構えています。財閥系の大手企業で安定しており、年収も高いので、就活生の人気企業ランキングでは常に上位を占めています。
まとめ
さて、ここまで三菱UFJ銀行についてザッと特徴やポイントをご紹介してきましたが、企業に対する理解は深まったでしょうか?自分の就活軸を明確にして、三菱東京UFJ銀行が自分に合っているかどうか考えてみてくださいね!
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