JTB
CONTENTS

A. 企業の理念、雰囲気、文化など
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
まとめ
JTBは1963年に創業、今や旅行業界の中でも日本最大で、かつ世界的にも有数の事業規模となっています。ちなみに「JTB」は「Japan Travel Bureau」の頭文字をとっています。JTBは学生からの就職人気も非常に高い企業です。
近年は旅行関連事業で培ってきたノウハウを活用し、地域活性化事業や法人向けのソリューション事業など多角的な展開も積極的に行っています。
ここからは、企業研究でチェックすべきポイントでの分類に沿って企業情報をご紹介していきます!
A. 企業の理念、雰囲気、文化など
企業理念、経営者の想いや会社の雰囲気・文化が大切だと考えている方は必見の項目です。
JTBでは、「お客様の感動と喜びのために、JTBグループならではの商品・サービス・情報および仕組みをご提供し、地球を舞台にあらゆる交流を創造する」(JTB採用HPより引用 2018.6.20現在閉鎖)という考えのもとに、業務を通じてお客様への価値提供を行っています。
JTBのブランドスローガンは「感動のそばに、いつも。」で、お客様への「感動」の提供を図り、社員自身もコミュニケーションの中で生まれる「感動」を原動力として従事していることからも「感動」というワードに深い意味を見出していることが伺えます。人から感謝されること、人に感動を与えることに喜びを感じたり、それが原動力になったり、という人には合っている仕事内容・環境なのかもしれません。
また、JTBでは「採用」ではなく「求人」という表現を用いている点にも着目してみます。これは採用HPによると、企業が一方的に人を採っているのではなく、お互いが本気で人を求め合い納得してこそであるという考えによるものだそうです。また、JTBは単なる総合旅行業ではなく「交流文化事業」へ転換していくことを掲げています。
このような点から、JTBの根本の考え方や文化、思想が見えてくるのではないでしょうか。
B. 社会やお客さんに対する貢献の形
「誰かの役に立つことがしたい」「企業として社会に貢献すべき」といった志向の方は押さえておきたい項目です。
JTBでは旅行の企画や手配など、目の前の個人消費者に対して直接的に貢献する形での価値提供の機会が多いです。そのため、お客さんの役に立ちたい・直接感謝されることがやりがいになるという考えの方には良いお仕事かもれません。
とはいえ、旅行業に限った話ではありませんが、個人消費者向けの業務は時に時間外労働をせざるを得なくなることが少なくなかったり、突然のトラブルや臨機応変な対応を求められたりすることもありますので、良い面だけでなく大変な面についても目を向けて理解した上で仕事内容が合っていそうかどうか考えてみましょう。
そしてCSRの面では、JTBは「ジャパン・ツーリズム・アワード2015」において「UNWTO部門賞」を受賞しています。これはUNWTP世界観光倫理憲章を遵守し、自然環境の保護・文化遺産の価値向上・受入国や地域社会の有益な実践などさまざまな分野で長年観光産業や地域社会の発展に寄与してきたことが認められ、評価された結果です。
C. 成果主義・年功序列、昇進・教育、若手の活躍など
「どんどん成長したい」「若いうちから活躍したい」という志向の方であれば見ておきたい項目です。
JTBではグループ本社に所属して高度な専門性を経営戦略・グローバル戦略を舞台に発揮していきたい社員のための制度や、全国の店頭販売スタッフに向けた全社共通人財育成プログラムの推進のための社内認定資格を設けるなどしています。JTBでは「自律創造型社員」を目指すべき姿とし、そのための専門性の向上のため、そのような制度を設けています。
店舗での業務の場合は個人成績というよりもチームとしての業績が重視されるため、チームプレーで成果を出すという点で意識や仕事への姿勢が育ちやすいと言えます。
D. 研修教育の制度、福利厚生、残業、勤務地など
「自分に合った働き方をしたい」「会社にどんな制度があるかが大事」という方はチェックしたい項目です。
JTBグループにはJTBという企業が存在し、研修の提案などを行っています。その研修は「体験型」が多く、体験型研修プログラムを通じて社員一人一人が自ら考え、学ぶ機会を提供することで仕事に対する意識やモチベーションを造成することを目指すものとなっています。
研修プログラムの内容は事業で培ってきたノウハウやネットワークを活用したもので、グローバル化への対応力や異文化への柔軟性、顧客対応力などを強化します。
グループ企業にそのような研修のノウハウがあることもあり、JTBグループは社員への研修も積極的に行っています。世界を知るべき仕事なので、海外への派遣研修なども行うようです。
福利厚生に関しては、健康保険関連・企業年金・中央健康増進・共済組合の4つを柱としてJスクエアというJTBグループの総合福利厚生センターが稼働しています。
E. 業界内の位置付け、年収、オフィス環境など
「いい企業に勤めたい」「高い年収を目指したい」といった方は確認しておきたい項目です。
JTBは1963年に設立し、2017年3月時点でのグループ全体での従業員数は26,752名です。本社は品川にあります。平均年収は、給料BANKによると約550万円程度と推測されるようです。
学生からの就職人気企業であるものの、日本の平均年収は上回っているとはいえ、他の人気大手企業と比較すると少し水神は低いかもしれません(もちろん役職にもよりますが)。
まとめ
さて、ここまでJTBについてザッと特徴やポイントをご紹介してきましたが、企業に対する理解は深まったでしょうか?自分の軸をハッキリとさせた上で、JTBが自分に合っていそうかどうか、改めて考えてみてくださいね。
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