就活でどこにも受からない?不安を解消し、無い内定(NNT)を回避する方法

CONTENTS

どこも受からない、内定がない人に共通する特徴

無い内定の原因別でみる解決方法

①自己分析がうまくできていない

②研究不足

③自己PRが弱い

④志望動機が浅い

⑤選考企業が少なすぎるor多すぎる

⑥ハードルが高いものばかり選んでいる

「メンタル」が原因で無い内定になってしまう、原因と解決法

①結果は必ず振り返り、改善できる点を探す

②自分なりにルールを作る

まとめ

就職活動が本格的に始まると


  • 「友達が内定をもらったらしい」
  • 「どこも受からないかも…」

と不安に思う人も多いのではないでしょうか?


そして、そんなことを考え出すとますますマイナス思考になって最終的に「傷つくくらいだったら就活やりたくない!」と諦めてしまう就活生もいるようです。


確かに、一時的になかなか内定をもらえなくて辛い時間をすごす人もいますが、怖がって諦めてしまっては元も子もないというものです。


それにいま内定を持っておらず、踏ん張りどきの就活生もいままでの経験と少しのコツを活かせばこれからいくらでも巻き返せます


今回は皆さんの無い内定への怖さを少しでも減らし、就活成功のきっかけになるような情報をお伝えします!


どこも受からない、内定がない人に共通する特徴



まず、どの企業を受けてもなかなか内定をもらえない人に共通する特徴の傾向を掴み、それを自分のものと比較してみましょう。


下記に特徴の例を挙げましたので、確認してみてください。ただし、以下の例はあくまで傾向ですので鵜呑みにすることがないように注意しましょう。


  • □ 自己分析がうまくできておらず、自分を適切にアピールできていない
  • □ 企業研究が不十分でその業界や企業で働く知識が足りていない
  • □ 自信が極端に無く、自己PRがうまくできていない
  • □ 選考企業が多すぎる、あるいは少なすぎる
  • □ 目指す企業が実力とかけ離れている

無い内定の原因別でみる解決方法



それでは具体的に内定がもらえない原因を探っていきます。以下にあげたポイントを一つ一つ見直すことで、自分の問題点を考え改善してみましょう。


①自己分析がうまくできていない

自分をうまくアピールするにはまず自分をよく知ることが大切です。自分の長所や短所は何かといった性格を書き出してみたり、どのような経験をしてきたのかなどを時系列にしてまとめ整理したりして自分を把握しましょう。


自己分析は自分が本当にやりたいことや志望業界を決める上で一つの指針となりますので時間をかけて丁寧に行いましょう。ある程度時間をかけることで分析に深みが生まれ、面接でもスムーズに自分をアピールできます。


以下の関連ページでは自己分析に役立つ「マインドマップ」や発展的な「他己分析」の活用方法などが紹介されていますのでぜひチェックしてみてください。


自己分析に使える!就活におけるマインドマップの活用方法


他己分析のやり方は?就活でどう使う?自己分析だけじゃ足りない!


②研究不足

内定がもらえない原因の一つに対策不足が挙げられ、特に面接ではいかに対策したかが結果に現れるといえます。業界研究で業界全体の大まかな情勢を掴み、企業研究や職種研究を通じて自分にとって理想的な企業や職種を絞り込んでいきましょう。


企業研究ではその企業の最近の動向やビジネスモデル等を把握することで、面接官からの質問に対して実情を交えて話すことができるため効果的です。また、この部分で失敗してしまっている人は「質問にうまく答えられなかったな」と自覚症状がある場合が多いです。もし思い当たるようであれば以下を実践してみてください。


  • ・採用HPの事業紹介や企業理念、アニュアルレポートを読む
  • ・関連業界のニュース・新聞に目を通す
  • ・自己分析に基づいたアピール練習

【就活対策】受かる人の特徴は?面接中と準備はココに注目!


やる気はあるけれど対策不足の人は、なにかのきっかけでコツを掴むとトントン拍子にうまくいきます。ですから諦めず工夫を続けることが大切です。


③自己PRが弱い

就活では自分のことを面接官に売り込まなくてはいけません。周りの学生と比べてしまって行動力がない、コミュニケーション能力が足りない…などとそういった自分の悪い部分に目がいってしまうことも多いのではないでしょうか?


その不安を改善し、アピール上手になるためには二つの方法があります。


一つは欠点を補うような経験をすることです。行動力に不安があるなら、やって見たいことを書き出してチャレンジして見てもいいかもしれません。コミュニケーション能力に不安があるなら、塾の先生のバイトや接客業などをしてみるとお金も稼げて一石二鳥ですね!

 

もう一つの方法は捉え方を変える、ということです。長所は短所の裏返しです。例えば、


行動力がない→ひとつひとつの行動に慎重→じっくり考える深い思考力がある

コミュニケーション能力がない→周りがどう思うか考えてしまう→人の気持ちを感じ取る能力が高い


というように考えることもできます。また捉え方を変えた上で過去のエピソードを振り返ってください。自分が短所だと思っていたことが良い影響をもたらしているかもしれません。


自信が持てない人は、謙虚さがあるということでもあります。それは社会人としては大切な姿勢です。無理に自分自身のすべてを変えようとせず、少しずつでも自分の良いところを見れるようにしましょう!


