王子ホールディングス
CONTENTS

A. 企業の理念、雰囲気、文化など
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
まとめ
王子ホールディングスは紙・パルプの業界で国内トップ、世界でも第4位のシェアを占める世界的規模の大手企業で、商品ブランドでは「ネピア」という家庭用紙商品でおなじみです。1873年創立の旧・王子製紙の、戦後分割3社のうち苫小牧製紙と本州製紙を継承しました。
紙・パルプの業界では日本製紙と並んで国内2強と言われています。また、海外売り上げ比率が25%を超えるなどグローバル化も進んでいる企業です。
ここからは、企業研究でチェックすべきポイントでの分類に沿って企業情報をご紹介していきます!
A. 企業の理念、雰囲気、文化など
企業理念、経営者の想いや会社の雰囲気・文化が大切だと考えている方は必見の項目です。
王子ホールディングスは経営理念として「革新的価値の創造」「未来と世界への貢献」「環境・社会との共生」の3つを掲げています。
(以下王子ホールディングスHPより引用)
革新的価値の創造:
社会の幅広い分野で価値観の変化を機敏に察知し、斬新な発想による「チャレンジングなモノづくり」を通じて、社会の潜在ニーズを充足する「革新的な価値」を提供してまいります。
未来と世界への貢献:
あらゆる国・地域・社会に「革新的な価値」を提供し、新しい未来を創造するグローバル企業であり続けます。
環境・社会との共生:
自然や地球とともに生き、そして繁栄しつづけるために、環境問題に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
近年、IT化やグローバル化などがますます加速しており経営環境の変化も変わりやすい時代になっています。そんな中で王子ホールディングスは、その時代のニーズを充足し、新しい未来を支えるものづくりと持続可能な社会の発展を目指しています。
歴史ある業界最大手の企業であり、残業や福利厚生など働き方に対する仕組みはしっかりしています。また、コンプライアンスや社会貢献も重視しており、事業としても社会に不可欠なものをつくって社会に貢献しているという点で理念と事業に一貫性が見られます。
堅実な社風でありつつ、海外事業も積極的に進めています。ちなみに王子ホールディングスの平均勤続年数は16.4年です。
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
「誰かの役に立つことがしたい」「企業として社会に貢献すべき」といった志向の方は押さえておきたい項目です。
社会に必要なものをつくって送り出しているという事業内容もそうですが、王子ホールディングスは地球環境に対する取り組みも積極的に推進し社会貢献性に重点を置いています。環境負荷を減らし、紙・パルプの製造に欠かせない森林の持続可能な経営をしていけるよう日々取り組んでいます。具体的には「環境行動目標2020」という2020年達成を目標とした様々な基準を設けています。
このような点は、就活の軸として社会貢献性が高く社会に必要とされることをしていきたいと考えている人には満足度が高いポイントかもしれません。
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
「どんどん成長したい」「若いうちから活躍したい」という志向の方であれば見ておきたい項目です。
あらゆる分野の専門家が社内にいるため適切なアドバイスを受けやすかったり、社内研修が充実していたりと、教育・研修の整った環境を求めている人には合っているかもしれません。
王子ホールディングスではグローバル人材育成研修も行っています。
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
「自分に合った働き方をしたい」「会社にどんな制度があるかが大事」という方はチェックしたい項目です。
住宅費補助があり、残業の申請も分刻みで、フレックスタイム制を導入しています。また出産休暇・育児休暇制度も整っています。
王子グループでは王子マネジメントオフィス株式会社にてグループ一括採用をしており、入社後に研修を行ってから王子グループの事業会社に配属となります。そのため、どこに配属されることになるかによって勤務地などは変わります。
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
「いい企業に勤めたい」「高い年収を目指したい」といった方は確認しておきたい項目です。
紙・パルプ業界国内トップで、かつ世界でも第4位という大手企業です。
有価証券報告書によると平成28年度の売上高は約1兆4398億円、経常利益は約511億円です。また、平均年収は約879万円、平均年齢は43.5歳です。
本社は東京都中央区に位置しています。
まとめ
ここまで王子ホールディングスについてザッと特徴やポイントをご紹介してきました。グループ一括採用なので、王子ホールディングスを志望していても必ず配属されるとは限りませんが、王子ホールディングスの持つ文化や理念は王子グループ全体に通じるところが多いようです。
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