Plan Do See
CONTENTS

A. 企業の理念、雰囲気、文化など
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
まとめ
ホテルやレストラン、ウェディングなど幅広くサービスの企画運営を行うほか、日本のおもてなしを世界に広げるためグローバルに展開しています。まだ設立から23年ですが、圧倒的な知名度や人気を誇る理由は、一つ一つにこだわり、オリジナルをとことん追求してきたからでしょう。
2017年度「働きがいのある会社」第3位にも選出されており、社員の長期的なキャリア形成やワークライフバランスの実現にも力を入れています。
ここからは、企業研究でチェックすべきポイントでの分類に沿って企業情報をご紹介していきます!
A. 企業の理念、雰囲気、文化など
企業理念、経営者の想いや会社の雰囲気・文化が大切だと考えている方は必見の項目です。
「日本のおもてなしを世界中の人々へ」というミッションのもと、「I am one of the customers」という行動指針を掲げています。お客様の気持ちになって考え、行動することが求められます。
また、「日本・世界の素敵な場所に、街の価値を上げ、関わる人すべてが誇りを持てる最高に心地のよい空間をつくり、進化させ続けていく」というビジョンにあるように、将来的に見据えているのは、世界進出の拡大や、商業施設やマンション等のプロデュースを通して心から住みたいと思える街を創造するというという視点です。
雰囲気としては、一人一人が互いを認め合い、学びあう社風があります。年齢関係なく発言できる、風通しが良くて明るい雰囲気がありますが、一方で体育会系でにぎやかな側面もあるようです。
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
「誰かの役に立つことがしたい」「企業として社会に貢献すべき」といった志向の方は押さえておきたい項目です。
ホテル・レストラン・ウェディングといった事業では、直接お客様と関わるので、その分やりがいが大きい仕事といえます。また、レストラン・旅館など歴史や由緒ある建物をリノベーション・アレンジして現代に蘇らせています。
現在は主要都市を中心に行っていますが、これによって街全体の価値が上がることは、地域活性化につながる事業といえるでしょう。
さらに、今まで培ったノウハウを生かし、企業向けに人材育成研修や組織コンサルティングの事業を行っており、「おもてなし」を様々な形で社会に広げています。
一方で今後日本を代表する会社へと成長していくにあたって、CSR(企業の社会的責任)やコンプライアンス(法令遵守)の意識はまだまだ課題があるようです。
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
「どんどん成長したい」「若いうちから活躍したい」という志向の方であれば見ておきたい項目です。
社員の平均年齢が31歳ということもあり、チャレンジできる、任せてもらえる環境があります。ベンチャーマインドがあり、新しいプロジェクトに2年目の若手が抜擢されることも。やる気や行動力があれば活躍できるといえるでしょう。
また、トップウェイターなど各部門のトップを決める「おもてなしコンペ」では年次にかかわらず優勝を狙うことができます。日々の成果を披露し、互いを高めあう場として年1回開催されています。
評価は年功序列ではありませんが、大きな昇給もそんなに見込めなさそう。半期に一度直属のマネージャーと面談をし、目標設定や振り返りを行っているので、自分の成長やキャリアを考えて仕事をすることができます。
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
「自分に合った働き方をしたい」「会社にどんな制度があるかが大事」という方はチェックしたい項目です。
新卒者に対しては社会人としての基礎研修が実施されますが、基本的には現場で学ぶことが求められます。先輩が教育係としてついてくれますが、場合によっては忙しくてなかなか質問できないという環境もあるようです。自ら積極的に動いて吸収できる人が成長できるといえるでしょう。
福利厚生は一般的なものは一通りそろっています。産休から復帰して活躍している女性も多くいますが、やはり職種によってはハードワークで、残業や休日出勤も行われているようです。
総合職とエリア職があり、総合職は全国転勤となります。東京・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡といった国内だけでなく、ニューヨーク・マイアミ・ロサンゼルス・バリ島が勤務地になることもあります。
実績として「働きがいのある会社」では初参加の2010年から8年連続でランクインしています。これは従業員と社員へのアンケートをもとに作成された世界共通のランキングです。どういった点に働きがいを感じるのか、実際に社員の方に聞いてみるといいかもしれません。
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
「いい企業に勤めたい」「高い年収を目指したい」といった方は確認しておきたい項目です。
特定の業界で高いシェアを誇っているわけではありませんが、多角的な事業展開の結果、売上高は280億(2016年12月現在)となっています。一時は上場を目指していたものの、それによって社員の方向性がバラバラになってしまいお客様の笑顔を失うことにつながってしまうと判断し、上場という目標をやめています。
平均年収は300万円程度。この業界においては特別低いというわけではありませんが、やはり高い年収は見込めません。会社としても、お金や待遇をモチベーションにするのではなく、やりたいことや夢、お客様の笑顔を大切にしています。
まとめ
さて、ここまでPlan Do Seeについてザッと特徴やポイントをご紹介してきましたが、企業に対する理解は深まったでしょうか?自分の軸を持った上で、Plan Do Seeが自分に合っているかどうかしっかり考えてみてくださいね。
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