【新卒向け】具体例から分析する相手を頷かせる自己PRのポイント


自己分析で「長所がない」と思ったときの簡単な見つけ方


④志望動機が浅い

能力面で思い当たる節がないとすれば志望動機が浅い(もしくは浅く見える)可能性があります。特に最終面接で落とされる人は志望動機が原因の可能性が高いです。


最終面接では、企業を良く知り、将来を見据える幹部があなたに質問します。そのため志望動機が熱意に欠けたり、目指す方向性が異なるとどれだけ優秀でも懸念を抱いてしまいます。


熱意のある志望動機を上手く伝える方法は、①志望動機が企業とマッチしていること、②そのうえで論理的に伝えることです。志望企業がマッチしているか否かは、そもそも自己分析や企業研究が足りていないことも考えられるため、そちらをみてください。エントリーシートや面接で相手に分かりやすく、自分の想いを伝える方法については以下の記事で紹介していますので参考に!


【新卒就活向け】採用担当者に伝わるES・履歴書の志望動機の書き方


⑤選考企業が少なすぎるor多すぎる

行きたい会社を絞り込みすぎていませんか?皆さん面接に落ちまくることは当然ですからがっかりする必要はありません。しかし、持ち駒が0にならないようにだけ注意してください。


エントリー期間を事前に確認し、ES提出の段階では「少し出しすぎかな」くらいでちょうど良いです。面接は数をこなしたほうが上手くなりますし、どうしてもの場合は辞退できます。


就活では平均何社受けるべき?選考を突破するエントリー数と面接数


⑥ハードルが高いものばかり選んでいる

就活生の人気企業は偏ります。また実力だけではなく運も大きく関係しています。そのなかで倍率が数十倍、数百倍の企業だけ受けるというのはリスクが大きいです。


第一志望が人気企業、ということは全く問題ありませんが志望業界の中でもベンチャーや中小企業などをいくつか見ておくことをおすすめします。


また就活が本格化する時期は大手に集中したいと思うのであれば、早めにインターンに参加するなどして一つ内定を得ておくと安心でしょう。


就活で大手に受からない、向いてないと思うときに確認したい原因と対策


「メンタル」が原因で無い内定になってしまう、原因と解決法


無い内定に陥る最大の要因としてメンタルの悪循環が挙げられます。


選考に落ちてしまうと自分の自信がなくなり、また落ちてしまうのではないかと不安になり、次の面接もうまくいかなくなるといった悪循環に陥ることがあります。感情的にネガティブな態度は面接官に見抜かれてしまい、マイナスになってしまうためできるだけメンタルを整えて面接に臨むことが求められます。以下にメンタルを正常に保ち、無い内定を回避するためのポイントをまとめましたので詳しくみていきましょう。


①結果は必ず振り返り、改善できる点を探す

落ちたことや面接で失敗した事実は受け止める必要があるのですが、「自分は落ちたからダメなんだ」、「今度も失敗する」といった感情は持つべきではありません。結果を冷静に受け止めるとともに、今後の選考については過去の選考と切り離して考えることが重要です。ネガティブな感情を引きずるのでは無く、事実を受け止めて次に活かすことを心がけましょう。


②自分なりにルールを作る

「選考結果を聞いてやる気をなくした」、「面接の次の日はやる気が出ない」など、感情に就活を左右されるとうまくいきません。機械的に日々のルーティンを作り、規則正しく活動することで無駄な時間を最小限にできます。例えば、「就活に使う時間を事前に決め、それ以外は自由に使う」など、行き当たりばったりな生活をやめることも結果につながるでしょう。


まとめ



就活生にとって、無い内定という言葉はとんでもない負のパワーワードですよね。 不安は尽きないと思いますが、「無い内定になってしまう多くの原因は適切な対策によって防げる」ということをお伝えしたいです。 


無い内定になってしまう方は以下のポイントをチェックして、その傾向を掴みましょう。


  • ・自己分析ができておらず、自己PRがうまくできない
  • ・企業研究や業界研究が足りていない
  • ・選考企業が多すぎる、あるいは少なすぎる
  • ・目指す企業が実力とかけ離れている

また、上記の傾向を掴み以下の対策を講じることで無い内定を回避しましょう!


  • ・結果を必ず振り返り、改善点を探す
  • ・自分なりのルールを作り、感情に振り回されない

特に思い当たる原因がないのに内定がとれないという人はもしかしたら知らないうちにメンタル面で疲れてしまっている可能性があります。ぜひ色々な方法を試して自分にあった解決法を見つけてくださいね!


また、就職活動は長期戦です。無い内定が怖い以外にもいろんな悩みが出てくるかもしれません。普段相談できる友達も同年代だと就活生。なかなか話しづらいということもありますよね…。


もし知り合い以外の誰かに悩みを打ち明けたいと思ったら、就活エージェントをいつでも頼ってください。私たちJobSpringでは どんな小さな悩みでも、キャリア相談のプロに無料で相談することができます。


また限られた時間でどのように就職活動を進めていくべきかについてもノウハウを共有しています。これからの面接対策をしたいという方、 今の内定先に納得していない方、さらには就職活動に行き詰まってしまった方もサポートをしているので、ぜひ一度面談にいらしてください!

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編集者

JobSpring Online編集部

後悔のない就活を応援するメディア「JobSpring Online」のメディア編集チーム。

構成メンバー: コンサルタント、人材業界マーケター、学生ライター、etc.

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